
(毎朝体調不良になるぐらい仕事に行きたくないなら、転職も検討しなくてはいけない)
仕事行きたくない…。こんなつらい職場もう辞めたい…。
このように毎日感じながら働いている新入社員の人は決して少なくありません。
もちろん、単純に「仕事がきつくてだるいなあ」程度の悩みなら問題はないでしょう。
↓しかし、以下のように感じるレベルならあなたは注意しなくてはなりません。
こんな症状が現れたら要注意
- 毎朝、出勤前に体調が悪くなってしまう。
- 週末はストレスから回復するために一日中ごろごろしている。自分のプライベートのために使える時間がほとんどない。
- 仕事中はいつも「怒られるのではないか」とビクビクしながら働いている
- 何もしていないのにいきなり涙が流れたことがある。
- 相談できる人がいない。相談しても「辞めるな」としかいわれない。
何に注意しないといけないか?というと、それは精神的な病=うつ病です。
若いあなたは「自分がうつ病なんて…」と大げさに感じることでしょう。
しかし、「仕事行きたくない」という気持ちが頭にこびりついて離れなくなるのは、うつ病の始まりであるケースが少なくないのです。
仕事行きたくない…と思いながら出勤し、嫌な気分で仕事をしていると、必然的にミスが増えます。
ミスが増えたら上司からまた理不尽にどなられ、まわりから冷たい目で見られる…。
そしてもっと仕事に行きたくなくなり、どんどん嫌な気分になっていく…。
この負のスパイラルを続けていると、あなたは職場でどんどん居場所がなくなっていきます。
「自分は毎日いったい何をやってるんだろう?」という人間としての存在理由にさえ悩むようになるでしょう。
最終的には精神的な苦しさに耐えられなくなり、無計画な状態で退職、そして無職ニートに…という転落をしてしまうことになってしまいます。
あなたが今、毎日「仕事行きたくない…」と悩みながら働いている新入社員なら、今すぐ真剣に転職について考え始めてください。
そのために具体的に何から始めたらいいのか?という方法を、この記事でお教えします。
この記事の目次
仕事に行きたくない…とモヤモヤしながら働いていると、結局退職して無職ニートで敗者になる人が少なくない

(精神的に辛くなり、無計画な退職をしてしまうと無職ニートにまっさかさま…)
私はこれまで企業の人事担当者として、350人以上の新入社員の人たちと関わってきました。
その経験からいうとなのですが、「仕事行きたくない…」と悩み始めた新入社員のほとんどが、その後3ヶ月〜5ヶ月程度の期間で退職していくのが現実です。
もちろん、中にはこれを超えて頑張れるようになる新入社員もいます。
しかし、ほとんどのケースが毎日モチベーションが上がらず、モヤモヤしながら働き、ずるずると退職していきます。
↓きっとあなたも、毎日こんな状況に耐えながら出勤しているのではないでしょうか?
こんな状況で働いてませんか?
- なんのためにやっているのかわからない仕事に、毎日8時間以上も奴隷のように取り組まないといけない…。
- ろくな新人教育もなく、まだ教えてもらってもいないことをいきなりやらされ、失敗したら怒られる…という理不尽な繰り返し。
- 毎日ぎゅうぎゅうづめの通勤電車に乗り、油だらけの汚いおっさんの体臭をかぎながら出勤し、会社に着いた頃にはもうクタクタ…。
- 職場には死んだ魚のような目で働く人ばかり。尊敬できる人・心を開ける人が一人もいない…
- 冷たい先輩・面倒を見てくれない上司・嫌味な同期・うっとうしい取引先…。
こうした状況でクタクタになりがなら働き、結局は心がポッキリと折れるようにして無計画に退職てしまう(そして無職ニートになる)という人をたくさん見てきました。
無職ニートになってしまった後から、転職活動をスタートするというのはものすごくむずかしいです。
企業は無職ニートの人を評価しません。
特に、数ヶ月以上もニート状態が続いている人は生活習慣も乱れていますし、社会人としての感覚がものすごくにぶっています。
さらには、無職ニートの状態というのは「少しでも早く内定を決めないと…!」という心理的なあせりが強いですから、劣悪な環境の求人でも応募してしまいがちです。
そうなると、ブラック企業に所属しながらさらにしんどい仕事をすることにもなりかねないのです。
それに加えて、心が折れて退職してしまった人は、社会や会社というものにネガティブな印象をひきづっています。
そのため、転職活動(=会社に戻っていく行動)にものすごい心理的な抵抗を感じてしまうのです。
「転職活動を始めるなら今の職場を退職する前」
あなたも一度は聞いたことがあるかと思いますが、これは転職活動における鉄則中の鉄則です。
↓ここで何が言いたいかというとこの3点です。
ポイント
- あなたが今苦痛を感じている職場にはさっさと別れを告げて問題ありません。20代の人の転職先ははいて捨てるほどあります。
- ただし、退職するならちゃんと次の職場を見つけてからです(在職中に転職活動を始めましょう)
- 苦痛を感じる職場にはさっさと別れを告げて、楽しく働き今より高い年収を得られる職場に移りましょう。
仕事行きたくない…と言いながら30代に突入してしまったら悲劇

(20代も後半になると、あなたが会社を辞めたくても簡単に辞められない状況になっていきます)
「仕事行きたくない…」と毎日モヤモヤしながら働いていたら、あなたはあっという間に30代になってしまいます。
大卒の人なら23歳〜24歳で社会に出て、「石の上にも三年…」で仕事をしているうちに26〜27歳。
この歳になってくると付き合っている彼女(あなたが女性ならあなた自身)も「そろそろ結婚を…」と考え始めます。
(同年代のまわりがどんどん結婚していきますので、必然的にあなたもあせり出します)
そうなると「このタイミングで仕事を辞めるなんて考えられない」ということでまた石の上にも三年…。
この時点であなたはもう29歳〜30歳のアラサーです…。
そうなってから仕事をもしやめたりしたら、どこからも採用してもらえ亡くなってしまう可能性が高いです。
家族や恋人からも冷たい目で見られながら、無職ニートで過ごす…なんて、あなたは絶対に嫌ですよね。
こうした最悪の状態で30代に突入してしまわないように、20代の今すぐ転職活動を始めることが大切です。
あなたが今20代なら「仕事行きたくない…」と感じ始めた段階で活動を始めよう

(20代の転職はハードルが低い。仕事行きたくない…と感じ始めた段階で行動を起こそう)
この記事を読まれているあなたはきっと、今20代の方ですよね?
それなら、「仕事行きたくない…」と苦痛を感じ始めた段階で、早めに転職活動を始めた方が良いです。
というのも、20代という時期は「どこの会社でも未経験から受け入れてくれる夢のようなタイミング」だからです。
このタイミングの人のことを「第二新卒」と呼ぶこともあります。
第二新卒の人は、若手の人手不足が深刻な企業側から見たら「のどから手が出るほど欲しい人材」なのです。
20代の転職はものすごくハードルが低い

(逆に、30代になると転職は一気に難しくなる)
あなたが30代に突入するとまったくこうはいきません。
企業側が30代の転職希望者に求めるものが、「今までどういう仕事をしてきたのか?」という「実績」に変わるからです。
20代の人というのは、はっきりいってしまえばみんな同じような実務経験しかありませんし、採用側もそんなことは期待していません。
企業側が20代の転職希望者に求めることは、以下のの3点だけです。
企業側が20代の人に求めること
- ①コミュニケーションをちゃんととれる人か?
- ②将来的に貢献してくれそうな人か?
- ③社会人としての最低限のマナーが身についているか?
どうでしょう?
この記事を読んでいるあなたなら、「この程度のことでいいの?」と感じるぐらい低いハードルじゃないでしょうか?
20代の転職で求められるハードルなんて、この程度のことなんです。
第二新卒として転職活動すれば大手から内定をもらえる可能性大

(第二新卒としての転職なら、新卒のときにはライバルが多くて挑戦できなかった大手から内定が出る可能性も)
しかも、入社して新人教育をすでに終えているあなたなら、第二新卒として転職活動することができます。
企業側も「第二新卒なら、まったくの一から社会人教育をする必要がない」と考えます。
必然的に、新人教育にかけるコストを下げられますから、新卒の時にはとても挑戦できなかったような大手企業から内定をもらうことも不可能ではないです。
日本の大手企業というのは新卒でかなりたくさんの人数を採用します。
しかし、その中から退職を申し出る新入社員も少なからずいます。
そうした新入社員を補充するために第二新卒を採用するというニーズは常にあります。
第二新卒としてなら、大手企業からも採用される可能性は非常に高いのです。
(しかも、あなたは新卒の時と比べて、はるかにライバルが少ない状況で戦うことができます)
新卒の就活がうまくいかなかった人も、第二新卒として大手に採用を決めることができれば、まわりを見返すことができるでしょう。
まずは「世の中にはどんな仕事があって、みんなどのぐらい稼いでいるのか?」を知るところから

(あなたとまったくおなじ職歴なのに、100万円以上高い年収を稼いでいる20代もいる)
とはいっても、いきなり転職なんていわれてもなかなかイメージがわかない人がほとんどでしょう。
そういう方は、まずは無料で使える転職サイトに登録されている求人をいろいろとチェックしてみることをおすすめします。
あなたはもう学生の就活生ではありません。
社会人になり、会社ではどういう人たちが働いていて、自分にはどんな仕事が向いているのか?ということが、ぼんやりとではあっても見えてきていることでしょう。
ひょっとしたら、
「自分は営業が得意だと思っていたけど、実際にやってみたら苦痛しかなかった」
「事務職につきたいと思っていたけれど、実際にやってみたら職場の人間関係につきあわされるのにこりごりだった」
などなど、意外なミスマッチを経験した方もいらっしゃるかもしれません。
そうした経験は、ぜひ転職活動に活かしましょう。
こうした「ナマの経験」から仕事を選ぶようにすれば、次の職場ではミスマッチになってしまう可能性はぐっと下げることができます。
福利厚生はしっかりチェックしよう

(まずは落ち着いて転職サイトに登録されている求人情報をチェックしてみましょう)
転職サイトをのぞくと、初年度の年収から年間休日の日数、残業の時間数といったことが細かく記載されています。
↓求人情報を見るときには、以下のようなことを考えながら、「今の職場と比較」という視点でチェックしていくと良いでしょう。
今の職場と比較しながら求人を見る
- あなたが今、職場のどんなことに不満を感じているか?
- その不満を解消するには、会社側がどういう待遇を用意してくれれば良いか?(残業時間?年収?仕事内容?)
- 今のあなたと同じ状況の人が、どのぐらいのお給料を稼いでいるのか?
今の職場の残業時間や給料に不満がある方は、求人で表示されている情報は要チェックです。
転職に成功すれば、「今までよりも働いている時間は短いのに、年収は100万円もアップした」というような状況も普通に生まれます。
(今までの仕事はなんだったんだ?と感じるかもしれません)
特に、今あなたがブラック企業に勤めている新入社員であるならなおさらです。
少しでも早いタイミングで転職活動を始めて、待遇改善を自ら求めていかなくてはなりません。
企業側は年齢的に若い人ほど歓迎してくれます。
転職さえすればバラ色の未来が開ける…というほど甘くはないけれど

(あなたは学生の就活生とは違います。仕事選びの判断は実体験に基づいて正確に行えます)
もちろん、転職さえすればバラ色の未来が開ける…!なんて甘いことは私は言いません。
しかし、この記事を読んでいるあなたはきっと真剣に将来のことを考えているまじめな方でしょう。
自分自身の適性はなんなのか?どういう仕事に向いているのか?ということをじっくりと考えてみてください。
すでに社会に出た経験を持つあなたは、学生の就活レベルとは全く違います。
実体験に基づいて「自分に向いている仕事、向かない仕事」のイメージが持てているからです。
今のあなたなら、学生の時と比べるとはるかに客観的な視点で仕事を見つけることが可能となっているはずです。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
転職サイトは今すぐ転職する気がない人も気軽に使うことができますよ。
マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
マイナビエージェントは個人的に最もおすすめな転職サイトです。
未経験から高年収を目指せる求人から、
実務経験者限定のクローズド求人まで、
好条件なホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
無料で使える鉄板の大手転職サイトなので、転職活動が初めてな人も安心です。
転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
あなたにマッチする求人が出てくるたびにメール自動通知してもらうえます。
気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

転職サイトは完全無料で使うことができます。
いつでも利用をやめられますし、
変な連絡が来ることもないのでリスクはゼロです。
今すぐは転職できない人も、転職サイトを活用して情報収集から始めましょう。
転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
情報リサーチといえば新聞をまずイメージしますよね。
ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
転職サイトを見るようにした方がよっぽど年収アップにつながりますよ。
実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

転職サイトで希望条件を入力しておくと、マッチする求人が自動的に情報として入ってくるので情報感度が高くなるんですよね。
最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
チャンスがめぐってきたらすぐに行動を起こせるようにしておくのが大切です。
転職サイトを使った情報リサーチのやり方
\ 高年収な求人多数あり!/
転職サイトに無料登録すると、
↓こんな感じで最新の求人情報にいつでもアクセスできるようになります。

↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。