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家族経営の会社で働くのは最悪?実体験者が教える4つのメリットと7つのデメリット

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家族経営の会社

(家族経営の会社で働くことのメリットやデメリットについて、実体験からお教えします)

  • 家族経営の会社ってやっぱりブラック企業の可能性が高い?
  • 家族経営の会社で働くメリット・デメリットは?
  • 家族経営の会社で実際に働いてみたらどんな感じ?

「家族経営の会社」というと、なんだかアットホームで働きやすいイメージがありますよね。

一方で、ワンマン経営者やブラックな雇用環境というネガティブなイメージがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、実際に家族経営の会社で3年ほど働いたことがある私の実体験から、

家族経営の会社で働くメリットとデメリットについて解説します。

転職活動中の方はぜひ参考にしてみてください。

家族経営の会社で働くメリット

家族経営の会社で働くことには、以下のようなことがメリットとしてあげられます。

家族経営の会社で働くメリット

  • ①会社の創業者と非常に近い距離で働ける
  • ②アットホームな雰囲気で働ける
  • ③経営者に気に入られれば待遇が良くなる
  • ④2代目・3代目の社長と仲良くしておくと良いことがあるかも

それぞれのメリットについて順番に解説します。

①会社の創業者と非常に近い距離で働ける

家族経営の会社で働く1番のメリットはこれだと思います。

ある程度の規模の会社だと、会社の経営者と話をする機会なんてほとんどありませんし、

一緒のフロアで仕事をすることなんて通常考えにくいですよね。

この点、家族経営の会社では普通に経営者と一緒に仕事をするケースが多いです。

経営者が担当している顧問先に一緒について行って、経営者目線で営業をかけている場面所を見たりすると、

やっぱり会社を経営している人はすごいな、と思える部分が多いです。

特に、将来的に独立して自分で起業したいと考えているような方は、

家族経営の会社で経営者の近くで仕事を経験するのは非常に良い勉強になると思いますよ。

②アットホームな雰囲気で働ける

家族経営の会社というのは、文字通り経営者の家族が従業員として働いているケースが多いです。

必然的に会社内の雰囲気もアットホームになることが多いですね。

ただ、これがメリットとなるか、デメリットになるはあなたの性格しだいというと部分が大きいです。

家族ぐるみでの付き合いや行事が好きだ、という人は家族経営の会社のこうした面はメリットになるでしょう。

一方で、仕事とプライベートはできるだけ分けたい、という考えの方は、家族経営の会社のアットホームな面はむしろ苦痛と感じる可能性があります。

③経営者に気に入られれば待遇が良くなる

家族経営の会社は、良くも悪くも経営者がほとんどのことを自分で決めています。

従業員の待遇や給与も同じです。

もちろん、家族経営の会社といえども労働法の適用がありますから、

ある日いきなりクビにされる…。というようなことはさすがにありません。

しかし、経営者にたてついたばかりにほされてしまったり、実質的に退職せざるを得ない窓際族にされてしまうようなケースは普通にあります。

心から尊敬できるような経営者が経営している会社ならいいですが、なかなかそう良い環境の会社はないというのが実際のところだと思います。

④2代目・3代目の社長と仲良くしておくと良いことがあるかも

家族経営の会社の特徴は、将来の経営者が、現在の経営者の家族から選ばれる可能性が極めて高いという点です。

簡単にいえば、「次の社長」は現在の社長の息子になる可能性が高いということですね。

「次の社長」は経営のバトンタッチを受ける前は普通に従業員として働いて修行することが多いですから、

その時点から将来の社長になる人と仲良くしておけば、将来的に幹部社員としてもらえる可能性があります。

私が実際に働いた会社でも、2代目経営者のまわりを固めている幹部社員は、

その2代目経営者が従業員だった時代から仲の良かった同年輩の社員でした。

ただし、後継者候補が2人以上いるようなケースでは、派閥争いに巻き込まれるようなこともあり得ますから注意が必要です。

家族経営の会社で働くデメリット

ここまでは家族経営の会社で働くメリットについてみてきました。

一方で、家族経営の会社で働くことには、以下のようなデメリットがあることも知っておきましょう。

家族経営の会社で働くデメリット

  • ①とにかくあらゆる基準があいまい
  • ②謎の会社行事がたくさんある
  • ③仕事に関係のない経営者家族への気遣いが必要
  • ④能力よりも社内の人間関係で待遇や役職が決まる
  • ⑤経営者の健康状態が経営に直接的な影響を与える
  • ⑥会社が利益を出しても経営者家族への分配が優先される
  • ⑦家族経営の会社で働いたキャリアがまともに評価されない可能性がある

こちらも順番に解説していきます。

①とにかくあらゆる基準があいまい

メリットの部分で解説したことと共通する部分でもあるのですが、家族経営の会社というのは何をするにも基準があいまいです。

理由は簡単で、会社内のほとんどのルールを経営者の一存で決めているからです。

例えば、給与や役職の昇進ルールについても経営者にどのように評価されるか?で決まる部分が大きいですし、

どこまでの飲食費を接待費として認めるか?や、有給休暇をどのぐらいとるか?といったことも、経営者の許可が出るかどうかでほとんどが決まります。

うまくやればおいしい思いをできる可能性もありますが、基本的にはこういうルーズな環境で働くことは、

一従業員としてデメリットとなるケースが多いと言えるでしょう。

(どれだけ頑張ったらどれだけの報酬があるか?ということが明確になっている方が従業員としては働きやすいです)

②謎の会社行事がたくさんある

家族経営の会社というのは、謎の会社行事が多いです。

私が務めていた会社の場合には、経営者も従業員も家族を連れて年に1回山登りに行くとか、

他にも社内旅行でなぜか相撲をみに行く…というような謎の行事がたくさんありましたね。

あと、私が務めていた会社では社外のセミナーに参加させられる頻度が異常に多かったです。

経営者がそのセミナー主催者のファンだったり友達だったりすると、

付き合いを維持するために自社の従業員を大量にセミナー参加させる…というようなケースも考えられます。

こうした行事のほとんどは経営者の趣味で決まるので、あなたの好み次第では楽しめるかもしれません。

しかし、仕事とプライベートを明確に分けて働きたい方の場合には、この面でもしんどくなってくる可能性が高いでしょう。

③仕事に関係のない経営者家族への気遣いが必要

家族経営の会社では、社長の家族(奥さんや子供など)が重要なポストで働いているケースが少なくありません。

一番多いのは社長の奥さんが経理財務の仕事を一手に握っているケースですね。

会社のお金の扱いというのは基本的には外に見せたくないものですから、社長は身内に任せたくなるものなのです。

私が務めていた家族経営の会社では、社長の奥さんが経理担当者で息子が経営者、娘も事務…という状態でした。

必然的に従業員はよその家にお邪魔するような感じで仕事をすることになりますので、なんだか居心地が良くないんですよね。

(仕事中に社長の娘の子供が遊びにきて騒いでいたりする)

家族ぐるみの付き合い、といったような人間関係の築き方が上手な方はいいかもしれませんが、私はかなり苦痛を感じながら働いていました。

④能力よりも社内の人間関係で待遇や役職が決まる

すでに何度かみていますが、家族経営の会社では経営者である社長の一存でほとんどのことが決まります。

従業員の待遇や役職はもっとも重要な経営判断ですから、これも経営者が独断で決めるケースが多いでしょう。

家族経営の会社では、どんなに仕事で結果を出したとしても経営者家族に嫌われたら終わりです。

逆に、あなたが能力的にはいまいちだったとしても、うまく社長家族に取り入ることができればトントン拍子で出世する…というようなことも考えられるでしょう。

ただ、能力主義でなく縁故主義で人事を決めるような会社は遅かれ早かれ衰退していく可能性が高いことは理解しておきましょう。

⑤経営者の健康状態が経営に直接的な影響を与える

家族経営の会社では、社長の健康状態が会社の経営に非常に大きな影響を与えます。

具体的にいうと、社長個人が会社の借金の保証人になっていることが多いですから、

社長の健康状態が悪化したような時には、会社にお金を貸している銀行が融資をしなくなるようなケースがあるのです。

経営者が病気になったようなケースに限らず、事故にあっていきなり亡くなってしまったようなケースでは悲惨です。

家族従業員には会社を支える能力も気概もないのが普通ですから、高い確率で会社は倒産することになるでしょう(従業員はもちろん失業です)

⑥会社が利益を出しても経営者家族への分配が優先される

これも深刻な問題ですが、会社の経営者というのは、

多かれ少なかれ「会社を大きくしたのは自分」という意識を持っているものです。

必然的に「会社が出した利益は経営者である自分のもの」という意識を持っているケースが多いですから、

従業員の努力によって会社が業績をアップさせたのにも関わらず、従業員にボーナス等で還元することなく、

儲けを経営者が独占してしまうようなことも少なくありません。

また、経営者が家族従業員を雇っている目的そのものが、税金対策であることも多いです。

日本の所得税は収入が多ければ多いほど税金負担も大きくなる仕組み(累進課税と言います)になっていますから、

それを避ける目的で社長の奥さんや子供が従業員になっていることが多いのです。

こういうケースでは、会社が出した利益をろくに仕事をしていない家族従業員に優先的に分配するようなことも考えられるのです。

⑦家族経営の会社で働いたキャリアがまともに評価されない可能性がある

ひょっとするとこれが一番重要かもしれませんが、あなたが家族経営で働いたという実績は、

将来的に転職を考える場合に、転職市場で評価されない可能性があります。

というのも、上で見てきたように家族経営の会社ではすべてが経営者の一存で決まっているからです。

なので、あなたが職務経歴書などで「私はこれだけの結果を出してきました」というアピールをしたとしても、

転職先の企業の採用担当者は、

「結果を出したと言っても家族経営の会社ででしょ?社長と仲が良かったからうまくいったんじゃないの?」

という評価をしてくる可能性があるのです。

(実はこれ、私が実際に転職活動の面接で言われたことです。家族経営の会社で働いていたときの職務経歴はまともに評価してもらうことができませんでした)

長期的なキャリア構築という意味でも、家族経営の会社で働くことはリスクになってしまう可能性があることには注意しておくべきでしょう。

まとめ:私は基本的に家族経営の会社はおすすめしません

今回は、家族経営の会社で働くメリットとデメリットについて解説しました。

結論的には、私は「よっぽど他に採用してくれるところがない場合をのぞいて、家族経営の会社は避けたほうが良い」というアドバイスをすることが多いです。

理由は本文で詳しく説明した通り、家族経営の会社の特徴である不安定さや、長期的な目線に立った場合のキャリア構築として、不利に働く可能性があるためです。

(どんなに実績を出している人でも、「しょせんは家族経営の会社でしょ?」という評価をされてしまう可能性があります)

家族経営の会社では、経営者層との距離が近い環境で働けるというメリットはありますから、

こういう面を重視して転職活動している方は、家族経営の会社を選択肢に入れていることもあるでしょう。

その場合にもブラック企業に間違って応募してしまわないように、応募する求人を選ぶ際に注意が必要であることは理解しておいてください。

↓※ブラック企業を避け、優良なホワイト企業に転職するための具体的な方法ついては、こちらを参考にしてみてください。

「今の仕事は嫌だけど、転職活動するのはめんどくさい」という人もやっておくべきこと

  • 本当にやりたい仕事は今の仕事じゃない
  • 今の仕事は生活のためにしょうがなくやっている
  • 新しい職場に移るなんてめんどくさい…
  • 不満はあるけど、今の職場はまだマシな方

↑おそらく世の中の8割以上の人は、こんな感じで毎日の仕事に取り組んでいると思います(私もそうでした)

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

しかし、「今すぐ転職するつもりはない」という方も、転職サイトへの登録だけはやっておくことをおすすめします。

転職サイトに登録しておくと、あなたの年齢や経験にマッチした求人情報が、毎日ニュースのような形で届きます。

そういう情報の中から「これいいかも」というものをストックしておくだけでも、「どうしても今の仕事が苦痛になったら、転職という手もある」という選択肢を持つことができるようになるからです。

選択肢を持っておくことの重要性

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