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仕事の悩み

家族経営の会社で働くのは最悪?4つのメリットと7つのデメリット

  • 家族経営の会社にはブラック企業が多い?
  • 家族経営の会社で働くメリット・デメリットは?

家族経営の会社というと、なんだかアットホームなイメージがありますよね。

父親的な社長がいて、経営者の息子が2代目社長、従業員を家族のように扱う」といったような、テレビドラマに出てきそうな雰囲気です。

一方で、家族経営の会社はブラック企業になりやすいともいえます。

なぜかというと、良くも悪くも経営者がすべてのことに決定権を持っているからです。

ある程度の規模以上の会社では、経営者の他に監査役といわれるチェック役がいたり、労働組合などの従業員側の組織があったりしますが、家族経営の会社ではこういうことはほぼありません。

以下では、家族経営の会社で働くメリットとデメリットについて具体的に解説します。

現在転職活動中の方や、家族経営の会社に入社したばかりで「このままでいいのかな…?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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家族経営の会社で働くメリット4つ

家族経営の会社

(家族経営の会社で働くメリットとは?)

↓家族経営の会社で働く場合、以下のようなことがメリットとしてあげられます。

家族経営の会社で働くメリット

  1. 会社の創業者と非常に近い距離で働ける
  2. アットホームな雰囲気で働ける
  3. 経営者に気に入られれば待遇が良くなる
  4. 2代目・3代目の社長と仲良くしておくと良いことがあるかも

ごく大まかにいうと、会社の人とも家族ぐるみの付き合いをするような環境で働きたい人には、家族経営の会社はおすすめです。

それぞれのメリットについてくわしく解説します。

>>家族経営の会社で働くデメリットはこちら

【メリット①】会社の創業者と非常に近い距離で働ける

家族経営の会社で働く1番のメリットはこれだと思います。

ある程度の規模の会社だと、会社の経営者と話をする機会なんてほとんどありませんし、一緒のフロアで仕事をすることなんて通常考えにくいですよね。

この点、家族経営の会社では普通に経営者と一緒に仕事をするケースが多いです。

取引先に経営者と一緒に行って、経営者が自ら営業をかけている場面なんかもよく見かけることになります(いわゆる社長営業というやつですね)

こういった場面に遭遇すると、「やっぱり会社を経営している人はすごいな」と思える部分が多いです。

どんなに優秀な営業マンでも、長年にわたって会社を経営し、利益を出している経営者にはかないません。

そういった経営者の姿を間近でみながら働くことは、あなた自身の成長につながるでしょう。

特に、将来的に独立して自分で起業したいと考えているような方は、家族経営の会社で、経営者の近くで仕事を経験するのは非常に良い勉強になると思いますよ。

【メリット②】アットホームな雰囲気で働ける

家族経営の会社というのは、文字通り「経営者の家族」が従業員として働いているケースが多いです。

必然的に会社内の雰囲気もアットホームになることが多いですね。

例えば、私が勤めていた家族経営の会社では、社長の妹さんの子供たちが夕方になると「ただいまー!」といって小学校から帰ってきていました。

それを従業員みんなで「おかえり!」と迎えてあげるのですが、なんとも温かい気持ちになったものです。

ただ、これがメリットとなるか、デメリットになるはあなたの性格しだいでしょう。

家族ぐるみでの付き合いや行事が好きだ、という人は家族経営の会社のこうした面はメリットになると思います。

一方で、「仕事とプライベートはできるだけ分けたい」という考えの方は、家族経営の会社のアットホームな面はむしろ苦痛と感じるかもしれません。

【メリット③】経営者に気に入られれば待遇が良くなる

家族経営の会社は、良くも悪くも経営者がほとんどのことを自分で決めています。

これは、従業員の待遇や給与についても同じです。

経営者に気に入られれば、ボーナスをもらえたり、固定給がいきなりあがったりということが普通にありますね。

逆に、家族経営の会社で経営者に嫌われたら悲惨です。

経営者にたてついたばかりにほされてしまったり、マドギワ族にされてしまうようなケースがあります。

もちろん、家族経営の会社といえども労働法の適用がありますから「ある日いきなりクビにされる」というようなことはさすがにありませんが、実質的には会社にいられないような状況になってしまうことはありえますね。

心から尊敬できるような人格者の経営者が経営している会社ならいいです。

しかし、なかなかそういった良い環境の家族経営の会社はないというのが実際のところだと思います。

【メリット④】2代目・3代目の社長と仲良くしておくと良いことがあるかも

家族経営の会社の特徴として、「将来の経営者が、現在の経営者の家族から選ばれる可能性が極めて高い」という点も挙げられます。

簡単にいえば、「次の社長」は現在の社長の息子などの親族になる可能性が高いということですね。

「次の社長」は経営のバトンタッチを受ける前は、普通の従業員として、社員たちにまじって働いて修行することが多いのです。

その時点から将来の社長になる人と仲良くしておけば、将来的に幹部社員としてもらえる可能性があります。

私が実際に働いた会社でも、2代目経営者のまわりを固めている幹部社員は、その2代目経営者が従業員だった時代から仲の良かった同年輩の社員でした。

ただし、後継者候補が2人以上いるようなケースでは、派閥争いに巻き込まれるようなこともあり得ますから注意が必要です。

家族経営の会社で働くデメリット7つ

家族経営の会社

(家族経営の会社で働くデメリットとは?)

ここまでは家族経営の会社で働くメリットについてみてきました。

↓その一方で、家族経営の会社で働くことには、以下のようなデメリットがあることも知っておきましょう。

家族経営の会社で働くデメリット

  1. とにかくあらゆる基準があいまい
  2. 謎の会社行事がたくさんある
  3. 仕事に関係のない経営者家族への気遣いが必要
  4. 能力よりも社内の人間関係で待遇や役職が決まる
  5. 経営者の健康状態が経営に直接的な影響を与える
  6. 会社が利益を出しても経営者家族への分配が優先される
  7. 家族経営の会社で働いたキャリアは、別の会社ではまともに評価されない可能性がある

仕事をきちんとビジネスとしてやりたい、プライベートと仕事はきっちり分けたいという方は、家族経営の会社で働くのは避けた方が良いでしょう。

家族経営の会社で働くデメリットについて、順番に解説していきます。

>>いま働いている会社を抜け出したい人へ

【デメリット①】とにかくあらゆる基準があいまい

家族経営の会社というのは、何をするにも基準があいまいです。

その理由は簡単で、会社内のほとんどのルールを経営者の一存で決めているからです。

例えば、給与や役職の昇進ルールについても「経営者にどのように評価されるか?」で決まる部分が大きいです。

「どこまでの飲食費を接待費として認めるか?」や、「有給休暇を誰がどのぐらいとるか?」といったことも、経営者の許可が出るかどうかでほとんどが決まります。

うまくやればおいしい思いをできる可能性もありますが、基本的にはこういうルーズな環境で働くことは、一従業員としてデメリットとなるケースが多いと言えるでしょう。

どれだけ頑張ったらどれだけの報酬があるかが明確になっている方が、従業員として働きやすい環境であることは間違いありません。

【デメリット②】謎の会社行事がたくさんある

家族経営の会社というのは、謎の会社行事が多いです。

私が務めていた会社の場合には、「経営者も従業員も家族を連れて年に1回山登りに行く」とか、「社内旅行でなぜか相撲をみに行く」というような謎の行事がたくさんありましたね。

あと、私が務めていた会社では社外のセミナーに参加させられる頻度が異常に多かったです。

中小企業の経営者というのは、なぜか謎の自己啓発セミナーにはまりやすい傾向があります。

(孤独な立場で難しい決断をたくさんしないといけないことから、何か心の拠り所がほしくなるのかもしれません)

経営者がそのセミナー主催者のファンだったり友達だったりすると、自社の従業員を大量にセミナー参加させる…というようなケースも考えられます。

こうした行事のほとんどは経営者の趣味で決まるので、あなたの好み次第では楽しめるかもしれません。

しかし、仕事とプライベートを明確に分けて働きたい人の場合には、この面でもしんどくなってくる可能性が高いでしょう。

【デメリット③】仕事に関係のない経営者家族への気遣いが必要

家族経営の会社では、社長の家族(奥さんや子供など)が重要なポストで働いているケースが少なくありません。

一番多いのは社長の奥さんが経理財務の仕事を一手に握っているケースですね。

会社のお金の扱いというのは基本的には外に見せたくないものですから、社長は身内に任せたくなるものなのです。

私が務めていた家族経営の会社では、社長の奥さんが経理担当者で息子が経営者、娘も事務…という状態でした。

必然的に従業員はよその家にお邪魔するような感じで仕事をすることになりますので、なんだか居心地が良くないんですよね。

家族ぐるみの付き合い、といったような人間関係の築き方が上手な方はいいかもしれませんが、私はかなり苦痛を感じながら働いていました。

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【デメリット④】能力よりも社内の人間関係で待遇や役職が決まる

繰り返しになりますが、家族経営の会社では経営者である社長の一存でほとんどのことが決まります。

従業員の待遇や役職はもっとも重要な経営判断ですから、これも経営者が独断で決めるケースが多いでしょう。

家族経営の会社では、どんなに仕事で結果を出したとしても経営者家族に嫌われたら終わりです。

逆に、あなたが能力的にはいまいちだったとしても、うまく社長家族に取り入ることができればトントン拍子で出世する…というようなことも考えられるでしょう。

ただ、能力主義でなく縁故主義で人事を決めるような会社は遅かれ早かれ衰退していく可能性が高いことは理解しておきましょう。

【デメリット⑤】経営者の健康状態が経営に直接的な影響を与える

家族経営の会社では、社長の健康状態が会社の経営に非常に大きな影響を与えます。

具体的にいうと、社長個人が会社の借金の保証人になっていることが多いです。

そのため、社長の健康状態が悪化したような時には、会社にお金を貸している銀行が融資をしなくなるようなケースがあるのです。

経営者が病気になったようなケースに限らず、事故にあっていきなり亡くなってしまったようなケースでは悲惨です。

家族従業員には会社を支える能力も気概もないのが普通ですから、高い確率で会社は倒産することになるでしょう(従業員はもちろん失業です)

【デメリット⑥】会社が利益を出しても経営者家族への分配が優先される

会社の経営者というのは、多かれ少なかれ「会社を大きくしたのは自分」という意識を持っているものです。

必然的に「会社が出した利益は経営者である自分のもの」という意識を持っているケースが多いです。

そのため、従業員の努力というのは軽視されがちです。

会社に多額の利益が出たような時にも、従業員にボーナス等で還元することなく、利益は経営者家族が独占してしまうようなことも少なくありません。

また、経営者が家族従業員を雇っている目的そのものが、税金対策であることも多いです。

日本の所得税は収入が多ければ多いほど税金負担も大きくなる仕組み(累進課税と言います)になっています。

多額の税金をかけられるのを避ける目的で、社長の奥さんや子供が従業員になっていることが多いのです。

こういうケースでは、せっかく従業員が苦労して出した会社の利益を、ろくに仕事をしていない家族従業員にも分配するようなことも考えられます。

【デメリット⑦】家族経営の会社で働いたキャリアは、別の会社ではまともに評価されない可能性がある

最後になりますが、ひょっとするとこれが一番重要なことかもしれません。

あなたが家族経営で働いたという実績は、転職先の人事担当者にろくに評価されない可能性があります。

というのも、上で見てきたように家族経営の会社ではすべてが経営者の一存で決まっているからです。

なので、あなたが職務経歴書などで「私はこれだけの結果を出してきました」というアピールをしたとしても、

転職先の企業の採用担当者は、

「結果を出したと言っても家族経営の会社ででしょ?たまたま社長と仲が良かったからうまくいったんじゃないの?」

という評価をしてくる可能性があるのです。

(実はこれ、私が実際に転職活動の面接で言われたことです。家族経営の会社で働いていたときの職務経歴はまともに評価してもらうことができませんでした)

長期的なキャリア構築という意味でも、家族経営の会社で働くことはリスクになってしまう可能性があることには注意しておくべきでしょう。

まとめると、「どうしてもアットホームな雰囲気の職場で働きたい」という方をのぞいて、家族経営の会社は転職先として避けたほうが良いです。

「家族経営の会社」という名前の単なるブラック企業に間違って応募してしまわないように、求人を選ぶ際には注意が必要であることは理解しておいてください。

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