- まだ1年目の新入社員だけどもう辞めたいと感じている…。
- 新卒で入社した会社が辛いことばかりで自分の性格に合っているとは思えない。
- 毎朝、出勤前には体調が悪くなる。月曜日の朝なんて最悪。
- 職場の人たちにどうしてもなじめない。
- 親や友人からは「石の上の三年」といわれる。誰にも相談できなくてつらい…。
↑このような理由で、入社半年でもう仕事を辞めたいと感じてしまっている方は少なくないと思います。
私自身、新卒で入社した金融機関をたった半年で辞めた経験があります。
学生時代は「金融機関から内定をもらえた」ということで、正直に言ってまわりに優越感を持っていたんです。
ですが、実際に入社してみたら地獄でした。
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この記事の目次
「新入社員だけど仕事辞めたい…」入社半年で退職した私の体験談

(入社半年で新卒で会社を辞めた私の体験談)
私が入社した金融機関というのは、業界では中堅規模の証券会社です。
中堅規模とはいっても、金融機関という花形職種ですから、お給料も良かったです。
しかし、実際に担当する仕事は「個人宅にかたっぱしからインターホンを押して、新規開拓をしてくる仕事」です。
これは本当にキツかった。
真夏の炎天下の中、原チャリで普通の家を1件ずつまわって、「株式取引始めてみませんか?」と提案するのが私の仕事です。
クソ暑い日にこんな奴に自宅にこられても、「それじゃぜひ…」なんてなるわけないですよね。
人格を否定されるような暴言を吐かれて追い返されたこともあります。
今から考えたら新人の根性をつけるための「しごき」だったんじゃないかと思っていますが、並の精神力の人間が耐えられるものではありませんでした。
学んだことは、「人にはどうしても合わない仕事がある」ということ
うつ病寸前の状態までなった私は、結局半年で仕事を辞めるという選択をしました。
新規開拓の営業職の仕事は私には苦痛でしかありませんでした。
その後にはまったく別業種の会社に転職し、30代の現在までずっとその仕事をしています。
この経験から学んだことは、「人にはどうしても合わない仕事がある」ということです。
新卒で入った会社をたったの半年で辞めた私でも、その次に転職した仕事では10年以上のキャリアを築くことができています。
ちゃんと「自分の性格に合った仕事」につくことができれば、私のように根気がない人間でも、ちゃんと仕事でパフォーマンスを上げていくことはできるんです。
重要なことは「自分の性格に合っている」と思える仕事に出会うことだけ
きっとあなたは、入社半年で仕事を辞めたら「あいつは根気がない奴」というレッテルを貼られて、働ける場所がなくなってしまうかも…と不安を感じているでしょう。
でも結論からいうと大丈夫です。
仕事というのはどんな職種でもつらいことがあるものですが、
「この仕事は自分の性格に合っている」と思えるなら、ちゃんと続けることはできますし成果も出せます。
重要なことは、「自分の性格に合った仕事」に出会うこと。これだけです。
今は自信を失ってしまっているあなたでも、あなたの性格に合った仕事に出会うことさえできれば、ちゃんと社会に役立つ仕事ができるようになりますし、お金もたくさん稼げるようになるのです。
以下では、「あなたの性格に合った仕事を見つけるための具体的な方法」をお教えしますので、参考にしてみてください。
自分の性格に合った仕事に出会うための3つのステップ
↓あなたが「自分の性格に合った仕事」に出会うために、やるべきことはこの3つです。
適職に出会うための3ステップ
- 在職中に転職活動を始める
- あなたの性格タイプと適正年収を知っておく
- 転職エージェントに相談する
いずれも無料ですぐにできることですのでご安心ください。
それぞれの内容について、順番に解説していきますね。
>>入社半年以内の転職者が相談すべき転職エージェントはこちら
①在職中に転職活動を始める
まず、転職活動は現在の仕事を辞める前(在職中)に始めるようにしてください。
「退職後に失業保険をもらいながらゆっくり転職活動しよう…」と思っている方もいるかもしれませんが、これは絶対にやめた方が良いです。
転職先の採用担当者は「無職の人」というのを低く評価する傾向があるからです。
無職の期間が長くなると、どうしても社会人としてのカンが狂いますし、「まわりは働いているのに自分は…」と、自信を失ってきます。
転職先の人事採用担当者というのは、日常的に採用面接ばかりやっている人たちですから、
「自分に自信を持っているか」「社会人として毎日規則正しい生活をしているか」ということは簡単に見抜きます。
その上で、働きながら転職活動をしている人と競争することになりますから、内定をもらうのがとても難しくなってしまうのです。
無職状態で転職活動をする場合、他の人と比べて圧倒的に不利な状況になってしまうことを理解しておきましょう。
入社半年で辞めた場合、失業保険の受給期間はたったの90日
また、入社半年で自己都合により辞めた場合、失業保険を受け取れるまでは3ヶ月間の待機期間があります。
その後に失業保険の受給が始まったとしても、もらえる期間はたったの90日分(3ヶ月)だけです。
つまり、待機期間中の3ヶ月は貯金を切り崩して生活し、その後に失業保険受給が始まったとしても、
わずか3ヶ月で打ち切りになります。
こんな状況では、貯金はあっという間に使い切ってしまいます。
お金がない状態でやる転職活動をするとなると、どうしても条件面で妥協せざるをえなくなります。
精神的なあせりが生じますから、「多少は条件を落としても内定がもらえるなら…」となってしまうんです。
これではなんのために転職したのかわかりません。
余裕を持った状態で有利に転職活動を進めるためにも、転職活動は必ず在職中に始めなくてはいけません。
②あなたの性格タイプと適正年収を知っておく
この記事を読んでいるあなたは、少なくとも「今の仕事」については「自分に向いていないこと」がわかっていると思います。
↓次の仕事でも同じ状態になってしまうことの内容に、以下の2つのことを知っておくことが大切です。
- 適職診断:あなたの性格と傾向がマッチする仕事がわかります。
- 適正年収:あなたと同じ状況で、みんなどのぐらい稼いでいるのか?がわかります。
どちらの診断も、WEBで無料で受けることができますので、今すぐやってみてください。
適職診断は「グッドポイント診断」で計測
↓適職診断はリクナビネクストの「グッドポイント診断」を使いましょう。
現実思考・継続力・決断力など、18種類の性格傾向の中から、あなたの強みになる性格を診断してもらえます。
その性格から、「こういう内容の仕事向き」ということを客観的なデータとして知ることが可能です。
適正年収は「ミイダス」を使って計測
↓「ミイダス」は、あなたが現在の状況で転職をしたとして、市場価値(平均年収)はどのぐらいあるのか?を知ることができる無料アプリです。
過去7万人分の転職データから、あなたとよく似た経歴・職歴で転職した人の平均年収を算出してくれます。
もちろん、これらは目安の一つではありますが、実際に求人をみていくときの貴重な判断基準になります。
思いもしなかった年収の高い仕事が「自分向き」とわかることもありますから、2つともやっておきましょう。
③転職エージェントに相談する
転職活動を始めることを決めたら、できるだけ早い段階で転職エージェントに相談しにいきましょう。
(転職エージェントは最初から最後まで無料で使えます)
転職エージェントは、あなたの長期的なキャリアプランについて一緒に考えてくれるとともに、おすすめの求人を具体的にしぼりこんでくれます。
この「求人のしぼりこみ」がとても大切です。
転職経験がない人が自力で企業の求人をいろいろみても、結局どれも同じように見えてしまうでしょう。
そうなると、「ちょっとでも年収が高いところ」「前職と似たようなところ」というように、合理的でない基準で応募求人を選んでしまいがちです。
(これでは転職する意味がありません)
これを避けるために、転職活動のプロであるエージェントに求人のしぼり込みをしてもらい、あなたの希望にあったゴール地点を設定することが大切なのです。
転職なんて人生でそう何度もあることではありません。
なのに自己判断でやろうなんていうのは、運転免許もないのに車に乗るようなものです。
転職エージェントとの面談は1時間程度ですが、これをやっておくかどうかで転職活動の成否が決まると言っても過言ではないぐらい大切なことです。
特に、転職は今回が初めてという方は、必ず転職エージェントに相談してから具体的な行動を起こすようにしてください。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
↓20代若手層の人がマッチする求人を見つけやすい転職サイトはこちらです。
\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
まとめ
今回は、新入社員として入社半年しか経っていないけれど、もう仕事を辞めたいと感じてしまっている方向けに、転職の判断基準について解説いたしました。
きっとあなたは今、「せっかく入った会社で結果を出せなかった。なじむことができなかった」と、自信を失ってしまっている状態だと思います。
ですが、落ち込むことはありません。あなたに合った仕事は必ずあります。
まったく根気のない私ですら、新卒で入った会社を半年で辞めたからこそ、10年続けられて成果も出せる今の仕事に転職することができました。
あなたはまだ「自分の性格に合った仕事」に出会えていないだけです。