最初は非正規社員としての入社だけど、
早ければ3ヶ月以内、
遅くとも1年以内には正社員にします!
↑入社時にはこう言われたけど、
すでに1年以上パートや契約社員・派遣社員など
非正規扱いをされ続けている…という方、
きっと多いのではないでしょうか。
実は私もまったく同じ経験があるのですが、
正社員と同じぐらい働いているのに、
- 自分だけ給料が低い…。
- 自分だけボーナスや有給休暇がない…
↑なんて状況は本当に腹が立ちますよね。
そんなあなたにぜひ知っていただきたい事実があります。
(本当に伝えにくいのですが…)
このままあなたがまじめに仕事を続けても、
会社側があなたを非正規から正社員にしてくれる可能性は、
きわめて低いです。
なぜそう言えるのか?
以下ではその理由を説明しますので、参考にしてみてください。
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この記事の目次
いつまでたっても正社員にしてくれない会社のホンネ
なぜ、会社はあなたを正社員にしてくれないのか?
理由はものすごくシンプルです。
会社にとって、非正規社員を正社員にするってものすごいコストだからです。
会社からすると、非正規社員を正社員にした場合、
↓以下のようなコストが発生します。
- 正社員にはボーナスを支給しなくてはいけない。
- 正社員には退職金を支給しなくてはいけない。
- 正社員には有給休暇を与えなくてはいけない。
- 正社員には固定給を毎年アップさせなくてはいけない。
- 正社員は、めったなことではクビにすることはできない。
↑就業規則などの社内ルールで、
こういう規定があるのが普通なんですね。
逆に言えば、非正規ならボーナスは支給しないでいいですし、
会社の業績が悪くなってきたらすぐクビにできてしまいます。
なので、できれば
いつまでもあなたを非正規で雇い続けたいのが
会社側のホンネなんです。
逆にいうと、正社員ってものすごく法律で守られているんです。
例えば、会社が正社員を解雇したい場合は、
- 最低でも30日前に解雇予告をするか、
- 30日分の解雇手当を払わないと解雇ができない
↑などの労働法のルールがあります。
このルールが適用されるのは正社員だけです(労働基準法第20条)
(解雇の予告)第二十条
使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。
三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。
↑この法律でいう「労働者」に該当するのは正社員だけです。
非正規の契約社員やパートは適用外なので、
会社側の都合でいつでもクビにされたり、
なんだかんだで理由をつけて退職を強要される可能性が大です。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
会社はめったなことでは「正社員を」クビにできない
もし、会社がこの労働法ルールを破って正社員を解雇した場合、
従業員に訴えられたり労働基準監督署に是正を命令されたり…
みたいなことになりかねません。
しかも、正社員を一人クビにしたら、
別の正社員も危険を感じて
みんな辞めてしまって会社がまわらなくなり
倒産する…みたいな可能性すらあります。
なので、会社はよほどのことがないと
正社員はクビにはできないんです。
逆に言えば、一度正社員を採用したからには、
会社はその人の人生に責任を負わないといけないのです。
会社側からすれば、正社員を雇うのはリスクが大きいので、
なるべく安い給料で働いてくれる
非正規でい続けてくれた方がつごうが良いわけですね。
会社にとってあなたは「ものすごく都合のいい人」
こういう中で、非正規なのに正社員と同じぐらいバリバリ働いてくれる人
(例えばあなた)がいたら、会社側はどうするでしょうか?
…正社員になんかするわけないですよね。
ずっと非正規で今のまま働いてもらう方が、
コストもリスクもないわけですから。
この記事を読んでくださっているあなたは、
正社員と同じぐらいのスキルで仕事をこなしている優秀な人かもしれません。
しかし、あなたが優秀であれば優秀であるほど、
会社にとっては「安くておいしい」んです。
安い給料で働いてくれて、
いつでもクビにできるという気安さでこき使うことができるわけですから…。
いつまでも非正規で働き続けるのは危険(ワーキングプアまっしぐら…)
非正規状態でずるずると働き続けていると、状況はさらに悪くなります。
収入や雇用面で不安定なだけでなく、
いつまで経ってもキャリア形成ができないのがやばいんですね。
非正規でどんなに一生懸命に働いても、
履歴書上はゼロカウントになってしまうんです。
転職活動をする場合、職務経歴書というものを作成しますが、
非正規として働いた期間は、
「まともな仕事の経験としてカウントされない」のが現実です。
非正規期間中の経験についてどんなにアピールしたとしても、
「ふーん。でもそれって非正規としての経験でしょ?
正社員として働いていたわけではないんだよね?」
というかたちでまともな評価はしてもらえないんです。
もしそのまま30代〜40代になったら…
非正規の泥沼のようなループから抜けられなくなります。
これがいま社会で問題になっているワーキングプアというものです。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
クソみたいなブラック会社に搾取させるな
ここまで読まれて嫌な気分になってしまった方。
本当にすみません。
一生懸命働いているのにこんな言い方されたらだれでもムカつきますよね。
でも、私も過去にまったく同じ経験をした者として、
これが現実であることをどうしても知って欲しいんです。
表面的には「社員思いのいい会社」を装いながら、
実際には社員を搾取しているブラック企業って普通にあります。
(規模の小さい中小企業ほどこういう会社が多いです)
契約社員や派遣社員といった弱い立場の人たちを、
- 今年度が終わったら正社員にする予定だから!
- 契約社員は使用期間中だけだから!
- とりあえずもうちょっとだけ待ってて…!
↑とかなんとかうまいこといいくるめて、
いつまでたっても正社員にしない…というのは、
典型的なブラック企業のやり口です。
残酷なようですが、
会社は私たちの人生を親身になって考えてくれたりしません。
油断しているとボロ雑巾のように使い捨てにされて、
あなたのキャリアを台無しにされる可能性もあります。
くれぐれも注意してください。
2024年に転職活動を始めるが注意すべきたった1つのこと
2024年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の労働環境の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
ブラック企業の求人にまちがえて応募しないように注意して下さい。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラック企業で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイト企業で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社は、そう簡単には辞められない(数ヶ月〜1年は拘束される)
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
少なくとも数ヶ月〜1年間は気まずい職場でがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
自分の履歴書が汚れることになるので、これも簡単にはできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
本当に貴重な人生の時間をドブに捨てて、無意味な時間を過ごすことになります。
めちゃくちゃ後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
最初から年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、
ホワイト求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
ブラック企業の求人は最初から排除されているサイトなので、
リクナビやハロワより圧倒的に好条件な求人を見つけることができますよ。
↓例えば、以下のような優良ホワイト求人もたくさんあります。
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さいね。
(ハロワとかで探すとブラックに入ってしまう可能性大です)
- 20代未経験で年収450万円〜の求人
- 最短1週間〜2週間で入社の急募求人
- 年収1000万円も狙える高年収求人
- 人事や経営企画など人気職種になれる未経験OK求人
- 誰もが名前を知っているプライム上場大手求人
- 新規立ち上げメンバー募集など入りやすい職場の求人
- 第二新卒・フリーター歓迎の正社員求人
- 将来の幹部候補として入社できる求人
- 在宅OK・残業なし等ワークライフバランス型の求人
- 営業マン経験者なら年収650万円〜の求人
>>現在募集中のホワイト求人を見てみる
(無料登録で実際の年収を見られます)
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
↓ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
マイナビエージェント(おすすめの無料転職サイト)
20代がホワイト求人探すならここ!
マイナビエージェントはホワイト求人が非常に見つかりやすい転職サイトです。
20代未経験で年収400万円〜の求人や、
在宅勤務OKのリモートワーク求人、
将来の幹部候補として入社できる求人など好条件な求人が多数ありますよ。
↑こちらはホワイト企業の求人に強い転職サイトです。
無料で使えるサイトですので、情報リサーチに活用しましょう。
転職活動を「すべて自力でやろうとする」のは完全に無理ゲー
この記事を書いている2023年現在、
転職活動をすべて自力でやる…というのは、
完全に無理ゲーになっています(難易度が高すぎるという意味です)
もちろん、ルール的には自力でやってもいいんですよ。
ですが、現在はほとんどの人が転職エージェントを使って転職活動してますから、
自力で頑張ってもまず勝てない状態なのが現実なんですよね…。
受験や資格の勉強でみんなが予備校や資格スクールに通って
高確率で受かるテクニックみたいなものを知っているのに、
自分だけが手探りで独学でやってる…みたいな感じです。
これだと、書類選考すら通らない可能性が高いので注意して下さい。
今どきないとは思いますが、
自分で考えた手書きの履歴書や職歴書…とかは、
どんなに一生懸命書いても見づらくて、
採用担当者にうざがられるだけなんで注意して下さいね。
書類選考は転職エージェント経由で応募するのがごく普通になっています。
転職活動では、独学や自力でがんばろうとするタイプの人って絶対に損しちゃうんで注意して下さい。
大学入試や資格の勉強とかでもときどきみかけますが、
自分で成功法則を見つけよう!
…みたいに頑張っちゃうタイプの人ってだいたい落ちるんですよね。
(集中すべきなのはそこじゃない)
受験も転職も、一番大事なのは合格することです。
それ以外のことは、転職活動が終わってしまえば二度とかえりみることもありません。
そもそも、転職活動なんて人生でそう何度もやることではないんで、
成功法則やテクニックなんて見つけても、あとで使う場所がありませんしね…。
成功法則やテクニック!とかは転職のプロに任せて、
採用を勝ち取ることだけに集中しましょう。
次はこういう仕事やってみたい!って、
進路がなんとなく決まってる人はなおさらですね。
採用確率を確実にアップさせるためにも、
とりあえず転職エージェントの無料相談を受けることから始めましょう。
(リモートでもできますよ)
↓転職エージェントは以下のようなことを代わりにやってくれます。
なお、転職エージェントに報酬を払っているのは採用側だけですから、
私たち転職活動する側は完全無料で使うことができますよ。
- 書類選考対策(履歴書や職歴書などの添削)
- 面接のアポイント取りや日程調整の代行
- 希望する年収や勤務地に合わせた求人候補の提案
- 年収交渉の代行(面接への同席を含む)
↑特に最後の「年収交渉」は、やるかやらないか?で、
年収が100万円単位で変わってくることもあるので絶対利用した方が良いです。
むずかしい年収交渉を自力でできる人なんてほぼいません。
ただでさえ緊張する採用面接の場で、
給料これだけ下さい…!とか交渉するなんて現実的ではないですしね。
転職エージェントは完全無料なので、使わない理由はありません。
↓個人的におすすめの転職エージェント会社はこちらです。
私も転職活動がうまくいかず苦しんでいた時に相談し、
無事に現在の仕事に転職することができました。
とても親身に相談に乗ってくれますのでおすすめです。
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