転職の体験談

臨床工学技士の年収は低い?未経験で転職した30代女性の体験談

臨床工学技士 年収 低い

(臨床工学技士の年収は低い?未経験で病院に転職した30代女性に体験談をお聞きしました)

今回は、臨床工学技士の仕事を経験された30代女性に、お仕事の体験談をインタビューしました。

田中さんは工学系の大学出身で、病床数262床の比較的小規模な病院で、未経験から転職された方です。

  • 臨床工学技士の仕事内容は?患者さんとやり取りすることはある?
  • 臨床工学技士は年収が低い?
  • よくある退職理由は?
  • 仕事が楽しい・つらいと感じるときはどんなとき?
  • 臨床工学技士を経験した後はどんな仕事に転職できる?

などなど、実際にお仕事を体験された方でないと語れない内容をお聞きできましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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臨床工学技士の年収は低い?私が体験した仕事内容

体験談をお聞きした方のデータ

  • お名前 :田中 優子
  • 在職年齢:32歳〜33歳(2年間)
  • 雇用契約:契約社員
  • 年収  :年収約300万円
  • 会社規模:病床数262床
  • 退職理由:以前就業していた業界(製造メーカー)での技術職の仕事に再挑戦したいと考えたため

私が臨床工学技士として働いたのは、比較的小規模の病院です。

病床数は262床と多い方ではありませんでしたが、地域と連携した医療を目指している施設でした。

自然災害や震災等が発生した場合は、いち早く救護に向かうなど、社会活動にも貢献することを重要視していました。

臨床工学技士の年収は低いですか?不満はありましたか?

私の場合は年収約300万円程度でした。決して良い方ではないですね。

業界平均的にもだいたい400万円程度の年収になる人が多いようです。

ただ、残業や休日出勤が基本的になかったので、ワークライフバランスをしっかりとれる職場だったのはよかったです。

また、私は現在は臨床工学技士として働いた経験を生かして、製造メーカーへの転職することができました。

病院というプロフェッショナルな環境で工学系の実務経験を積んできたことは、転職活動時にも高く評価される傾向があります。

理系・工学系の専門知識を生かして働けるキャリアを模索している方であれば、臨床工学技士はそのファーストステップとしておすすめできると思います。

専門職としてのキャリアを築いていくためには、まずは専門的な実務経験を積むことができる職場を選んで、第一歩を踏み出すことが大事だと思います。

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患者さんはどんな人たち?

地域で生活している方々(患者様)です。

私が勤めていた病院は県庁所在地の中心部ではなく、少し離れた街の中にありました。

ですが、近隣だけでなく、郊外から通院される患者様も多くいらっしゃいました。

臨床工学技士として日常的に一緒に仕事をするのはどんな人たちでしたか?

私は、「血液浄化室」で勤務していました。主に行っていたのは透析治療です。

ここで働くスタッフは、私のような臨床工学士に加え、医師や看護師、事務員の方々などさまざまです。

↓具体的には以下のような構成でした。

  • 医師2名
  • 看護師11名
  • 事務員1名

また、治療準備のサポートをしてくれる看護助手の方もいました。ただし、看護助手の方は常駐ではありません。

この中に混じって、臨床工学技士が各治療時間帯に数名勤務するという感じです。

病院は月~土まで治療を行っていました。

各部門のスタッフはシフト制で勤務しているのですが、「決して余裕のある人数ではなかった」というのが正直なところです。

休暇を取る際は、他のスタッフと譲り合いになることもありましたね。

仕事はそれぞれの部門ごとに自分たちの仕事をするという感じでしたが、チーム医療として、患者様の情報の共有して連携しながら仕事をする場合もありました。

臨床工学技士の働く時間や残業・休日出勤の有無について教えて下さい

↓曜日ごとの出勤時間は以下のようになっていました。

  • 月水金:午前・午後・夜間
  • 火木土:午前のみ

↓治療時間は以下のような感じです。

  • 午前:8:30~14:00
  • 午後:14:30~19:00
  • 夜間:17:00~22:00

基本的にこの時間に合わせた勤務時間になっていました。

私は早番で働くことが多く、7:00~15:30が基本でしたね。

ただし、治療準備に時間がかかる方だったので、勤務時間より30分早く出勤して仕事をしていました。

残業はありましたか?

残業は基本的にありません。

臨床工学技士も含めて、シフト制で勤務していて退勤時刻になると確実に交代できる体制を取っていたためです。

まれに残業が必要になった場合は、残業代の支給はありました。

ただし、残業をする際は上司に理由を説明し、承認が下りない限りはできませんでしたので、非常にまれです。

休日出勤はありましたか?

休日出勤については、救急治療や特別な治療が必要な患者様がいらっしゃる場合以外はありませんでした。

ただし、医療施設の職員なので、夜間救急に対応するため、呼び出しに対応する体制は取っていました。

あらゆる場面に対応ができる経験が必要だったので、部門の中でも限られたスタッフだけでシフトを組んでいました。

このような事情を踏まえてシフトを組んでいたので、体調不良や急な早退などがあると、各スタッフの負担が大きくなっていたように思います。

臨床工学技士の仕事が楽しい、やりがいがあると感じる瞬間はどんなときですか?

臨床工学技士は、ごく簡単にいうと医療機器のスペシャリストです。

つまり、医師が安全な治療を行えるように、医療機器のメンテナンスを行うのが仕事です。

かなり砕けた言い方になりますが、理系でメカいじりが大好きという人であれば楽しみながら働ける部分が多々あります。

意外に多い患者さんとのやりとり

患者様との日常的なやりとりの中でも、やりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

医療現場の仕事では、患者様との距離が近くなることがとても多いのです。

人工透析業務や手術室業務、心臓カテーテル業務などがあります。治療や手術で生命を維持するための装置を操作することもあります。

そうした場で患者様と触れ合うシーンが多々あるのです。

透析治療は特に患者さんとのコミュニケーションが重要

特に、私は透析治療に携わっていました。

透析を行う患者様は、2日に一度通院し、3~4時間の治療を受けるので、患者様とのコミュニケーションがとても多い現場でした。

治療時間の長い患者様が多いので、院内で顔を合わせる回数も多いです。

通院されたときの表情や歩き方一つで、その患者様の体調や気持ちを感じ取れることもありました。

また、患者様が治療中に苦痛を訴えることも多々あり、私たち臨床工学技士が対応することもあります。

そうしたときに「楽になったよ。ありがとう!」と言ってもらえると「苦痛が無くなって良かった」という安堵感を得られます。

私の場合はそれがやりがいの一つになっていました。

病院スタッフの対応にストレスを感じている患者さんも多い

患者様の中には、日々の治療でストレスや不安を感じている方も多いですね。

新人スタッフに対して不満を持つ方もいらっしゃいました。

私もはじめはその対象になっていて、毛嫌いをされることもありました。

しかし、限られた人数のスタッフで勤務しているので、時にはそんな患者様の対応を避けられない場合もありました。

私は、「いつか受け入れてもらえるスタッフになりたい!」と思いながら、常日頃治療を見守っていました。

透析治療に来たある患者さんの話

透析治療で長期で通院されていた患者様の話です。

その方は、自分の病状と治療方針をしっかり把握されている方でした。普段と少しでも違う対応をすると気分を悪くされる方です。

その時私が取った行動と対応は間違っていなかったようで、それまでの毛嫌いしていたことが嘘かのように、私を指名してくれるようになりました。

「この患者様は私に安心感を持ってくれたのかな」と思わせてもらえる出来事で、自分の行動に自信を持つことができました。

患者様からの信頼を得られたのではないかという実感にもなり、私にとってはやりがいを感じる大きな出来事でした。

臨床工学技士の仕事で「ここがつらい・しんどい」という点を教えてください

私が勤務していた施設は、内科や整形外科、眼科、皮膚科、外科等、多くの診療科がある病院でした。

中には重篤な疾患を抱えた方もいらっしゃるので、時には患者様が亡くなる場面に遭遇することもあります。

透析患者様の中には、入院をしながら治療を行う方もいらっしゃり、日々カルテで体調を確認していました。

治療の効果を得られて、悪くなった症状が回復することもあれば、年齢や体力により回復されない場合もあります。

勤務期間が長くなり、患者様と向き合う時間が長くなればなるほど、他人とは思えないくらいの距離感になります。

悲しい知らせを聞くのは、大抵仕事中だったので、涙をこらえることに必死でした。

私の前で笑顔を見せてくれていた時のことや、会話した内容などを思い出せばキリがありません。

その日一日は頭の中から離れることがなく、私にとっては仕事をしていて一番つらいことでした。

臨床工学技士の仕事でよくある退職理由を教えてください

「一緒に働くスタッフとの方向性が合わない」という理由が多かったです。

医療スタッフを目指す理由は人それぞれです。

「1人でも多くの患者様の病気を治したい」「過去に亡くした家族の影響」という人もいれば、「安定していて無くなる職種ではないから」という理由もあります。

必然的に、そうした人たちどうしの仕事への熱意には温度差があります。

こうしたギャップに悩んで退職していく人はかなり多いですね。

少人数の組織となっていることが多い

臨床工学技士は、病院の中ではかなり「少数派」の職種です。

私が勤務していた施設では10人に満たない人数の時期もありました。

人数が少ない分仲良くなりやすいのですが、密なコミュニケーションを取る中で意見がぶつかることも多々ありました。

特に上司と意見がぶつかった時は修復が難しいですね。

気持ちを抑えながらの勤務になるので、そのことが退職につながることが多かったです。

臨床工学技士の仕事に向いている人は、どんな人だと思いますか?

「どんな場面でも、その状況を客観的に冷静に見ることができて、落ち着いた対応ができる人」だと思います。

勤務場所が病院なので、日々様々なことが起こります。

小さな傷から重篤な症状があるように、軽い風邪から緊急を要するような危機迫る状況もあります。

臨床工学技士は、医師のように、治療方針を判断するようなことはありませんが、医師から出た指示に対して正確に対応する必要があります。

患者様の症状に急変が起こると、はじめはどうしていいのか分からず、ただただ慌ててしまうことも出てくるかもしれません。

そうならないように、シミュレーションを行うことはとても大切で、配属された当初は医療機器の操作を練習したりシミュレーションを自主的に行うことがとても重要です。

患者様にとっても、対応してくれるスタッフが冷静で落ち着いていると、それだけでも安心できるようです。

臨床工学技士の仕事を選ぶきっかけはどんなものでしたか?

きっかけは難病の治療で入院していた母の話でした。

母が入院していた病院には臨床工学技士が勤務していて、母の治療にも携わっていたのです。

はじめ、母は看護師との区別がついていなかったのですが、話を聞いてみると「工学系の仕事をしている職業」だということで、工学部出身の私にすすめてくれました。

その時、技術職で会社勤めをしていましたが、以前から医療業界への就職を考えたこともあったので、とても興味が湧きました。

しかし、この職に就くには国家資格が必要なので、教育課程を経なければならず、私は専門学校に通い、国家試験を受験しました。

臨床工学技士の転職活動はどうすれば良いですか?

病院のホームページなどで求人が出ているものに応募しても良いですが、このやり方だとなかなか難しいのが実情です。

病院によっては、求人が出ない年もあるので、希望する病院に応募することさえできない年もあります。

効率的に転職活動するなら、転職エージェントを使うのが良いと思います。

あらかじめ希望条件を登録しておけば、該当の病院で求人が出るたびにサイトからニュースメールのようなかたちで通知が来るので、募集締め切り前に確実に応募することができます。

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採用選考はどのように進みましたか?

私の場合、書類審査に通った後に施設見学がありました。

見学の引率は臨床工学技士長が行い、見学をしながら仕事に対する質問をすることもできました。

そういったことを踏まえて、次の面接試験の知らせを受けて面接試験が行われました。

面接では前職で担当していた業務内容などについてくわしく話をしたところ、好反応なようでした。

これから臨床工学技士として転職したい人向けにアドバイスをお願いします

近年では治療方法が多様化していくとともに、その治療を行うための医療機器も多様化していきます。

そのため、医師や看護師を医療機器の側面から支える臨床工学技士は今後どんどん重要性が認知されていく職業だと思います。

臨床工学技士として経験を積めば、医療機器のスペシャリストという立場から、医師と看護師、医師と医療機器メーカーの橋渡しのような存在になれます。

「縁の下の力持ち」という一面があるので、誰かを支える立場で仕事をしたいという方にはぴったりの職業だと思います。

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