
(転職エージェントの連絡を無視することで生じるデメリットとは…)
なんとなく転職サイトに登録した後に、転職エージェントから来た「ご連絡ください」というメールを無視している状態…。
これってこのまま放置していたらやっぱりまずい?
転職エージェントから直接連絡が来るのは、あなたが有望な人材である証明でもあります。
(エージェントは転職できる可能性がない人に直接連絡はしませんので)
しかし、顔も知らない転職エージェントから直接連絡が来ると、ちょっと引いてしまいますよね。
結論からいうと、転職エージェントからの連絡は無視せず、最低限の返信だけはしておくことをおすすめします。
↓例えば、下記のような簡単な内容のメールでも良いので、必ず返信だけはしておくようにしましょう。
「お世話になります。ご連絡をいただきありがとうございます。あいにくなのですが、転職活動をいったん中止することにしたので、面接を辞退いたしたく存じます。お手間を取らせてしまい申し訳ありません。」
一括送信で送られてくるスカウトメールや求人紹介メール以外については、きちんと返信するようにしておくのが安全です。
※もちろん電話での連絡の方が印象は良いです。
こういった対応をせず、転職エージェントからの連絡を無視し続けると、後になって「やっぱり転職したい」となったときに、不利な扱いをされてしまう可能性があります。
以下では、転職エージェントからの連絡を無視したときに生じる具体的なデメリットを3つ紹介します。
あなたが現在おかれている状況別の対処法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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転職エージェントの連絡を無視すると生じる2つのデメリット
↓転職エージェントからの連絡を無視してしまうと、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
連絡無視で生じるデメリット2つ
- エージェント側に「連絡がつかない人」という情報履歴が残ってしまう。
- 求人紹介の優先順位を下げられてしまい、後で「この求人いいかも」となったときに非常に困る。
エージェント側に「連絡がつかない人」という情報履歴が残ってしまう
転職エージェントの仕事は、転職したい人と採用したい企業の情報集めて、マッチングすることです。
必然的に、「情報が命」の仕事ですから、自分が連絡をとった人との情報はこと細かに記録しています。
あなたの情報についても同様で、「いつ何時ごろに連絡し、その結果どうだったか」ということまで管理している可能性があります。
(エージェントはこうやって相手の連絡の取りやすい時間帯などを管理します)
同じ会社であればエージェントどうしで情報の共有もしていますので、あなたに連絡をしたけれど無視されたという情報はずっと残る可能性があります。
こうした履歴が残っていると、後で求人を紹介してもらう必要が出た時に、不利益をこうむってしまうのです。
求人紹介の優先順位を下げられてしまい、後で「この求人いいかも」となったときに非常に困る
転職は人と企業のマッチングですので、あなたを選考に通すにあたっては実はかなりたくさんの人が関わっています。
(キャリアアドバイザー、紹介先の営業担当、紹介先の人事担当者など)
こうした人たちにあなたを紹介した後に、紹介先の企業から「この人連絡取れないんだけど…」といわれる事態になると、エージェント自身の評価は大きく下げられてしまいます。
これはエージェントが一番困ることです。
そのため、連絡を無視する傾向がある求職者には、エージェントも「条件の良い求人は紹介しない」などの対処をしてくる可能性があります。
(まだ転職サイトに求人が掲載されていても、「選考は終了してしまいました」といったように断ってくる可能性があります)
たとえあなたのスキルや経験が素晴らしいものであったとしても、次回から優良な企業を紹介されなくなってしまいます。
状況別の対処法(転職エージェントに連絡した際に伝えるべきこと)
転職エージェントからの連絡を無視してしまっている状況で、あらためて連絡をとろうと思った時には、どのようなことをエージェントに伝えるべきでしょうか。
以下では、あなたの現在の状況を想定して、その状況別の対処法をまとめましたので、参考にしてみてください。
エージェントとの面談を無視してしまった
エージェントとの面談のセッティングがされている状況です。
下記の内容を必ず伝えましょう
- 面談の時間を取ってくれたことへの感謝と謝罪
- 面談に行けなかった理由
- 他の日程が可能である場合は、他日程の候補日
エージェントとの面談後に紹介された案件を無視してしまった
この場合、すでにエージェントと紹介企業が、あなたの選考について連絡を取っている状況です。
↓下記のようなことを伝えるようにしましょう。
- 紹介された企業を吟味をしたが、どうしても辞退したい意思を伝える
- 後から辞退したくなった理由
- 転職を続ける意思があるかないか(現時点でないならないでOKです)
- あらためて希望条件のすり合わせ
応募先企業の面接を無視してしまった
書類選考を通過し、一次面接から最終までの間での面接を予定していたタイミングです。
応募先企業の採用担当者とのアポイントを無視してしまったことになりますので、深刻な状況と言えます。
場合によってはこのエージェントと連絡を取るのはあきらめて、別のエージェントといちから関係を構築し直した方が良いかもしれません。
- 担当者への謝罪
- 面接をキャンセルしてしまった理由(イメージが違った等の理由)
- 選考企業へも直接謝罪の言葉を伝えさせて頂けないか
応募先企業からの内定連絡を無視してしまった
選考企業も、あなたがどの部署に入ってもらうかといった具体的な条件まで考えている状況です。
この状況で連絡を無視することは大変なマナー違反と言わざるを得ません。
- 内定辞退の理由
- 選考先への謝罪(この段階では既に名刺等もらっているはずです)
別のエージェント会社とゼロから関係を作り直すのも1つの手
すでに長期間にわたって転職エージェントからの連絡を無視してしまっている状態の方は、
別のエージェント会社と関係をゼロからスタートするのも1つの手です。
やや面倒な登録作業を一からやり直さないといけないというデメリットはありますが、それほど手間がかかるわけでもありません。
また、エージェント会社同士で情報を共有しているということは基本的にありません。
なので、どうしようもなく関係がこじれてしまったエージェント会社との付き合いを無理に継続する必要はありません。
ひんぱんにエージェントからの連絡が来るのが嫌な人は大手エージェントを使おう
エージェントへの登録をやりおなす際、ひんぱんにエージェント側から直接連絡が来るのが嫌な方は、
業界大手と言われる転職サイトを優先的に使うのがおすすめです。
業界大手の転職サイトというのは、例えばリクルートエージェントやマイナビエージェントといったところですね。
こうした大手転職サイトでは、ぼう大な数の登録者がいますから、エージェントも1人ずつ細かに連絡をとるということはありません。
基本的には求職者側(つまりあなたです)からの連絡を待って、エージェントからコンタクトを取ってくるという形になります。
- 「とりあえずどういう求人の選択肢があるのかを知りたい」
- 「まだ転職するかどうかははっきり決めていない」
という段階の方は、大手転職サイトに登録して、求人の情報収集を行うところから始めてみましょう。
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