
(転職サイトの電話がしつこい理由は?対処法を現役のエージェントが解説します)
「軽い気持ちで転職サイトに登録してみたら、毎日電話がかかってきてしつこい…」
こんなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。
以下では、現役の転職エージェントとして働いている私が「転職サイトからしつこい電話がかかってくる場合の対処法」を解説します。
業界の中の人間でないとなかなかわからない転職サイトや転職エージェントの裏事情についても紹介しますので、参考にしてみてください。
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転職サイトからの電話がしつこい理由と裏事情
そもそも転職サイトというのは、人材紹介会社が求職者を集めるために運営しているサイトです。
人材紹介会社というのはいわゆる「転職エージェント会社」といわれるところで、
従業員が1万人以上もいる大手企業から、数名〜10人ぐらいの規模で活動している会社までいろいろあります。
求職者側は転職サイトやエージェントといったサービスを無料で使うことができますが、
「なんでこんなに熱心に電話をかけてくるんだろう?なんの得があるの?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
↓これには以下のようなからくりがあるのです。
エージェント会社は採用を行う企業の「紹介手数料」で成り立っている
エージェント会社が一体何をどうやって利益を出しているのか?というと、
それは人材を採用したい企業が支払う「紹介手数料」です。
エージェントは「転職希望者が企業に入社したときに、企業側から紹介料として料金を受け取る」というかたちの成功報酬型営業で運営されているのです。
そのため、エージェント会社としては転職希望者に転職サイトに登録してもらうだけでは1円ももうかりません。
転職サイトに登録してくれた人に実際に求人に応募してもらい、
最終的に採用までこぎつけて、企業側から紹介手数料をもらう必要があるのです。
(※なお、求職者がエージェントにお金を払うことはありません)
転職サイトに登録だけして、実際の応募は別の会社から…とやられてしまうとエージェント会社にとっては機会損失になります。
そのため、次のステップ(登録者に企業を紹介する)に進んでもらうために、「ぜひ一度面談を」ということで電話をかけてくるというわけです。
しつこい電話がこなくなる!現役エージェントが対処法をご紹介
転職サイトからのしつこい電話をなくしたいのであれば、以下の2つが手っ取り早い対処法になります。
しつこい電話への対処法2つ
- 「すぐに転職したいわけではないので情報だけほしい」と伝える
- 一度面談を受けてみる
いずれにせよ電話を無視し続ける限りは電話はかかり続けてきます。
転職サイトとしては、転職サイトに登録したあなたは「見込み客」ですから、せっかくの見込み客を放置するようなことはしません。
(もちろん、2ヶ月〜3ヶ月以上放置し続けるなどすればさすがに「転職活動の意思なし」ということであきらめてくれると思いますが、その間はストレスを感じることになります)
「すぐに転職したいわけではないので情報だけほしい」と伝える
もし「すぐに転職したいわけではないので情報だけほしい」ということであれば、
「忙しくて電話する時間が取れない」「まずはメールで情報交換を希望」ということを伝えてみるのも1つです。
その際、ご自身の希望条件やどのような業種業界を希望されているのか等、ある程度の情報は伝えておく方が良いですね。
ただし、エージェント側も決して時間を持て余しているわけではありませんから、直接会ってしっかりと面談をした人や、積極的に転職活動をしている人を優先させるのはやむを得ないところです。
そのため、「メールで情報だけ」と伝えた場合には、後回しにしてあまり注力して企業を紹介しようとしないエージェントもあります。
もしその後になって転職の意思が高くなってきたのであれば、
その時点で「本腰を入れて転職活動をすることにしたので、求人を紹介してください」とあらためて連絡を1本入れておくのが良いでしょう。
一度面談を受けてみる
転職サイトに登録した人の中には「なんとなくよその会社の年収をみてみたかったので転職サイトに登録しただけ」という人もいらっしゃるかもしれませんね。
冷やかしだと思われそうなので怖くて電話に出たくない…という方も多いかもしれませんが、エージェントもそのあたりは承知しているので文句をいってくることはまずありません。
転職サイトは「今すぐ転職したい」という段階でなくても使うことは全く問題ないです。
ただ、あなたも転職サイトに登録した以上は、少なからずほんの少しぐらいは転職の意思があるのだと思います。
少しでも転職を考えているのであれば、ご自身の希望を伝え、転職市場の情報を得てみるのもおすすめです。
エージェントに相談してみるメリット
エージェントというのはやはり転職のプロですから、あなた自身とはまた違った視点で転職の選択肢というものを考えてくれます。
「自分は営業しかできないと思っていたけど、結果的に人事の求人を紹介してもらって今は人事マンとしてバリバリ働いている」という人もいます。
また、転職エージェントは転職サイトには載っていない非公開求人もたくさん持っています。
どんなエージェントでも「とっておきの好条件の求人」というものを10個や20個はもっているものです。
自分ではなかなか見えていなかった職種の選択肢や、転職サイトをみているだけでは見つけられない好条件の企業を紹介してもらえるかもしれませんよ。
面談後に「やっぱり転職はやめておこう」となっても問題なし
もちろん、面談を受けてみて「やっぱり転職はやめておこう」と思ったならその時点で「やっぱり今の会社でもう少し頑張ってみます」と伝えれば問題ありません。
「このエージェントは合わない」と感じた場合には、別の担当者に変えてもらったり、別の転職サイトに切り替えたりしても問題はありません。
いずれにせよお金が発生するようなことはないので(上で見たようにエージェントにお金を払うのは採用を行う企業側です)、情報収集の一つの手段ぐらいに位置付けておくのもアリです。
電話がしつこくない転職サイトってないの?
しつこい電話が少ないサイトはやはり大手の転職サイトですね。
例えば、リクルートエージェントや、マイナビエージェントといったところが大手転職サイトに該当します。
上記企業は面談や求人紹介についても徹底的にシステム化を図っています。
大手サイトにはものすごい数の登録者数がいますので、一人ひとりに電話をかけていたら大変です。
そのため、基本的には求職者側からのアクション(求人応募やエージェントへの相談など)を待ってから直接連絡をとってくることが多いでしょう。
転職サイトに登録しただけの段階では自動送信の案内メールが送られてくるだけのことが多いと思います。
(ただし、職務経歴がとても良いとか、年齢的にとても若いとかいったように、企業側からのニーズが強い人材の場合はこうした大手企業でも電話をかけてくるケースはあります)
小規模エージェントは直接連絡をとってくることもある
一方で、小規模エージェントは大手サイトと比べると、利用者数が圧倒的に少ないです。
せっかく登録してくれた求職者は残さず面談して、なんとか採用につなげたいと考えていますから、しつこい電話をかけてくることもあるでしょう。
ただし、こうした小規模なエージェントを使うのにもメリットはあります。
小規模会社に所属するエージェントはいわば「百戦錬磨のプロエージェント」です。
エージェントとしてとても優秀な人が多いですから、好条件での採用につなげてくれる可能性が高いです。
なので、転職の意思が固まった段階では、小規模エージェントを利用するのも1つの手ですね。
ただし、まだ転職をするかどうかちゃんと決めていないという段階でこういうエージェントを使うと、引いてしまうかもしれません。
「待ちのスタンス」で転職活動したい人におすすめの転職サイト
しつこい電話を受けたくない、どちらかというと「待ちのスタンス」で転職活動を進めたいという方も多いでしょう。
↓そんな方には、こちらのサイトのように企業側からオファーメールを出す」というかたちを採用している転職サイトがおすすめです。
こういったサイトで企業側からのオファーメールをもらったりしながら求人情報をいろいろ見てみて、
転職の意思が高まってきた段階で転職活動を本気でスタートするという形が良いと思います。
転職はあなたの人生を左右するものでもありますから、ぜひ自分に合った情報収集の仕方を選択してみてください。
2つ以上の転職サイトを同時進行で利用していいの?
結論からいうと問題はないです。
エージェント側も求職者がいろんなサイトを使っていることは百も承知ですから、文句をいうようなことはまずないです。
むしろ、転職活動ではある程度の選択肢を持って取捨選択できるような環境に持ち込むことが大切ですので、
最低でも2〜3社ぐらいは転職サイト同時に使いながら情報収集していくのが良いでしょう。
転職サイトによって登録されている求人には特色がありますから、いろんなところから求人情報が探せるようになっておく方が良い求人に出会える可能性は高くなります。
ただし、複数の転職サイトに登録し、各転職サイトから複数の会社に応募していくと最終的にどのサイトでどの求人を応募したのか整理できなくなるケースも多いです。
こうなるとせっかく良い求人を見つけたのにどこで見つけたのか分からなくなってしまう…なんてことにもなりかねません。
ご自身でしっかり整理することができる方(エクセルで管理するなど)は問題ありませんが、
細かい管理は苦手だしめんどくさいという方は、使う転職サイトは2~3社程度にしておくのが良いかもしれませんね。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

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↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
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