ポイント
- 転職したいけど、年齢はもう37歳…。今から職種や業界を変えるのはきびしい?
- 家族がいるので絶対に年収を下げられない。30代以降の転職の注意点は?
- 経験や実績をアピールする場合はどうしたらいい?20代とは何が違う?
今の仕事から転職したいけど、年齢がネックで躊躇(ちゅうちょ)してしまっている方はとても多いでしょう。
ネット情報などでは「30代以降は転職はきびしい」「雇ってくれる会社なんてない」ということがよく言われますよね。これは本当なのでしょうか?
結論から言うと、こうした主張は正しくありません。
37歳以上の年齢の人でも、転職活動を成功させ、理想の仕事に転職している人はたくさんいますよ。
ただし、30代後半からの転職を成功させるには、絶対に押さえておかなければいけないポイントがあります。
それを知らないまま転職活動を行ってしまうと、
転職したはいいけど年収が下がってしまったり、仕事内容そのものがつまらなくなってしまったりといった事態にもなりかねません。
この記事では、30代後半から転職を目指す方のために、
転職成功するための5つのポイントを解説いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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37歳からの転職!成功させるための5つのポイント
転職活動は、年齢によってやり方が違います。
企業がそれぞれの年齢の人たちに求める能力には、違いがあるからです。
つまり、37歳から転職を目指す場合には、20代のときとはまったく違ったアプローチが必要になるのです。
↓37歳以上の人が転職活動を始める場合、以下の5つのポイントを押さえてください。
30代の転職活動のポイント
- 現在のライフステージに合わせた転職をする
- 今までの経験を生かして転職する
- 企業が30代以上の人に求めていることを知る
- 説得力のある自己アピールを考える
それぞれのポイントについて、順番に解説していきましょう。
①現在のライフステージに合わせた転職をする
30代は結婚や出産などのライフイベントが多くある年代ですね。
ライフステージの変化に合わせて転職をするのは当然のことで、30代後半であっても遅いことはありません。
年齢とともに、以下のような悩みを抱える方も多くなっていきます。
ポイント
- 年収を上げたい
- 組織の上が詰まっていて、なかなか出世ができない
- ワークライフバランスを充実させたい
- 大手企業で自分の実力を試したい
- グローバルな環境で働きたい
- もっと評価してくれる会社に転職したい
年齢や時期といったことに振り回されず、自分の人生をよりよいものにするための転職活動を行っていきましょう。
②今までの経験を生かして転職する
35歳以降の転職活動は、「今までの経験」を生かせる職種・業界内で行うようにしましょう。
年齢が上がれば上がるほど、キャリアチェンジは難しくなります。
企業も、将来のことや人件費のことを考えると、若い方を採用したいですよね。
営業経験しかない37歳の方が経理職にキャリアチェンジしようと思っても、それはやはり厳しいでしょう。
自分の強みや、即戦力として何ができるのかを分析・把握してから転職活動をすると、結果に結びつきやすくなります。
③企業が30代以上の人に求めていることを知る
企業は、30代後半の方に「即戦力」としての働きを求めています。
30代後半といえば、さまざまな経験や実績のある方が多いですよね。
それらを生かして即戦力になることをしっかりアピールすれば、30代後半になっても転職活動は思うように進むでしょう。
即戦力になることを応募書類にわかりやすく書き、面接でアピールしてみてください。
必ず結果はついてきますよ!
④説得力のある自己アピールを考える
数字・他社との比較・具体的なエピソードを盛り込むと、説得力が増します。
以下は営業職の例です。
「直近5年間での売上実績は年間で8000万円、目標に対して常に110%を超えていました。
営業職100人中、常に5位以内に入る成績で、全国1位になったこともあります。
具体的な成功事例は、開拓できなかった企業と契約できたことです。
他社と自社サービスを利用した際のメリットを比較し、数字を出して提案しました」
いかがでしょうか?
しっかりアピールできていますね。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
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