
(コールセンターの面接で聞かれることの多い質問とは?)
- コールセンターの面接で聞かれることってどんなこと?
- チェックされているのはどんなところ?未経験者は?
- 高評価になる返答の例文を知っておきたい!
コールセンターの面接で聞かれることってどんなことでしょうか?
以下では、コールセンターオペレーターの仕事に応募する方向けに、
面接でよく聞かれること8個とその回答例を紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事を書いた人
中途採用でコールセンター勤務10年目。
現場のオペレーターを経てSV業務を担当しています。
現場の全員がワークライフバランス重視で働けるよう奮闘中。
コールセンターの面接で聞かれる質問8個と回答の例文
コールセンターの面接で聞かれることの多い質問としては、
↓以下のようなものが挙げられます。
1. 志望動機はなんですか?(なぜコールセンターで働こうと思ったのですか?)
この質問はコールセンターで真面目に勤務するのか測る意図があります。
明確な志望動機があれば、それだけ真剣に働こうという意思があると言えるからです。
この質問の回答では、コールセンターでなくても当てはまる志望動機はNGです。
残業が少ないから、時給が高いからだけでは、コールセンター以外の仕事でも募集はあります。
そのため、やる気が垣間見える回答が歓迎されます。
具体的な回答事例
私は、交渉スキル・提案スキルを伸ばしたいと考えコールセンターを志望しました。
これまでの仕事でも交渉や提案は行っておりましたが、対面でのセールスに限られていました。
さらにスキルを伸ばすため、コールセンターの「声だけでの営業」に強い興味を持っています。
交渉や提案のスキルを伸ばし、御社に貢献していきたいです。
【ブラック企業落ちに注意】コールセンター転職前にチェックしとくべきたった1つのこと
2. これまでの仕事で電話を使った経験がありますか?
この質問は応募時点でどの程度電話に慣れているか測る意図があります。
前職で電話対応の経験があれば、相手の顔が見えない電話対応に多少慣れていると考えることができます。
この質問に対しては、電話対応の経験が無いにも関わらず、あると嘘をつくことはNGです。
実力以上のものがあると思わせて期待を裏切ってしまう結果になりかねません。
電話対応経験が無い場合は、正直に伝えやる気をアピールしましょう。
前職では、一般事務として一次受けの電話対応を行っておりました。
お客様の状況をヒアリングして、折り返し電話をすべきか、伝言を伝えるべきか諸々判断して対応した経験があります。
事務経験を通じてパソコンの扱いにも慣れておりますので、コールセンター業務で貢献できると考えています。
3. 接客のお仕事の経験はありますか?
この質問は会話慣れしているかどうかを測る意図があります。
接客の仕事は臨機応変な対応や相手へ配慮しながら話すことが求められるため、接客経験がある人はコールセンターでも臨機応変な対応ができると考えられます。
この質問に接客経験がないと言い切ってしまうのはNGです。
会話に慣れていないのではないかと捉えられてしまいます。
「接客」でなくても、社内の人とのコミュニケーションや折衝経験など対人経験がアピールできるものでカバーしましょう。
過去にカフェ店員として3年ほど働いていましたので、人との会話スキルには自信があります。
お客様が何を求めているかヒアリングを重ね適切な商品を提案して喜んでもらいました。
コールセンターのお仕事ではお客様のニーズを聞き取り、提案することが重要になるかと思いますので、前職での経験を活かすことができればと考えています。
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4. クレームに対応した経験はありますか?
この質問はクレームへの耐性と臨機応変な対応ができるか測る意図があります。
クレーム対応の経験があるということは、クレームを処理するために柔軟な対応ができると考えられます。
また、クレームに対するストレス耐性があると評価されます。
この質問で避けたい回答としては、クレーム対応がないと言い切ってしまうのはNGです。
クレーム対応がないと言い切るとストレス耐性や臨機応変な対応ができない人だと思われてしまうからです。
この場合は、ストレス耐性がある話か、臨機応変な対応をした経験を伝えてカバーしましょう。
これまでにクレーム対応の経験はありません。
ただ、前職の営業職ではお客様からかなり厳しい要求がくることもありました。
具体的には、お客様から「値下げができないか」という交渉を受けることが多かったです。
こうした際に「期間を短くする形で費用を抑えてはどうか」など別の形での提案をするなど、工夫して対応した経験があります。
上司と相談しながら解決策を考えて提示し、契約を取るといったことをしてきましたので、対応力には自信があります。
5. 数値目標に対して、仕事で頑張った経験はありますか?
この質問は数値目標のプレッシャー耐性を測る意図があります。
コールセンターでは個人の成績が張り出される等、数値目標が課されるため、業務上のプレッシャーに耐えられるかどうかをこの質問で判断します。
この質問で気を付けたいポイントは、「ありません」とだけ回答するということです。
数値を意識せず漫然と仕事をする人だと評価されてしまいます。
数値目標を追った経験がなくても、自分がやっていた仕事を数値化してアピールするといいでしょう。
ノルマなどの形で数値目標を課された経験は今までにありません。
ただ、前職では業務効率化を推進して効率化前と比較して作業時間を約50%削減することができました。
こうした業務改善の経験から、どうしたら目標数値に届くか?を考えながら仕事をしてきた経験があります。
6. タイピングのスピードはどれくらいですか?
この質問はコールセンター業務に付随する入力業務にどの程度対応できるか測る意図があります。
コールセンターでは、電話対応以外にお客様とのやり取りを記録する「ログ」というレポートを残す事が多々あります。
その際にログを作成するスピードがあまりに遅いと仕事にならないので、面接で極端に入力が遅くないかチェックしています。
この質問で言ってはいけないことは、あまり早くありませんとだけ答えることです。
単純に入力スピードが遅いと業務に支障が出るので不採用になります。
今遅くても練習をしているとアピールするといいでしょう。
自宅でタイピング練習を毎日欠かさず続けております。
現在は1分間に80文字~100文字程度の速度で入力ができるようになりました。
この調子でスピードアップをして実務レベルでも早く入力ができるように頑張ります。
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7. WordやExcelはどのぐらい使えますか?
この質問はPCスキルがどの程度あるか測る意図があります。
コールセンターでは、電話だけでなくExcel等のツールも使うため、どの程度のレベルで使えるかチェックします。
この質問に「使えません」と回答するのはNGです。
仕事で必要なツールを全く使えないと認識されて不合格になってしまいます。
たとえ、ExcelやWordを使ったことが無くても、最低限の入力操作などは「できる」と応えておきましょう。
もし現時点で操作がまったくできない人でも、30分も練習すればできるようになりますよ。
難しいエクセル関数などの機能についてはまだ勉強中なのですが、基本的な入力等であれば問題なく対応できます。
8. 最後に、何か聞きたいことはありますか?(面接官側からの逆質問)
この質問は就業意欲や熱意を測る意図があります。
これから自分が働く職場でどんな環境か分からないにも関わらず質問がないと働く意欲が弱いと判断されます。
逆にいくつか質問をすることで、職場に対する興味があると見てもらうことができます。
この質問でやってはいけないことは、福利厚生や休日などの事を聞くことです。
コールセンターで働きたいと面接を受けているのに、手当や休みの事を聞くとやる気がないと思われます。
職場の雰囲気や就業までにやること、活躍するために必要なことなどを質問するといいでしょう。
少しでも早く御社に貢献できるよう努力したいと考えております。
研修終了後、どのくらいの期間で初成約を目指すなど、目標や目安はありますか?