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大学職員の転職体験談

【大学職員の第二新卒転職】歓迎される?採用の実態を現役職員が解説

大学職員 第二新卒

(第二新卒も大学職員になれる?)

  • 第二新卒で大学職員になれる?
  • 社会人経験者は歓迎される?採用倍率どのぐらい?
  • 配属先や新人研修はどうなるの?

大学職員は人気の職種ですね。

大学がつぶれることは非常にまれなので雇用安定ですし、

事務職としては高めの平均年収も魅力です。

新卒では企業に入社したけど、

やっぱり大学職員になりたい…。ということで、

第二新卒枠での就活を検討している方も多いかもしれません。

私自身も第二新卒として大学職員に転職しました。

民間企業時代に比べて、

ワークライフバランスは爆上がりしたので、

結果としてこの選択はまちがっていなかったと思ってます。

体験談の投稿者

この記事では、第二新卒に該当する方(大学卒業後3年程度の人)向けに、

大学職員の採用や配属先の内情をお教えします。参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人

新卒で電気メーカー就職→国立大学職員に転職(教務課で3年)
その後、私立大に転職し経理・研究支援・補助金業務を担当。転職時には国立大2校と私大1校で内定。大学職員の転職方法を解説します。

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ハロワで探す…とかはブラック一直線なので注意して下さいね。

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体験談の投稿者

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そもそも大学職員で第二新卒の採用はある?

大学職員 第二新卒

(第二新卒も大学職員に転職することは可能です)

 

結論から先にいうと、大学職員も第二新卒の採用はあります。

上でもちょっと書きましたが、

私自身も新卒で民間企業で3年働いてから大学職員に転職しました。

その後もずっと大学職員やってますが、

第二新卒で大学に入職してくる人は普通にたくさんいますよ。

体験談の投稿者

直近の採用でいえば、30人程の新入職員のうち、

3分の1程度は第二新卒でした。

その内、8割は民間企業からの転職でしたよ。

第二新卒採用の倍率はどのぐらい?

第二新卒は、新卒よりも採用されやすいと思います。

理由としては以下の通り。

まず、中途採用ほど他企業や他大学の文化に染まっておらず、

フレッシュな発想ができて改革に前向きと期待されるのです。

次に、新卒と違って、基本的なビジネスマナーや社会人としての心構えを既に身につけていることが好まれますね。

採用倍率は大学によるので一概には言えません。

ただ、私が第二新卒で入職した時は、職員が1000人程の規模の大学で、採用者30名のうち、半数が第二新卒でした。

第二新卒の採用率は高めと言えるでしょう。

第二新卒で入職した場合の配属や研修は?

第二新卒と新卒で、入職後の配属に差はないでしょう。

前職での経験を活かせる部署に配属される可能性はあります。

しかし、大学職員は基本的に3年程度でジョブローテーションがあるので、最初の部署が経験に応じた部署とは限りません。

また、出世についても、どちらが有利というのはありませんね。

入職後の研修は、新卒と一緒に集合研修を受けるケースが多いと思います。

第二新卒は前職が大学でないことが多いので、新卒と同じ教育が必要とみなされるのです。

入職後については、新卒とほとんど変わらない待遇だと思いますので、安心してくださいね。

>>大学職員のホワイト求人ってどこで見つかるの?

第二新卒が大学職員の採用で受かるコツ!

第二新卒として就活する人が、最短で採用を勝ち取るためには、

↓以下のようなことを意識してみてください。

1. なぜ大学は第二新卒を採るのか?を理解して自己PRを考える

まず初めに、なぜ大学側は新卒でも中途採用でもなく、あえて第二新卒を採用するのでしょうか。

大学職員は人気の職種ですので、新卒でもたくさんの応募者を集められます。

中途採用でも、実務経験の豊富な応募者が多く来るはずですよね。

その理由は、もちろん上記で述べたように、社会人経験がありつつも、凝り固まらず新しい視点でモノを見られるという点にもあります。

しかしそれ以上に重視されるのは、第二新卒は離職のリスクが低いということでしょう。

第二新卒は、新卒に比べて、一度他企業を経験していることで仕事に求めることが明確化されています。

つまり、ミスマッチで辞めてしまう可能性が低いのです。

更に、中途採用よりも、若手の内に採用することで、大学への忠誠心や愛着を育てやすいと考えられますね。

2.「辞めない人材」であることをアピールしよう

大学職員は、基本的に長期雇用が前提です。

ジョブローテーションで育てていく方針の職種のため、辞めない人材が求められるのです。

例えば、初めは学生に近い教務課に3年程配属された後、研究支援に3年従事し、人事や経理等の法人部門を経験するというように、2〜3年で配置換えをしてジェネラリストを育てます。

私を含め、私の周囲でも、大学卒業から10年程経った今、新卒から同じ企業に勤め続けている人は、半数以下です。

社会人経験の無い学生時代に選んだ企業が、入社後、自分に合っていないと気づくケースが多いのでしょう。

実際に現在大学職員の私の友人6名のうち全員が、民間企業を経験後、第二新卒で大学を希望し転職して働き続けています。

3.「なぜ大学職員になりたいのか?」を明確にしよう

大学に響く自己PRをするには、現職での経験を踏まえてなぜ大学職員なのかを伝えましょう。

今の仕事と比べてどう魅力を感じているのかを語ることが重要です。

大学職員への志望の本気度を、社会人経験を踏まえて伝えることで、辞めずに長く貢献できる人材をであることをアピールしましょう。

「大学職員の求人がなかなか見つからない…」という人へ

(大学職員の求人がなかなか見つからない人へ)

 

大学職員の求人ってなかなか見つけにくいですよね。

もちろん、「とりあえず大学職員になれるならどこでもいいや…」みたいな感じで探すならたくさん見つかるとは思うんですが、

こういう探し方で見つかるのって、

たいていはブラック環境な大学職員の求人だったりします。

大学職員とひとくちにいっても、

実際に働く環境はさまざまなので注意してください。

大学職員といってもすべてがホワイトではありません。

同じ「大学職員」でも、

↓こんな感じで二極化しているのが2024年現在の実情ですね。

転職経験者
  1. ブラックな大学で働く大学職員たち
    安い給料で新人研修もなくいきなり現場に放り込まれ、恥をかきながら仕事を覚えさせられ、やる気のない学生相手に誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
  2. ホワイトな大学で働く大学職員たち
    最初から平均より高い給料で、しっかりとした新人教育を受けることができ、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境。
    残業も少ないのでワークライフバランスを実現できている人たち。

↑同じ大学職員なのに、

なぜこういう差がついてしまうのか?ですが、理由は簡単です。

毎年入学者が殺到するような人気大学と、

学生にぜんぜん人気のない定員割れの過疎大学…では、

大学職員として働く環境がまったく違うからです。

大学は、学生さんたちが納めてくれる学費によって成り立っている組織です。

大学職員の給料もそこから出ています。

なので、学生に人気がなくて学費をちゃんと集められていない大学では、

経営は苦しくなり、大学職員の給料も安くなってしまうのです。

しかも、こういう不人気大学では、

人件費を少しでも安くするために、

最低限のスタッフ数しか雇用しない傾向があります。

結果的に、職員は限界ギリギリの状況で現場をまわすことになり、

土日出勤やサービス残業の横行する、

激務ブラックな雇用環境になりがちなんですね。

 

「偏差値高い大学 = ホワイト職場」ではない(2023年の学生数ランキング参照)

(「偏差値が高い大学=ホワイト職場」ではないので注意)

 

注意していただきたいのは、

必ずしも「偏差値の高い大学=大学職員にとってホワイトな雇用環境」ではないことです。

高偏差値大学の職員になれた!

…と思って実際に職場に入ってみたら、

地獄のような職場環境で体調を崩し、

退職を余儀なくされた…。

なんてことは珍しくないので、注意して下さい。

転職経験者

例えば、2023年の学生数ランキング(私立大学)がこちらなんですが、

↓学生数で1位は日本大学です。

 

(「偏差値の高い大学=人気大学」ではありません)

 

↑早稲田(2位)や立命館(3位)、慶應(6位)など、

偏差値トップクラスの私大もランキングに入っていますが、

4位に近畿大学、5位に明治大学、7位に東洋大学…と、

偏差値的にはあまり有名でないところも、

学生数ではランキング入りしている「人気大学」だったりするんですね。

先にもお伝えしたように、

大学職員の給料は学生さんの納める学費から出ています。

少しでも良い環境の大学で働きたいなら、

学費をしっかり集められている人気大学で働くことが必須になります。

大学職員として「自分の職場を選ぶ」という視点で見る場合、

見るべきなのはその大学の偏差値ではなく、

学生をたくさん集められている人気大学かどうか?であることを知っておいてください。

 

学校法人は「大学運営だけ」で利益を出しているわけではない

また、あまり名前の通っていない大学であっても、

ホワイトな大学職員として働けるケースもあります。

大学経営そのものがうまくいっているケースがあるからです。

大学というのは「学校法人」という組織が運営しているんですが、

学校法人は大学運営だけで利益を出しているわけではありません。

なかには大学付属の保育園〜高校の一環運営などで、

しっかりと利益を出しているところもあったりするんです。

大学を「自分が働く職場」として考える場合、

見るべきなのは有名大学かどうか?ではなく、

きちんと利益を出していて、

職員の給料や雇用環境の良い大学か?

であることに注意しましょう。

体験談の投稿者

 

私も「とりあえず大学職員になれるならどこでも…」で転職活動し、地獄に落ちました

(とりあえず大学職員になれるなら…という発想はNG)

  • 大学職員になれるならどこでもいい。
  • 最初はお給料が安くても、年功序列で給料アップしていくはず。
  • なので、大学職員の求人を見つけたら、とりあえずかたっぱしから応募する!…

↑これ、実は私がやってしまったミスなんですが、

「大学職員ってホワイトらしいので、

とりあえず採用してもらえるならどこの大学でもいいや…」

みたいな感じで、テキトーに転職活動していました。

(大学のサイトの採用ページを毎日チェックして、

かたっぱしから応募していました)

体験談の投稿者

今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、

結果的にブラックな大学職員求人に応募してしまい、

最悪な労働環境に入ってしまったことがあります。

結局、その後に別の大学に転職したんですが、

今から思うと、ブラック大学で働いていた期間って本当に人生で無駄な時間でした…。

これから転職活動を始める人は、

どういう大学職員の求人を狙って応募するか?

には絶対にこだわってしぼりこんだ方が良いです。

ブラックな大学にまちがえて応募してしまうと、

貴重な人生の時間をドブに捨てることになります。

ホワイトな大学職員になりたいなら、

しっかりとホワイト大学の求人を狙って応募することが大切になります。

ここだけはきちんとやっておかないと、

あとでものすごく後悔することになるのでくれぐれも注意してください。

せっかく大学職員に転職するなら、

ワークライフバランスが良いホワイト環境で働きましょう。

お給料も高い方が良いに決まってますからね。

 

「大学職員の求人に特化した転職サイト」で求人を探すのがコツ

(ホワイト求人だけにしぼりこんで応募しましょう)

年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、

特定の業種業界の求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。

転職サイトってものすごくたくさん種類がありますが、

それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。

実際に求人リサーチしてみました。

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(なお、無料アカウント登録だけで使えるサイトなので、お金がかかるようなことはいっさいありません)

転職経験者

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(無料アカウントで求人検索できます)

 

転職活動ってどこで求人を探すか?によって、

結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。

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体験談の投稿者
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  • 将来の幹部候補として入職できる大学求人

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doda転職エージェントの口コミ評判(体験談14件あり)

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今すぐは転職できない…という人もやっておくべきこと

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転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。

日々の疲労やストレスが限界になると、

転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。

疲れて仕事から帰ってきたら、

転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。

体験談の投稿者

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希望年収や志望職種などを入力しておくと、

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(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります

良さげな求人が見つかったら、

ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。

普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、

大学職員の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。

(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)

あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、

今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。

いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。

転職サイトっていろんなところがありますが、

絶対にブラックな職場に入りたくない人は、

大学職員の求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。

特に未経験で転職する人は要注意です。

求人を探す場所をまちがえてしまうと、

地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。

私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。

体験談の投稿者

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