
(大学職員に転職して後悔するってどんな場合?)
- 大学職員に転職して後悔してることってある?
- 失敗したなあ…と感じるのってどんなとき?
- 大学職員にあるあるな退職理由は?
大学職員は雇用は安定していますし、
一般企業の事務職と比べるとお給料も良いほうだと思います。
ただ、どんな職業でも自分に合う/合わないはあるのはしかたないところですね。
この記事では、大学職員に転職して後悔した!となることが多いケースを紹介します。
これから大学職員への転職を目指す人は参考にしてみて下さい。
この記事を書いた人
新卒で電気メーカー就職→国立大学職員に転職(教務課で3年)
その後、私立大に転職し経理・研究支援・補助金業務を担当。転職時には国立大2校と私大1校で内定。大学職員の転職方法を解説します。
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この記事の目次
大学職員に転職して後悔?失敗あるあると多い退職理由

(大学職員になって後悔?あるあるな退職理由5つ)
大学職員に転職して後悔…(失敗した)
↓となるあるあるなケースとして以下の5つがあります。
1. 若いうちは年収が低い(特に国立大学職員は)
大学職員は若いうちは年収が低いです。
特に国立大学職員はこの傾向が顕著ですね。
若いうちから稼げる!と期待していた人にとっては、
失敗した…と感じる部分かもしれません。
職員数1,000人規模の国立大学で勤務した私や、
同僚の事例を基に、
↓経験年数ごとの年収推移をまとめると
以下のようになります。

- 経験1年目
年収300万円前後 - 経験3年目
年収400万円前後 - 経験10年目
年収500万円前後
もちろん残業時間の多い少ないにより前後はしますが、
経験10年目までは役職が与えられないことがほとんどです。
そのため、国立大学職員が若いうちから年収を大きくアップさせることは望めません。
地域手当や寒冷地手当など、
勤務する地域により支給される手当の額は異なりますが、
基となる給与体系は基本的にどの国立大学も同じです。
国立大学の職員は雇用が安定していて(つまり首になることがほぼない)
しかも年功序列の組織になっていることが多いですから、
経験年数を重ねるごとに給料は上がっていきます。
逆に言えば若いうちは給料が安いので、
その点に不満を持つ人は多いかもしれません。
また、国立大学職員は「みなし公務員」という扱いになります。
公務員と同様に年功序列の要素が強いんです。
基本的には仕事ができるできないにかかわらず、
年齢を重ねるごとに少しずつ基本給が上がっていく仕組みになっています。
若いうちからある程度の給料を稼ぎたい人は、
私立大学の職員(それもある程度偏差値の高い人気大学)
↓を目指す方が失敗が少ないでしょう。

>>ホワイト職場で働きたい!高年収な私立大学職員になりたい人へ
2. バリバリ働いて出世したい人には向かない
大学職員はバリバリ働いて出世したい人にはおすすめしません(特に国立大学は)
大学職員の職場ってはっきりいって「ぬるい」です。
基本的に解雇されることはありませんし、
ノルマなんかもないのでのんびり働いてる人が多いんですね。
逆に言えば、仕事はそこそこにして趣味に没頭したい人や、
育児や介護との両立が必須な人にとっては、
天国のような職場かもしれませんね。
とても優秀な若い人でも、年齢の高いベテランには年収で勝てません。
自分がどれだけ頑張って仕事をしたところで、
仕事をしていない人のほうが多くの給料をもらっている…
↑こういう働き方に苦痛を感じる人は、大学職員は向かないかもしれませんね。
このように年功序列の環境ですから、
出世欲も少なく仕事よりプライベートを優先する人も多くいます。
個人で成果を上げてバリバリ稼ぎたい!
というタイプの人は大学職員への転職は避けた方が良いでしょう。
>>ホワイトで落ち着いた環境で働きたい。大学職員を目指す人へ
3. 思っていた仕事内容と違うケースがある
大学職員となった後に、思い描いていたイメージと異なる仕事内容にギャップを感じることが少なくありません。
大学職員といえば窓口で学生対応をするイメージがもたれやすく、
そこに憧れを抱いて職員となる人が多いです。
しかし、実際には総務系、財務系、研究開発系といった、
学生と接することのない部署のほうが多いのです。
規模の大きい大学だと、学生とはまったく関係のない大学病院に配属されることもあります。
大学病院への配属ともなると、「自分は本当に大学職員なのか?」とすら思えてくるほどです。
多くの場合、2年から3年おきに異動がありますが、
必ずしも希望した部署に異動できるとは限りません。
自分の希望しない部署で勤務する可能性があることは覚悟しておくべきでしょう。
4. 配属部署によっては激務で残業も多い
大学職員は楽なイメージがもたれやすいですが、
配属部署によっては激務で残業が多いところもあります。
中には、定時ではほとんど帰れない墓場のような部署もあります。
特に、本部や事務局と呼ばれる各学部を統括する部署が忙しいと言われています。
私が勤務した大学の事務局の建物は、
深夜にもかかわらず電気が消えないことから、
職員の間では「不夜城」と言われていました。
業務量が膨大なため、お昼休み中もずっと仕事をしている人もいました。
「大学職員は毎日定時帰りなんでしょう?」と聞かれることもありますが、
日々の残業はおろか、繁忙期には土日出勤をすることも珍しいことではありません。
5. 人間関係の構築が難しい
大学職員は人間関係の構築が難しい面があります。
というのも、大学職員の場合、事務職員のみならず、
教員とも仕事上接する機会が多いからです。
大学の中では、事務職員よりも教員のほうが立場が上という考え方が一般的です。
私の経験では、教員の方の事務手続きの誤りを指摘した際、
事務職員の指示が悪いと怒鳴られたことがありました。
もちろん、優しい教員の方も多いのですが、
中には事務職員を下に見る教員の方もいるので、
良好な関係を築けずに悩むことも少なくないのが実情です。
ホワイト職場で働きたい!高年収な大学職員になりたい人へ

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転職先の候補にする大学(学校法人)をまちがえないように注意しましょう。
大学職員といえどもブラックで激務な職場もあります。
大学職員ならどこでもいい!ではなく、
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普段から転職サイトで求人情報をこまめにチェックするくせをつけましょう。
これをやっていると「今の職場がどうしてもしんどくなったら、
別の選択肢(大学職員への転職)もある」と気付けます。
いい意味での逃げ道をつくることができるんですね。
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