dodaには「スカウトサービス」という仕組みがあります。
これは「企業側から求職者に対してコンタクトする」というもので、自分に興味を持ってくれている企業だけに応募することができる仕組みになっています。
最初から採用意欲の高い企業にだけ応募できますので、
門前払いを喰らうようなことがないのがいいですね。
ただし、スカウトサービスも万能ではありません。
メリットとデメリットを知った上で使いこなすことが大切です。

これからdodaを使って転職活動することを検討している方は、
スカウトサービスのメリットデメリットについて、
実際の利用者の体験談ベースで知っておくことをおすすめします。
(公式サイトだけをみていてもわからない情報は多いです)
今回は、実際にdodaのスカウトサービスを活用して就職内定まで進むことができた方に、体験談を投稿していただきました。
ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
dodaスカウトサービスの口コミ評判(実際に利用してみた体験談)
私はひとつの会社で10年近く働いていたのですが、
コロナ禍をきっかけに「自分の仕事はこれでいいのか」と悩むようになり、
2020年7月からdodaに登録して転職活動をスタートしました。

約8ヶ月の転職活動期間を経て、doda経由で応募した企業に転職しました。
2020年7月~2021年2月の計8ヵ月間、前職の仕事をしながら転職活動をし、2021年3月から新しい会社に転職し働いています。
結果的にはスカウトサービスをきっかけに出会った会社に転職したので、利用してよかったと思っています。
以下では、私が実際にdodaのスカウトサービスを利用したときに感じたことを体験談としてまとめてみました。
参考にしてみてください。
dodaスカウトサービスでもらったオファー件数と内定率
スカウトサービスをメインの情報源として使いながら転職活動を進めていきました。
dodaのWEB履歴書に必要事項を登録すると、doda側からスカウトサービスの連絡を多くもらうことができます。
私は特別職務経歴が優秀な方ではありませんが、
それでも30社近く面接まで進めるオファーをもらうことができました。
そのうち結果的に4社から内定のお話を頂けたので、内定率で見ると13.33%ということになります。
前職の仕事をしながらだいたい半年ほどの転職活動期間を経て、2021年3月から新しい会社に入社しています。
(当然ながら残りの3社は内定辞退となりました)
dodaスカウトサービスを利用した場合の転職活動の流れ
↓私の場合、以下のような流れで転職活動が進んでいきました。

- dodaに無料登録
- WEB履歴書などを入力する
- だいたい1週間ぐらいでスカウトオファーが届き始める
- dodaの担当エージェントと面談(任意)
- さらに具体的なスカウトオファーが届くようになる
- 希望する企業に応募
- 面接(一次〜三次:SPIが入る会社もあり)
- 内定
doda内でエージェントサービスに申し込むと事前面談をしてもらえますが、これは任意です(dodaに登録すると無料で使えます)
サイト経由で来たスカウトメールに自分で返信し、その後企業側と直接やりとりしていくかたちで選考に進んでも問題はありません。
ただ、エージェントと面談すると書類選考対策や面接対策をいろいろやってもらえるほか、
入社後1年目の年収交渉なども代行してもらえるので、私自身は使うようにしていました。
エージェントさんはいろいろ相談に乗ってもらえますし、
企業側と間に入ってくれますので、転職活動をひとりでやるのが不安な方は使ってみる価値はあると思いますよ。
いつごろスカウトメールが来たか?
私の場合、doda登録後1週間くらいでスカウトメールがポロポロと来るようになりました。
(このぐらいのタイミングでWEB履歴書を入力したからかもしれません)
そのときはやや希望と合わないオファーもたくさん来ていたいのですが、
エージェントとの面談を受けた後には自分の希望にベストマッチなスカウトメールがたくさん来るようになりました。
オファーの内容は正直に言ってピンキリですが、当時の年収や役職と同等か少し上のものが多く届いていたように思います。
事前にdoda内で専用の履歴書や職務経歴書を記載し公開していましたので、同業種からのオファーが多かったですね。
dodaで自分の希望に合うスカウトメールをもらう方法
自分の希望に合ったスカウトメールをもらうためには、dodaのサイト内で履歴書と職務経歴書をきちんと入力しておくことがカギになると思います。
特に、職務経歴書は自身の強みを中心に事細かく記載しておくと良いです。
自分にはどんな経験があるのか、どんな強みを持っているのかを、採用担当者に理解してもらうように記載しましょう。
エージェントサービスを使っている場合には、職務経歴書の添削も無料でやってくれますよ。
まずは面接につなげるために、実際に経験した仕事内容を事例とともに詳細にプレゼンすることが重要かと思います。
エージェントサービスを使う場合の面談のコツ
エージェントサービスを使うかどうかは任意です。
(スカウトメールに自分で返信して企業側と直接やり取りするのもOK)
以下では私が受けたエージェント面談の内容について書いています。

私の場合、dodaのエージェントとの面談を就活期間内に3回ほど行いました。
何の面談でも「転職先にもっとも求めることは何か・求人を選ぶ際にはどこを重要視しているのか」をヒアリングされる感じです。
面談後には、面談で出した希望条件に合わせてdoda内の登録情報を修正してくれますので、スカウトメールの精度がより上がった感じです。
結果として自分にマッチする求人を探す手間が大幅に減ったので、面接対策に集中できたように思います。
スカウトメールを使っているけど思うような会社からオファーが来ない、と感じている方は、一度エージェントと面談してみると良いかもしれませんね(エージェントとの面談は無料です)
dodaスカウトサービスについてのよくある質問と回答
以下では、dodaスカウトサービスを使う場合によくある質問と回答をまとめてみました。
こちらも参考にしてみてください。
1.dodaスカウトサービスに返信したのに「連絡なし」もありえる?
dodaのスカウトサービスに返信したにも関わらず、連絡なしということは基本的に無いかと思います。
企業側は転職サイトに求人を載せるのにお金がかかっています。
せっかくの意欲が高い求職者(あなた)から返信が来たのに、それを無視するというのはちょっと考えにくいでしょう。
↓ただし、すでにみたように企業側が送ってくるスカウトメールには3種類があります。
- 通常オファー
- 面接確約オファー
- プレミアムオファー
2.面接確約オファーと、3.プレミアムオファーは企業側も最初から採用するつもりで送ってきますが、
1.の通常オファーについては企業側も「とりあえずマッチする人全員に送ってみる」ぐらいのテンションで送ってきている可能性が高いです。
なので、通常オファーについては過度な期待をしない方が良いかもしれませんね。
面接確約オファーやプレミアムオファーがきた場合には採用内定はかなり近いと思われるので、しっかり準備して面接に進むと良いでしょう。
2.dodaスカウトサービスを利用したら勤務先にばれる?危険?
結論から言うとこれはないと思います。
考えられる可能性としては、自分が今働いている会社が採用活動をしているときに、
自分の履歴書をみてしまうことが原因として考えられますが、
doda内で自分が指定する企業が自分の履歴書を見ないようにすることができます。
(↓マイページから設定できます)
勤務先だけでなく関わりの深い取引先なども連絡先が見れないようにしておけますので、バレるリスクはほぼゼロにできると思いますよ。
dodaスカウトサービスは停止できる?
dodaのスカウトサービスを使っていると、あまり興味のない会社からひんぱんにオファーが来る…ということがときどきあります。
納得できなければお断りの返信をするのが礼儀かもしれませんが、お断りを入れたにもかかわらず何度もオファーしてくる企業もあります。
(通常オファーの場合、企業側としては自動配信で送ってますので1件1件把握していないのだと思います)
あまり気に入らない企業がもしあれば、その企業からスカウトが来ないようにすることができますよ。
(ブロックすることがdodaスカウトサービスの管理画面上で可能です)
dodaのスカウトサービスは本当に無料?料金はかからない?
結論からいうとスカウトサービスは最初から最後まで料金はかかりません(無料です)
私も「最初から最後まで無料」と言われるとむしろ怪しいと感じてしまうタイプなんですが、これは要するに求人を募集している企業側がコストを負担してくれているからです。
dodaスカウトサービスには、通常オファー・面接確約オファー・プレミアムオファーの3つがあり、いずれも私たち求職者側は無料ですが、企業側は料金がかかっています。
厳密にいうと、企業側は1つ目の「通常オファー」については私たちと同じく無料ですが、
後の2つ(面接確約オファーとプレミアムオファー)については企業側に費用がかかります。
なので、通常オファーがきた企業についてはあまり採用意欲が高くないのが実際のところだと思いますが、
後の2つのオファー(面接確約オファーとプレミアムオファー)を受けた場合には、採用内定まで進める可能性はかなり高くなると思います。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

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↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
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転職支援サービスは、
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(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
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自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
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はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
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仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
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条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

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