- フリーターから正社員になるのって難しい?
- フリーターを脱出したい…。具体的に何をどうしたらいい?
- 年齢的にすでに20代後半になってしまった。もう正社員になるのって難しい?
- 新卒入社した会社を辞めてしまった…。就活のやり直しってできないの?

(フリーターから正社員になるのは難しい?具体的な就活方法を解説します)
好きでフリーターや非正規をやっているわけではないのに、
なかなか正社員になれない…と悩んでいる方は少なくありません。
新卒の就活でうまくいった人はいいかもしれませんが、
入社した会社がどうしても合わなくてすぐやめてしまったという人もいらっしゃるでしょう。
年齢は20代後半以降、転職回数も多いので正社員になるのはもう難しいかも…。
と感じてしまっている方もおられるかもしれないですね。
ですが、結論から言うとフリーター期間が長くなっている人でも、
そこから正社員として採用されることは可能です。
年齢なんか関係なく、
未経験の業種業界に正社員として就職することは決して難しいことではありません。
重要なことは「就活のやり方」をまちがえないことです。
特に多いまちがいが、
大卒新卒の就活と同じようなやり方で就活してしまうことです。
フリーター期間が長くなっている人が、
新卒の就活と同じやり方で就活しても、まずうまくいかないので注意してください。

この記事では、フリーターから正社員になるための具体的な方法を解説します。
年齢が高い人・転職回数が多くなっている人向けの内容になっていますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
フリーターから正社員は難しい?知っておくべき2つのポイント
フリーターから正社員になるためには、
↓以下の2つのポイントを絶対に外さないようにしてください。
- そもそも可能性のあるところで勝負する
- 採用側に「自分を採用する理由」を与えてあげる
どちらか1つでもかけていては就活の壁にはね返されてしまいます。
それぞれのポイントについて、順番に見ていきましょう。
1.そもそも可能性のあるところで勝負する
これは基本的なことですが、意外に見落としてしまいやすいポイントです。
企業が新しく人を採用するときには、
未経験者を採用する場合と、実務経験者を採用する場合があります。
この記事を読んでくださっているあなたは、
当然ながら前者の求人(未経験者の採用枠)に限定して就活をすべきです。
問題は「どこで未経験者向けの求人を探せば見つかるのか?」ですが、
これはフリーター・第二新卒の就活支援を専門にしている転職エージェント会社を使うことで解決できます。
↓例えばこちら(就職shop)
フリーターしか経験がない方でも応募できる求人が豊富です。
最大手のリクルート運営のフリーター・既卒向けエージェントなので、
他の就職支援会社と比較して求人数が圧倒的に多いのが特徴ですね。
他にも、親身な就活支援サービスを受けたい場合は、
↓こういった中小規模のエージェント会社を使ってみるのもおすすめです。
なお、転職エージェントは企業側が払う求人広告料で運営されていますので、
求職者(あなた)は最初から最後まで無料で使うことができますよ。
利用をやめたくなったらいつでもやめられるので、リスクはありません。
また、こういった既卒・フリーター向けの転職エージェント会社は、
日常的に「フリーター期間が長くなっているけど、なんとか正社員として就職したい」とがんばっている人からの相談を受けつけています。
つまり、他の利用者も多くはあなたと同じ状況です。
面談でフリーター期間が長くなっていることや、
転職回数が多いことを責めてくるようなことはまずありません。
安心して相談することができますよ。
>>(ポイント2)採用側に「あえて年齢も高く・転職回数も多い自分を採用する理由」を与えてあげる
採用されやすい職種を狙う
フリーターから正社員になるには、採用されやすい業種・業界を狙っていくことも大切です。
特別なスキルや経験がまだない方は、やはり営業職を狙うのが最短距離になるでしょう。
営業というと「きつい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ひとくちに営業職といってもものすごくたくさんの種類があります。
確かに、個人顧客の新規開拓営業などはとてもノルマがしんどくてストレスも大きいのですが、
法人顧客相手のルート営業などのように、
基本的に毎日同じ人と顔を合わせながら、マイペースで働ける営業職もありますよ。
あなたにも希望する職種や理想の働き方として思い描いている姿があると思いますが、
ここでは一刻も早く「フリーターから正社員のレールに戻ること」を優先するのがおすすめです。
いったん正社員としてのレールに戻ることができれば、
そこから転職していくことは今よりもハードルが低くなるのは間違いありません。
特に年齢が20代後半以降になっている方は、
まずはフリーターを脱出することを最優先にしましょう。
大手企業にこだわらないこと
フリーターから正社員になるためには、大手企業にこだわらないことが大切です。
大手企業というのは給料や福利厚生が充実しているのが魅力ですが、その分だけライバルが多いからです。
後で見るように、
フリーターの期間が長くなっている人は、まわりの20代前半の若い新卒ライバルに負けないようにしないといけません。
さらに、日本の大手企業というのは「職歴まっさらな新人をゼロから育てる」のを好む傾向があります。
フリーターからの就職の場合、
よほどのスキルや資格などを持っていないと、内定をもらうのは難しいのが実情です。
一方で、中小企業というのは「人集め」に常に困っている会社が大半です。
特に、学生の就活では「中小なんて見向きもしない」なんて人が少なくありません。
(これってものすごくもったいないことなんですが)
必然的にライバルは少なくなりますので、
フリーターの方でも採用される可能性はぐっと高くなりますよ。
もちろん、長い目で見た場合に「将来的に大手企業でバリバリ働いてみたい」という気持ちを持つことは問題ありません。
しかし、ここでもフリーターの方は正社員のレールに復帰することを優先目標にしましょう。
まずは企業規模よりも、採用されやすい会社を積極的に選ぶようにしてください。
2.採用側に「自分を採用する理由」を与えてあげる
企業の採用担当者は、いうまでもありませんが彼ら自身がサラリーマンです。
彼らにも上司がいて、ノルマがあります。
「今月末までに、こういう人を3人採用しないといけない」
といったように目標を課せられて仕事をしているのです。
そして、彼らは「この人を採用する」と決めたら、
「なぜこの人にしたのか?」を自分の上司に説明しないといけません。
特に、未経験者の採用にあたっては
- 年齢的に若い人
- 転職回数が少ない人
- 現在フリーターではなく正社員として働いている人
- できれば学校卒業してから時間がたっていない人
↑こういう人たちであれば、自分の上司に「なぜ採用したのか?」の説明をしやすいのです。
一方で、フリーター期間が長くなっている人や、年齢が高い人をあえて採用とした場合には、
彼らは自分の上司から「なんであえてこの人にしたの?」というツッコミを受けて、
その説明をしないといけません。
採用担当者が「なぜ、あえてこの人を採用にしたのか?」を上司に説明しやすいようにしてあげる
逆に言えば、採用担当者が「なんであえてこの人にしたのか?」
の説明を彼らの上司にしやすいようにしてあげれば、
状況的に不利なあなたであっても正社員として採用される可能性は十分にあるのです。
フリーターから正社員になるためには、
こうした「人事採用担当者側の事情」をきちんと理解しておく必要があります。
その上で、具体的にどのようなアピールの仕方をすれば採用の可能性が高まるのか?
↓を次の項目で説明していきましょう。
自分の「弱み」を「強み」に変える
この記事を読んでくださっているあなたは、
きっとこれまでに就活や仕事でたくさん辛い思いをしてきた人でしょう。
- 年齢や転職回数の多さなどを理由に不採用にされた。
- 書類審査にすら通らないことが20回以上続いた。
- 面接で採用担当者にバカにしたような態度を取られた。
↑私自身も経験がありますが、本当に辛いですよね。
こうした経験をしていることは、一般常識的には「自分の弱み」ですが、
発想の転換で「強み」に変えることは可能です。
こうした辛い経験を乗り越えてきたことは、あなたの「強み」にすることができます。
- 就活でなかなかうまくいかなかった時期が長かったので、その分だけいろんな企業の情報をリサーチし、いろんな会社の人事採用担当者と会ってきた。
- 仕事や人間関係を通じてつらい思いをたくさんしてきたので、まわりの気持ちがよくわかる。
- 良くも悪くも後が無いので「次は失敗できない」という覚悟が決まっている
↑こうしたことはあなたの強みにできる長所です。
特に、3つ目の「次は失敗できないと覚悟が決まっていること」は、
20代前半のライバルたちにはできない強力なアピールになるでしょう。
くりかえしになりますが、重要なことは
企業の採用担当者にあなたを採用する理由を与えてあげること。
(彼らが自分の上司を説得しやすいようにしてあげること)
です。
まとめ
今回は、フリーターから正社員になるために知っておくべき具体的なポイントを解説しました。
(↓※念のためにおさらいすると、以下の2つです)
- そもそも可能性のあるところで勝負する
- 採用側に「あえて年齢も高く・転職回数も多い自分を採用する理由」を与えてあげる
年齢が高くなっている人や、転職回数が多い人であっても、
やり方さえまちがわなければ、フリーターから正社員になることは決して難しいことではありません。
ぜひ希望を捨てずにがんばってみてくださいね。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
転職サイトは今すぐ転職する気がない人も気軽に使うことができますよ。
マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
マイナビエージェントは個人的に最もおすすめな転職サイトです。
未経験から高年収を目指せる求人から、
実務経験者限定のクローズド求人まで、
好条件なホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
無料で使える鉄板の大手転職サイトなので、転職活動が初めてな人も安心です。
転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
あなたにマッチする求人が出てくるたびにメール自動通知してもらうえます。
気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

転職サイトは完全無料で使うことができます。
いつでも利用をやめられますし、
変な連絡が来ることもないのでリスクはゼロです。
今すぐは転職できない人も、転職サイトを活用して情報収集から始めましょう。
転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
情報リサーチといえば新聞をまずイメージしますよね。
ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
転職サイトを見るようにした方がよっぽど年収アップにつながりますよ。
実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

転職サイトで希望条件を入力しておくと、マッチする求人が自動的に情報として入ってくるので情報感度が高くなるんですよね。
最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
チャンスがめぐってきたらすぐに行動を起こせるようにしておくのが大切です。
転職サイトを使った情報リサーチのやり方
\ 高年収な求人多数あり!/
転職サイトに無料登録すると、
↓こんな感じで最新の求人情報にいつでもアクセスできるようになります。

↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。