- 女性が不動産営業で働くのは危険?
- ノルマのための枕営業とかあるの?
- 物件案内で襲われる…など危険な目にあうリスクは?
この記事では、ハウスメーカーで不動産売買営業として働く
私の実体験談を紹介します。
ぶっちゃけ「不動産=女性には危険」
というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
ただ、この業界は性別関係なく
成果を出せば高年収になれたりするので、
メリットもありますね。
ノルマや枕営業…の有無など実態を赤裸々に書いていきますので、
不動産業界への転職を検討している女性は参考にしてみてください。
この記事を書いた人
未経験で大手ハウスメーカーの不動産営業に転職し勤続5年目。
住宅営業は男社会なので、女性営業はめずらしいと言われることも多いですね。女性不動産営業の実態を赤裸々に紹介します。
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この記事の目次
不動産営業は女性には危険でブラック?実際被害のあった体験談
私自身が実際に被害を受けたケースや、
私のまわりの女性営業が被害に遭ったケースを紹介します。
1. 物件案内で危険な目に遭遇…
これは私の実際の経験談です。
展示場に男性一人で来場され、私が対応をしていました。
話をするうちに下の名前で呼んできたり、家の話と関係ないことを執拗に聞いてきたりする人でした。
そのうち、「手相を見れるから見てあげる」と言って、手を触ってきたのです。
嫌だな〜とは思いながら、他の営業がいないタイミングだったので、失礼はない程度に一応相手はしていました。
しばらくして、物件を実際に見てみたいから◯◯ちゃん(私)の車で連れてってよと言い出しました。
さすがに危ないと思い、「私は次のお客様と打ち合わせがあるので、別の営業担当に引き継ぎますね」というと、
「それなら帰る」と言って帰っていきました。
他にも、事務職の女性が来店対応をしていた時に、おじさんに突然抱きつかれたりしたこともありました。
女性スタッフをわざと指名して、隣に座ったり足を触ったりしてきたおじさんもいました。
世の中には一定数変な人はいますから、男性営業に比べるとこういったことには気をつけないといけないです。
2. ご主人から口説かれた
これは私自身ではなく、私の同僚が経験していました。
住宅の購入を検討し、商談中だったご夫婦のご主人様から食事に誘われたそうです。
私も届いたメールを見せてもらいましたが、
「今日の商談のときの服装とっても似合ってました」
「今度、妻には内緒で〇〇さんとご飯に行きたいと思っています(^^)笑」
といった内容のものが送られてきていました。
同僚は返信せずに上司に相談し、そのお客様は切ってしまい、事なきを得ていました。
大きな被害にはなりませんでしたが、同僚は「奥様から逆上されたらどうしよう」と、精神的にもダメージを負っていました。
自らの努力で防げる問題ではないので対策が難しいところではあります。
お客様によっては、連絡はなるべく奥様と取るようにしたり、ご主人と二人になるタイミングでは、できるだけ席を外すなどの工夫が必要です。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
3. 体育会系の男性社会でノルマ未達だと叱責される
この業界は男も女も関係ありません。
まずノルマや目標未達だと、女性でも容赦なく詰められます(笑)
やはり実力主義ですので、結果がすべてという風潮は少なからずある業界です。
叱られても引きずりすぎず、切り替えて行動できるマインドは必要です。
また、契約を取ることはもちろんですが、物件や土地の管理、チラシ配りも営業の仕事です。
快適な空調の効いた事務所にずっと居れるわけではありません。
夏の暑い日に分譲地に生えた草抜きをしたり、真冬に外でテントを張ってイベント待機したりするので、体力も必要です。
特に女性特有の体調不良の時は、周りにも相談しづらく、しんどいなと思うことも多いです。
4. 結婚が遠のく可能性が高い
危険を感じた事例というわけではありませんが、不動産営業を続けている女性は独身の方が多いです。
営業職だった私の同期も、入社のときには10人ほどいましたが、5年目に入った今では続けているのは私一人です。
他のみんなは退職するか、部署を移動して営業職からは離れています。
営業を続けられている女性の先輩方は、皆さん独身の方です。
理由としては、ワークライフバランスが取りにくいことが挙げられます。
この仕事は、どうしてもお客様の都合に合わせて動くので、休日でも商談や打ち合わせが入れば、出勤しないといけません。
また、残業も多く、平均的な退社時間も20時過ぎになります。
抱えている商談が多いときは、もっと長く残業することもあります。
この仕事をバリバリこなせる人だと、経済的にも自立して結婚に興味がなくなる人も少なくありません。
若い頃は結婚願望があったけど、仕事を続けるうちに興味が無くなったといって、営業を続けている先輩もいます。
私の場合は、幸いなことに夫の理解と協力があり、結婚しても営業を続けることが出来ています。
ですが、仕事がなかなかうまく行ってないときだと、家に帰ってもネガティブな気持ちを家庭まで持ち込んでしまいがちです。
つい家庭での沸点が低くなり、夫婦喧嘩が勃発することも少なくありません。(我が家の実話です)
パートナーの協力次第ではありますが、家庭と仕事を両立させるのは、難しい職業だと言えます。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
不動産営業に転職すると後悔する?メリットは?
これまで色々と厳しいことを書いてきましたが、女性が不動産業界に転職するメリットはあるのでしょうか?
私が思う一番のメリットはやはり金銭面です。
自身の体感としても、同世代の女性と比べてしっかり給料を貰えているなという感覚はあります。
営業でお金をたくさんもらうためには、契約を取ることが大切です。
そして契約を取るのは、意外とシンプルだったりします。
まず、専門的な知識はなくても、女性営業というだけで男性より親しみを持ってもらいやすいです。
それだけでも、お客様からの信頼を得るアドバンテージがあります。
また、ご家庭で最終的な購入の決定権を持っているのは、7割位は奥様です。
奥様と仲良くなり、奥様を味方につけるのも、共感出来る部分が多い女性の方が長けています。
男性だと気づきにくい、女性ならではの目線や価値観が役に立つことも多いです。
自分の経験や強みをうまく活かすことができれば、この仕事は女性にはとても向いていると思います。
成果を出せれば性別関係なく評価されますし、お金もたくさん貰えます。
お金が貰えれば、それもモチベーションになりますし、仕事も楽しくなります。
住宅の購入という、かけがえのない瞬間に何度も立ち会うことができる仕事ですから、やりがいも大きいです。
大変なことはもちろん多いですが、あなたの強みを活かす事のできる職業ですので、是非チャレンジして下さいね。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
これから不動産業界を目指す人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「不動産業界の求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、
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転職サイトってものすごくたくさん種類がありますが、
それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。
実際に求人リサーチしてみました。
この記事を書いている現在ですが、
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不動産業界「営業職」の求人例
不動産業界「事務職」の求人例
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。
こちらの求人サイトでは、
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今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
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希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
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特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。
今すぐは転職活動を始められない人も、
まずは情報リサーチから始めましょう。
↓下記の転職サイトは誰でも無料で使うことができますよ。
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