- 不動産業界(賃貸営業)に向いてる人の特徴って?
- 爆発的な営業成績を成果を出せる人は何が違う?
- 具体的な仕事のコツは?
この記事では、不動産賃貸営業マンとして10年目の私が、
この仕事に向いてる人や、成果を出せる人の特徴を紹介します。
これから未経験で不動産賃貸営業に転職したい人や、
すでに不動産賃貸営業として働いているけどなかなか契約を取れない…
という人は、参考にしてみて下さい。
この記事を書いた人
経験10年目の不動産賃貸営業マンです。大手不動産賃貸会社にて年間売上1位→副店長やってます(ファミリー世帯の物件提案が得意)
入社2年目まで最下位でしたが「ちょっとしたコツ」を知り一気に営業成績を上げられるようになりました。そのコツをお教えします。
こちらの記事もおすすめ
不動産業界の好条件求人がなかなか見つからない人は、
「求人を探す場所」を間違えている可能性が高いです。
不動産業界の求人は、不動産求人専門の転職サイトで探しましょう。
ハロワで探す…とかはブラック一直線なので注意して下さいね。
\ 好条件な不動産業界の求人多数あり!/
この記事の目次
10年目営業マンが教える!不動産賃貸営業マンに向いてる人の特徴5個
不動産賃貸営業マンとして結果を出せる人には、
↓以下のような共通の特徴があります。
1. 話し上手より「聞き上手」
不動産営業マンというと、口が達者でセールストークバリバリのイメージを持たれるかもしれません。
しかし、実際に結果を出す営業マンは「聞き上手」です。
寡黙(かもく)で静かなタイプでも、
結果を出している営業マンはたくさんいますね。
何気ない会話から、お客様がどのような仕事をされているのか。
部屋を借りるにあたって、普段の生活や仕事にどのような影響はあるのか。
お客様の趣味や好きなことはなんなのか、など聞くべきことはいろいろあります。
好きな人が出来ると、その人のことを知りたいと思うことを同じです。
好きな人に幸せになってほしいと思うように、お客様にも幸せになってほしいと思えるようになると、自然と聞くことは増えてきます。
私が営業マンの時は、満足してほしいという気持ちもありましたが、同時にお客様と仲良くなりたいという気持ちもありました。
鍵渡しで終わる関係ではなく、その後もご飯を食べに行ったり、釣りやオンラインゲームをしたりで、楽しむことができました。
もちろん今でも趣味仲間としてお付き合いがあります。
また、そのおかげかお客様からの紹介案件も多くいただくことができました。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
2. 連絡がマメな人
営業って恋愛と似ています。
こまめな連絡で「常に相手のことを気にかけている」という印象を与えられる人は、
営業マンとしても結果を出しやすいでしょう。
具体的にいうと、やりとりを始めてまもないお客様との連絡は「2日に1回」をおすすめします。
おすすめする物件が無く、
連絡が出来ないような場合でも2日おきに連絡をすることをおすすめします。
連絡しすぎても不快に思われますし、
連絡が少ないと他の不動産業者に行かれてしまいます。
また、お客様によっては条件内容や市場状況次第で、物件を紹介出来ない場合もあります。
そんな時は、提案という形で物件を紹介してみましょう。
「このような考えをもとにこちらの物件資料をお送りしたのですが、いかがですか?」というような感じですね。
もちろん、特徴1でお話したようにお客様から聞いた条件や悩みは、解決することは当たり前です。
契約時も同様です。
大金がかかる契約では、2日以上連絡を開けると、お客様は不安になります。
時間がかかる場合は、必ず「次は、〇日後に〇〇についてご連絡いたします」と伝えておきましょう。
そうすれば、お客様の不安も和らぎ、安心してあなたに任せてくれます。
「聞く力」も大事ですし、このあとに話す内容も重要ですが、契約処理も大事です。
私がお客様の立場だったら、契約したけど後の連絡はほったらかしにされたら、キャンセルして別の不動産業者に話をもっていきます。
お客様の不安解消と満足を求めるのであれば、こまめな連絡を取りましょう。
3. 仕事以外の話題が豊富な人(多趣味な人)
営業マンとして成果を上げたい人は、
不動産以外の話題もたくさん持つようにしましょう。
これは上で見た「聞き上手」と組み合わせると効果が高いです。
つまり、お客さんの趣味やプライベートで好きなことを聞き出して、
それに合わせた話題を提供するわけですね。
物件に案内する車内などは、プライベートな話がしやすい空間ですよね。
(逆にいうと、車内で仕事以外の話題がないと、なんだか張り詰めた空気になってしまいます)
案内中にずっと物件の話をしていると、
一見お客様のためになるように見えますが、実は自己満足に近い状態になってしまいます。
車でも物件の話をして、現地でも物件の話をすると、
「それ、さっきも聞いたよ…」となり、お客様のテンションも下がります。
車内でお客様の趣味や好きなことなどで、場を盛り上げ、現地で物件のことを詳しく話すと、「この営業マンの話は面白いし、物件のことも詳しいし、この人に任せたいな」となる可能性が高いです。
今回物件申込が入ることが無くても、その後も連絡は取れやすくなっているので、申込は時間の問題です。
仲良くなるきっかけにもなり、趣味仲間ができる可能性も高いです。
あなたの名前を覚えてもらえたら、仲良くなった証です。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
4. 失敗覚悟でいろんなやり方を試せる人
長いこと営業マンをやっていると、
「なんとなくこういうやり方がうまくいく」というパターンができてくるものです。
ただ、それに固執しているともう一歩の成果を出すことができません。
機械的にお客様の希望条件通りに物件を提案するだけでは、
大きな金額の動く契約をもらえる可能性は低いです。
最近ではインターネット上に物件情報がたくさんありますから、
条件通りの物件の提案なんて、
お客様からすれば「それは自分でもやれるよ」という感じなんですね。
より大きな成果につながる物件の成約を決めるためには、
お客さま自身も気づいていないようなニーズを気づかせてあげる必要があるのです。
(自分でもイメージしていなかったような物件を紹介してほしいからこそ、お客様は不動産業者に相談に来るのです)
たとえば、お客様が騒音に悩み引越しを希望していたとしましょう。
しかし、希望予算内では騒音を解決できる物件が無いとします。
このような場合は、
「家賃は少し上がりますが、この物件でしたら他の物件と比べ、騒音は和らぎます。」
という物件を紹介したら、お客様は「どれどれ?」となりますよね。
さらに「気に入っていただいたら、少しでも家賃を下げてもらえるように家賃交渉してみましょう。」と伝えてみましょう。
失敗したとしても、あなたの経験にもつながる上、お客様に一生懸命さを見せることができます。
マニュアル通りの営業をするのではなく、失敗や経験をもとに、お客様の満足を追求しましょう。
5. 知識だけでなく熱意を伝えられる人
お客様の言うこと全部に「そうですね。」や「その通りです。」だけ言うことは、
場合によってはNGです。
「お客様が考えた事を否定してはだめだ。」
という考えも分かるのですが、
会社の上司に接するようにYesマンになる必要はありません。
「良いものは良い、悪いものは悪い」とはっきり伝えましょう。
ですが、悪いものを悪いと言い続けていたら、紹介物件はなくなります。
賃貸の物件で、お客様の希望を100%叶えられる物件はごくまれです。
「ここをこのようにしたら、気になっていた内容が解決しませんか?」などの自分の考えや提案を出すといいです。
お客様は、「私のために一所懸命やってくれるな。」と思ってくれ、あなたを頼ってくれます。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
これから不動産業界を目指す人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「不動産業界の求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、
特定の業種業界の求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
転職サイトってものすごくたくさん種類がありますが、
それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。
実際に求人リサーチしてみました。
この記事を書いている現在ですが、
↓例えば以下のような求人が登録されています。
(なお、無料アカウント登録だけで使えるサイトなので、お金がかかるようなことはいっさいありません)
不動産業界「営業職」の求人例
不動産業界「事務職」の求人例
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。
こちらの求人サイトでは、
↓他にも以下のような求人を見つけることができましたよ。
- 20代で年収1000万円を狙える不動産売買営業の求人
- 宅建士などの不動産資格が高く評価される求人
- 在宅もOK、ワークライフバランス重視で働ける不動産事務の求人
- だれもが名前を聞いたことのある大手不動産企業の求人
- 最初から幹部候補で入社できる経験者むけ求人
- フリーターやニートから挑戦できる未経験OK求人
\ ホワイト求人多数あり!/
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。
今すぐは転職活動を始められない人も、
まずは情報リサーチから始めましょう。
↓下記の転職サイトは誰でも無料で使うことができますよ。
(無料アカウント登録で実際の年収もみられます)
\ ホワイト求人多数あり!/