
(未経験・30代・宅建士資格なしで不動産賃貸営業マンに転職できる?)
- 不動産賃貸営業マンに転職したい!
- 30代未経験でも採用される?
- 宅建士持ってなくても大丈夫?
不動産賃貸の営業マンは、
きびしいと言われることの多い不動産業界の中では
比較的落ち着いた環境で働ける仕事です。
不動産「売買」の営業マンは
ノルマが超厳しかったりしますが、
不動産「賃貸」の営業マンはそれほどではありません。

未経験30代で不動産業界を目指す人にもおすすめできますよ。
この記事では、実際に不動産賃貸営業マンとして10年以上働いている私が、
この仕事の転職採用の実態を紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
この記事を書いた人
不動産賃貸営業マンに未経験転職しました。地元の不動産業者にて経験10年目です(宅建士資格あり)
トラブルに遭遇したり、業界の裏側見てしまったり…といろいろ珍体験あり。不動産業界のリアル体験談を書きます。
この記事の目次
未経験30代・宅建資格なしで不動産賃貸営業マンに転職できる?

(未経験30代でも不動産賃貸営業マンに転職できる?)
結論からいうと、未経験30代でも不動産賃貸営業マンへの転職は可能です。
宅建士資格はもちろんあった方が有利ですが、
ほとんどの人は入社してから勉強をスタートしていますので、
求人に応募する段階で資格がなくても問題はないと思います。
↓実際の賃貸営業マン求人を見てみましょう。
未経験・宅建資格なしでも年齢不問で採用されますよ。

私が未経験で不動産賃貸営業に転職したときの採用条件
私が採用されたのは、地元で30年近く経営している
アパートやマンションの賃貸をメインに行う不動産屋でした。
私が応募した時の求人の条件は、
↓以下のような感じでした。

- 年齢不問(30代もOK)
- 学歴不問(高卒/中卒もOK)
- 業界未経験・営業マン未経験者もOK
- 宅建資格も不要
- 人と接することが好きならOK
- 月8日休みで月給18万円
転職回数が多い私でも気軽に応募できましたね。
同期入社が私のほかに2人いたのですが、
24歳の高卒業界未経験の女性と、
大手不動産業者出身の30代の子持ち男性でした。
かなり個性的な職歴の先輩営業マンたち…
職場の先輩営業マンたちは20代〜40代前半と幅広い年齢層で、
異業種からの転職が8割でした。
これがかなり個性的なメンバーで、
↓以下のような速歴の人たちでした。

- 中卒の元ホストで漢字が読めない20代前半・独身男性
- 元建築屋勤務でギャンブルが趣味の40代半ば・既婚男性
- 飲食店経営で何度も失敗している40代前半・独身男性
- 元事務員、金持ち相手のパパ活成功で賃貸物件を複数所有する20代後半・独身女性
面白いことに、こういった個性的なメンバーほど売上は常にトップクラスでした。
他の業界では学歴なかったら出世できなかったり、そもそも採用されなかったりしますよね。
不動産業界は未経験でも十分活躍できる業界なのだと思い知らされました。
30代未経験でも歓迎されるケースが多い
不動産業界は人の入れ替わりが激しい業界で常に人手不足です。
私の会社では、人柄に問題がなければ年齢や経験関係なく誰でも歓迎されますよ。
休日出勤やクレーマーに罵声を浴びせられることは日常茶飯事で、それが原因で辞める人も多かったですね。
実際に私が入社後、半年の間に2人退職していたので、人員の補充は本当に助かりました。
不動産賃貸営業マンになるなら宅建資格はぜひ取得しよう
不動産賃貸業界では採用時点で宅建資格は必須ではありませんが、ぜひ取得しておくことをおすすめします。
なぜなら、資格手当がもらえる会社もあり、私の場合は毎月2万円の宅建手当をもらっていた。
また、資格を持っていると不動産業務に詳しくなるので、仕事に自信が持てるようになり、お客さんからの信頼を得られるようになります。
宅建というと難しいイメージがありますが、
多忙な中でも職場の人たちは学校に通ったり、
独学で学んだりと資格取得に向けて頑張っている人がたくさんいます。
新しい職場環境と不動産業務に慣れたら休日を利用してぜひ宅建取得に挑戦してみてくださいね。
実際入社したらこんな感じ!不動産賃貸営業マンの仕事内容
不動産賃貸営業マンに「宅建資格なし・未経験30代」で入社したらどんな仕事からスタートするのか?
↑これについてみていきましょう。
まず重要なのは日常的にどんなお客さんとやりとりをするのか?です(営業マンなので)
不動産賃貸営業マンは、
↓以下のような人たちとのやり取りがメインになります。

- 部屋を借りたい人
- 部屋を貸したい人(不動産物件のオーナー)
- 部屋に入居中の人
- 部屋の修繕やリフォームをする業者
- 不動産売買の業者
- WEB広告を担当する会社など
こういった人たちに対し、
臨機応変な対応と的確なアドバイスをしていきます。
賃貸営業マンの日常
↓賃貸営業マンの日常は以下がメインになります。
- お部屋を借りたい人への物件紹介と案内、契約書作成
- 電話、メール応対
- 来客対応
- 不動産オーナーへの営業
賃貸営業マンの基本の仕事は、
問い合わせがあったお客さんに物件を紹介し、
案内して契約に結びつけることです。
人気物件やニーズに合った物件がお客さんにすぐ紹介できなくてはなりません。
なので、常に物件情報を頭に入れて効率よく案内する必要があります。
地道なクレーム対応も…
契約をとってくる仕事の他にも、
入居者からの騒音やごみ捨ての問題などのクレーム対応もこなさないといけません。
多くの仕事量をこなすには、じっくりコツコツやるよりも大雑把でも効率よく物事を処理する能力が求められるんですよ。
仕事に慣れてきた2年目以降は、オーナー宅へ行って提案営業などもやると思います。
建物の賃貸管理やリフォームの提案、買取営業や販売営業をする人も出てきます。
不動産未経験者の仕事内容
未経験入社の場合、初めの数か月〜1年はとにかく顧客対応をこなすとになるでしょう。
- 不動産オーナーや仲介業者へ最新の物件の空き確認
- 自社で管理している物件や人気物件のルート確認
- 新たに賃貸募集する物件資料作り(写真撮影、間取り作成、web登録)
- 自社の管理物件の清掃、看板設置
新人のうちはとにかく「不動産賃貸業の仕組み」を理解することに努めましょう。
(自分の会社がどうやって利益を出しているのか?を理解する)
また、多くの物件を覚えて頭に入れておくことも重要です。
お客さんから「こういう感じの物件ない?」と聞かれた時に、
「これなんかどうですか?」とパッと出てくることが大切なんですよね。
一年目で素早く対処していく力を身につけた人ほど、それ以降で成果を出せるようになると思いますよ。
不動産賃貸営業は、年齢や経験に関係なく色々なことに挑戦したい方が楽しく活躍できる職場といえます。
【ブラック企業に入ると地獄】不動産業界の転職で気をつけるべきたった1つのこと

(不動産業界の転職で重要なたった1つのこと)
不動産業界ってブラック企業とホワイト企業の差がめちゃくちゃ激しいんで、
どこの会社に入社するか?にはくれぐれも注意して下さい。
まったく同じ仕事をしていても、
- ブラック企業で安い給料で搾取されてる人と、
- ホワイト企業で高年収を実現している人
↑この2種類に分かれてしまうのが現実なんです。
とりあえず不動産業界に入れたらどこでも…
みたいな感じで転職すると、
ほんと地獄を見ることになりますよ。

この業界は、仕事の成果をお給料というかたちできちんと評価してくれる会社
に入らないと絶対に後悔します。
これから未経験で転職する人も、経験者として転職する人も、
しっかりと応募求人をしぼりこんでホワイト企業に入りましょう。
ブラック企業に絶対に入りたくない人は、
求人探しの段階で情報リサーチをしっかり行うようにしてください。
具体的には不動産業界専門の転職サイトを使い、
厳選されたホワイト企業の求人だけを応募候補にするのが大切です。
\ 不動産業界専門!ホワイト求人多数あり!/
↑こちらは不動産業界の求人だけが登録されている
専門の転職サイトです(無料サイト)
お金がかかるとかは一切ないので、
情報リサーチに活用しましょう。

不動産業界の求人だけを集めているサイトなので、
リクナビなどの一般向けサイトより
条件が良い不動産求人を見つけることができますよ。
↓※ 実際に登録されている求人の例
- 20代でも年収1000万円を狙える不動産売買営業の求人
- ワークライフバランス重視で働ける不動産賃貸営業の求人
- だれもが名前を聞いたことのある超大手不動産企業の求人
- 最初から幹部候補で入社できる実務経験者むけ求人
- 宅建士など不動産資格を活かせる不動産求人
- 学歴不問でフリーターやニートから挑戦できる未経験OKの求人
↑こういうのって精神的に余裕のあるうちにやっとく方が良いです。
日常の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという簡単な作業でもやる気がなくなるからです。
普段から転職サイトで求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら、
別の選択肢(転職)もあると気付けるのも重要ですね。
いい意味での逃げ道を普段から作っとくのが大事ですよ。
転職サイトって完全無料で使えますし、
いつでも利用をやめられるのでリスクはゼロです。
サイト側から変な連絡が来ることもありませんよ。
転職サイトにはいろんなところがありますが、
不動産業界はホワイトとブラックの差が激しいので、
必ず不動産業界専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
不動産業界は求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック企業で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますよ。
↑この希望条件の入力をちゃんとやらない人が意外に多いんです。
差がつくのはこういうところですね。

このブログを読んでくださったあなたは
ぜひ転職活動を成功させ、
ホワイトな不動産会社で高年収になってください。
↓まずは情報リサーチでライバルに差をつけましょう。
\ めざせ高年収!不動産求人を見てみる/