- どんな仕事が自分に合っているのかわからない…
- 自分に向いてる仕事はわからないけど、今の仕事が向いてないのだけはわかる。
- 仕事選びは自分のやりたいことでやるべき?それとも収入で選ぶべき?
世の中には本当にたくさんの仕事がありますね。
一昔前に比べると職業選択の自由は非常に大きくなっていますから、今の若い人には「チャンスがたくさんある」といっても間違いありません。
しかし、その一方で「自分には何が向いているんだろう?」と悩み立ち止まる方も多いのではないでしょうか?
むしろ、選択肢が多くなればなるのほど「どれを選べば良いのかわからない」という悩みを持つ人は増えているのだろうと思います。
最初から(新卒で就職した会社から)「これが天職だ!」と思える仕事に出会うことができればいいですが、ほとんどの人はそううまくはいかないでしょう。
天職に出会うためには、自分が何をしたいのか?について深く深く掘り下げて考える必要があるのです。
この記事では、向いている仕事がわからない人へ、「仕事選びと自分発見のヒント」を紹介します。
- 「自分はこの仕事を本当にこのままやっていくべきなのか?」
- 「やりたいことなんて特にない。でも今の仕事はつらい」
- 「もっと合っている仕事があるのではないか?」
こんな想いを抱えながら日々悩みながら仕事をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
きっと役に立つと思います。
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この記事の目次
向いてる仕事がわからない人は、まず「絶対にやりたくないこと」をリストアップしてみよう
「自分の天職はなんだろう?」と考えるとき、ほとんどの人が「自分が本当にやりたいこと」から考えるとするでしょう。
ですが、このやり方だとほとんどのケースでうまくいきません。
自分が好きなことと、仕事として貢献できることとはまったく違いますし、自分では「これが得意」と思っていたことでも、実際に仕事としてやってみると「まるで向いていなかった」ということはよくあることです。
より確実に天職を見つけるためには、まず「絶対にやりたくないこと」や「絶対に嫌なこと」を考えてみてください。
「絶対にやりたくないこと」というのは過去の経験などから具体的に考えられるので、くっきりとイメージすることができますよね。
↓例えば、以下のような感じです。
「絶対に嫌なこと」を考えてみる
- 営業の仕事をしていたときに、新規開拓で初対面のお客さんと話をするのが本当に苦手でつらかった。
- 事務職の仕事をしていたとき、職場内の雰囲気になかなかなじむことができなかった。女社会のような人間関係が本当につらかった。
または、「こういう人とは絶対に一緒に仕事をしたくない」ということをイメージしてみるのもヒントになるでしょう。
例えば、実際に営業マンをやってみて「これは絶対に自分には向いていないな」という経験をしたのであれば、おそらくそれは正しい感覚なのです。
「営業マンという仕事をやっていて、絶対に嫌だ」と感じた作業をリストアップしてみてください。
嫌だと感じたのはなぜか?を考える(自分の価値観を知る)
あなたが「絶対に嫌だ」と感じたことであっても、他の人は喜んでやっている…ということはありますよね。
この違いはどこから来るのでしょうか?
結論から来ると、これが「価値観の違い」というものです。
あなたが「絶対に嫌だ」と感じることは、あなたの価値観と合致しないことが含まれている可能性が高いのです。
絶対に自分では向いていない、絶対に嫌だと思うことを考えたら、「なぜ、自分はこの作業が嫌なんだろう?」と考えてみてください。
「嫌なこと」に対してきちんと向き合って理由を考えることで、あなた自身の価値観の形が少しずつクリアになっていくと思います。
自分の価値観にマッチする仕事は具体的にどんなものがあるか?を考える
「やりたくないこと」の価値観を見直したあとは、「その対極にあること」を考えます。
例えば、あなたは新規開拓の営業の仕事が絶対に嫌だったとしましょう。
このことからわかるのは、あなたは「なじみのある相手とコミュニケーションをとるタイプ」だということです。
少なくとも、初対面の相手とやりとりをするようなコミュニケーションは苦手です。
ここまでくれば「あなたの価値観」がどんどんクリアになってきているはずです。
世の中にはどんな仕事があるのか?具体的に知る方法
あなたの価値観がわかったら、今度は「自分の価値観に合致する仕事には、どんなものがあるのか?」を考えましょう。
具体的な職業の選択肢を知るには、転職サイトを使うのが一番手っ取り早いです。
各種の転職サービスのメリットやデメリットについて説明していきます。
転職サイトをのぞいてみよう
転職サービスを利用するのもひとつの手です。
転職サービスを利用する上でのメリットとデメリットは…
メリット
- 無料
- 手軽
- 自分のペースで進められる
デメリット
- 他人からのアドバイスがない
- すべての作業を自分でやることになってしまう
- 主観で「この仕事が向いてそうだ」と思い込んでしまうことが多くなる
- それによるミスマッチの可能性がある
転職エージェントに相談してみよう
転職エージェントを利用することもひとつの方法です。
転職エージェントを利用する上で考えられるメリットとデメリットは…
メリット
- プロの視点で客観的に捉えることに長けている
- あなたにとっての適職を紹介してくれる
- 応募書類の添削や面接のアドバイスがもらえる
デメリット
- 転職エージェントとのやり取りが発生すること
- 転職エージェントが持っている案件から紹介されるため、かえって範囲が狭くなることもある
適職診断テストを受けてみよう
転職支援会社が無料でサイト内で提供しているものがあります。
このサイトを利用することであなた自身に向いている仕事が見えてきますよ。
ここではリクナビNEXTとマイナビの2つを紹介します。
どちらも利用してみると傾向などが見えやすくなりますよ。
①リクナビNEXT
22個の質問に回答していくことになります。
5分くらいで回答できるので、お手軽感があります。
質問内容
- 最初の12個の質問
仕事選びの価値観に関するもの(例えば、福利厚生の度合いや仕事での人間関係などの内容) - 後半の10個の質問
性格に関するもの(例えば、物事に取り組むときに1つのことを行うのか、いろいろこなしながら行うのかの度合いを選ぶような内容)
私の場合には「仕事内容」重視タイプと診断されました。
その結果に伴っておすすめの求人検索キーがページの下の方に表示されます。
私の場合には「スペシャリスト」と「冷静」というキーワードが出ました。
そのキーワードにそって検索すると仕事の方向性が見えるようになりますよ。
②マイナビ
20個の質問に答えるだけで、27個の職業別にあなたにとってぴったりな仕事が見つけられます。
こちらも5分もかからないくらいで結果が出ます(私の場合には「予測不能な人生を送るアーティスト」となりました)
特徴として、性格の要素を表すディグラム波形も見ることができることが挙げられます。
性格の度合いによる誤差も調整することができますよ。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

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↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
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自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
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気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

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