- 履歴書の空白期間が気になる…
- 在職期間を実際より長くしたらバレる?
- 履歴書に嘘を書いたら犯罪?
転職回数が多めの人の中には、
履歴書の空白期間や勤続年数が気になる…という方もおられるでしょう。
転職で不利に働くのではないかと不安になりますよね。
ちょっとぐらいごまかしてもバレないかも…。
なんて考えてしまうこともあるかと思いますが、
勤続年数をごまかすことは基本的にやらないほうが良いです。
この記事では、履歴書の勤続年数をごまかすことのリスクを解説します。
バレてしまうケースについても紹介しますので、参考にしてみてください。
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履歴書の勤続年数をごまかすと職歴詐称?
まずは原則的なルールから説明します。
履歴書の勤続年数をごまかすことは、法律上は職歴詐称にあたってしまいます。
企業は、応募者が履歴書や職務経歴書に真実を書いていることを前提にして人材を採用しています。
従業員と企業は、法律上は雇用契約を結んでいることになります。
契約内容をごまかした場合、ごまかされた側(ここでは企業側)は、
契約の無効や取り消しを主張することができてしまうのです。
実際には、過去の職歴は細かくチェックされていない
もちろん、実際には企業側があなたの過去の職歴をこまかくチェックするケースは少ないでしょう。
なので、この職歴詐称が内定後または就職後に、
バレないケースがあるのも事実です。
職歴詐称がバレた場合は採用の取り消しや解雇されるケースもありますが、
よほど大きな職歴詐称がない限り問題にはなりにくいものです。
優秀な人材(または頭数)がいればそれで良いと考える企業もあるため、
小さなごまかしには目をつぶることもあります。
多くの企業にとって大切なのは、会社に利益をもたらしてくれる人材なのです。
もちろん大手企業やポジションによっては信用が第一になるケースもあり、
事前に調査会社を入れることもあります。
特に勤続年数が短く転職回数が多い人であれば、
数か月や半年、1年くらいは詐称して勤続年数を長く申告したくなるものです。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
避けた方が無難な職歴詐称の具体例
ここからは職歴詐称のリスクや、
どのような場合に勤続年数のごまかしがバレるのかを紹介します。
↓まず、絶対に避けた方が良い(リスクの大きい)やり方としてはこちら。
- 勤務経験のない会社に勤務したことにする
- 派遣社員、契約社員なのに正社員として書く
勤務経験のない会社について新しい職場から聞かれる可能性がありますし、
辻褄が合わないなどの問題も出てくるので避けた方が無難です。
派遣社員・契約社員なのに雇用形態を偽って正社員として申告するのも避けましょう。
派遣社員の場合に実際に勤務した会社の名前を書く人がいますが、
予想もしないところでバレることがあるため、大きな詐称は避けましょう。
履歴書の勤続年数ごまかしがバレる原因は雇用保険の加入期間
勤続年数のごまかしは、雇用保険などに関する公的な書類からバレることがよくあります。
就職後に勤務先に提出する「雇用保険被保険者証・雇用保険被保険者資格等確認通知書」には、以下が記載されています。
- 前職の会社名
- 資格取得日(入社日)
入社後すぐに人事担当者などから雇用保険の提出を求められるため、
その時に履歴書に書いた内容と矛盾しているとバレる可能性があります。
また、年末調整時に提出する源泉徴収票からも以下の情報を知ることができます。
- 前職の会社名
- 入社日
- 退職日
勤続年数のごまかしは公的な書類からバレることがよくあります。
また、書類以外でも知人を通じてバレることもあります。
短期間で辞めたり印象的な辞め方をした人だと、いつまでも覚えていることはありませんか?
新しい場所で再スタートしたはずが、取引先に前職の関係者がいるケースもあります。
自分は覚えていなくても、相手側がよく覚えているケースがあるので注意しましょう。
【私も実際にやった】履歴書の勤続年数が気になる人のための対策方法
履歴書の勤続年数の詐称は本来やってはいけないことですが、
かく言う私も勤続年数のごまかしをやったことがあります。
私は1年半勤めた会社を辞め、半年の休職期間ののち勤めた会社も1年半で辞めてしまいました。
悪いと知りつつも「1社目の会社の勤続年数を2年」と半年伸ばし、
その後すぐに次の会社に就職したことにしました。
その後私は転職に成功し、
勤続年数について触れられることもなく5年間同じ会社で働き続けました。
ここでは、履歴書の勤続年数が気になる方のための対策方法を2つご紹介します。
1. あまりに短期間での転職なら空白期間にする
勤続年数があまりに短い場合は、あえて空白にしておくことをおすすめします。
試用期間中に退職した場合は社会保険手続きをしていないため、
保険証などにも在職していた事実は残りません。
面接時には履歴書の空白期間はアルバイト期間と伝えましょう。
口頭でどんなアルバイトをしていたのかアピールすることをおすすめします。
2. 数か月の違いなら、勘違いで済ます
数か月の違いなら勘違いで済まされることもあります。
私の職場にいた転職女性Aさんの話です。
Aさんが以前所属していた会社に、私の知人がいることが分かったので3人で食事をしました。
話の中で「Aさんは1年半で辞めてしまったから大変だったんだよ」という言葉が出ました。
当のAさんは、
「退職したのが夏の暑い日だった記憶があったので9月退社して、勤続2年だと思い込んでいた」
とぼんやりした表情で答えていました。
半年の詐称が自分や周りに何か影響があるとも思えず、
この出来事はそのまま私の記憶から消えていきました。
このように、数ヶ月程度の違いであれば勘違いでごまかせる場合もあります。
まとめ
履歴書の勤続年数をごまかすことは、本来であれば経歴詐称にあたります。
雇用保険など公的な書類や思わぬ知人から判明することもありますし、
最悪の場合は内定取り消しなどの処分が下ることも覚悟しなければなりません。
しかし優秀な人材であればそれで良いと考える企業もあるため、
わずかな期間であれば追及されないこともあります。
あまり大きな経歴詐称は避け、
短期間などであれば転職を有利に進めるためにごまかすのも1つの手です。
2024年に転職活動を始めるが注意すべきたった1つのこと
2024年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の労働環境の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
ブラック企業の求人にまちがえて応募しないように注意して下さい。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラック企業で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイト企業で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社は、そう簡単には辞められない(数ヶ月〜1年は拘束される)
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
少なくとも数ヶ月〜1年間は気まずい職場でがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
自分の履歴書が汚れることになるので、これも簡単にはできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
本当に貴重な人生の時間をドブに捨てて、無意味な時間を過ごすことになります。
めちゃくちゃ後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
最初から年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、
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あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
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↑こちらはホワイト企業の求人に強い転職サイトです。
無料で使えるサイトですので、情報リサーチに活用しましょう。
転職活動を「すべて自力でやろうとする」のは完全に無理ゲー
この記事を書いている2023年現在、
転職活動をすべて自力でやる…というのは、
完全に無理ゲーになっています(難易度が高すぎるという意味です)
もちろん、ルール的には自力でやってもいいんですよ。
ですが、現在はほとんどの人が転職エージェントを使って転職活動してますから、
自力で頑張ってもまず勝てない状態なのが現実なんですよね…。
受験や資格の勉強でみんなが予備校や資格スクールに通って
高確率で受かるテクニックみたいなものを知っているのに、
自分だけが手探りで独学でやってる…みたいな感じです。
これだと、書類選考すら通らない可能性が高いので注意して下さい。
今どきないとは思いますが、
自分で考えた手書きの履歴書や職歴書…とかは、
どんなに一生懸命書いても見づらくて、
採用担当者にうざがられるだけなんで注意して下さいね。
書類選考は転職エージェント経由で応募するのがごく普通になっています。
転職活動では、独学や自力でがんばろうとするタイプの人って絶対に損しちゃうんで注意して下さい。
大学入試や資格の勉強とかでもときどきみかけますが、
自分で成功法則を見つけよう!
…みたいに頑張っちゃうタイプの人ってだいたい落ちるんですよね。
(集中すべきなのはそこじゃない)
受験も転職も、一番大事なのは合格することです。
それ以外のことは、転職活動が終わってしまえば二度とかえりみることもありません。
そもそも、転職活動なんて人生でそう何度もやることではないんで、
成功法則やテクニックなんて見つけても、あとで使う場所がありませんしね…。
成功法則やテクニック!とかは転職のプロに任せて、
採用を勝ち取ることだけに集中しましょう。
次はこういう仕事やってみたい!って、
進路がなんとなく決まってる人はなおさらですね。
採用確率を確実にアップさせるためにも、
とりあえず転職エージェントの無料相談を受けることから始めましょう。
(リモートでもできますよ)
↓転職エージェントは以下のようなことを代わりにやってくれます。
なお、転職エージェントに報酬を払っているのは採用側だけですから、
私たち転職活動する側は完全無料で使うことができますよ。
- 書類選考対策(履歴書や職歴書などの添削)
- 面接のアポイント取りや日程調整の代行
- 希望する年収や勤務地に合わせた求人候補の提案
- 年収交渉の代行(面接への同席を含む)
↑特に最後の「年収交渉」は、やるかやらないか?で、
年収が100万円単位で変わってくることもあるので絶対利用した方が良いです。
むずかしい年収交渉を自力でできる人なんてほぼいません。
ただでさえ緊張する採用面接の場で、
給料これだけ下さい…!とか交渉するなんて現実的ではないですしね。
転職エージェントは完全無料なので、使わない理由はありません。
↓個人的におすすめの転職エージェント会社はこちらです。
私も転職活動がうまくいかず苦しんでいた時に相談し、
無事に現在の仕事に転職することができました。
とても親身に相談に乗ってくれますのでおすすめです。
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