退職代行サービスの使い方

退職代行利用者は無責任で迷惑な卑怯者?批判とそれでも使われる理由

退職代行 無責任

(退職代行を使って仕事辞めるのは無責任?)

  • 退職代行を使って仕事辞めるとか無責任。
  • 職場への迷惑とかって考えないの?
  • 会社の誰にも会わずに辞めていくなんて卑怯者すぎ…。

↑退職代行について調べてると必ず見かけるのがこういう批判。

本来、自分な好きな時に仕事辞める(自分の働き方を選ぶ)

って労働者の当たり前すぎる権利なんですが、

当たり前のことが当たり前に認められないのが日本の昭和思考です。

こういう社畜思考にどっぷりハマっていると、

「ひょっとしたら自分の方が悪いのかも…」とか思ってしまいがちなんですね。

(それこそがまさに社畜思考なんですが…)

退職代行使うのに罪悪感とか感じる必要ゼロです。

というか、これから辞める会社に気をつかっても得することって本当に何もないですよ。

無責任なまわりの批判に負けて、

人生の貴重な時間を浪費するとかやめた方が良いです。

(もちろん、どういう生き方をするかは自由なんですけどね)

以下では、退職代行を使うことに対してよくある批判と、

それに対して私が思うことを書いてみました。

よければ参考にしてみてください。

退職代行の利用は無責任?あるあるな批判内容

退職代行 無責任

(退職代行を使うのは無責任?あるあるな批判をまとめてみました)

1. 周囲への迷惑を考えていない!

まず、最初に周囲への迷惑を考えていないという意見です。

業種や職種などにもよって影響度合いは異なりますが、

急に人員がいなくなったら仕事に支障をきたすことは少なからずあるでしょう。

会社も対応に追われ、対応するまでの間は社内の方々はもちろんですが、社外の取引先の方々にも迷惑がかかってしまう可能性もあります。

ですが、自分が辛いのに周囲の迷惑を先に考えていると、

精神的なダメージから障害が残る…なんてことになりかねません。

周囲の迷惑を考える前にまずは自分の身を守ることが大切です。

2. 退職ぐらい自分で伝えるべき!

2つ目に退職ぐらいは上司に自分から伝えて退職するべきだという意見もあります。

退職する際は引き継ぎなどもあるため、

本来は1ヶ月前後くらいで退職する意思を上司に伝えることが推奨されています。

しかし、誰しもが自分で退職を伝えられる勇気を持っているわけではありませんし、

上司に退職を伝えた結果として過度な引き止めにあい、

退職させてくれないということもあるでしょう。

実際に私も退職を上司に申し出たものの、過度な引き止めから最終的に退職代行を利用しているので、退職代行を利用することを無責任だと思う必要はありません。

3. 逃げ癖がつく!

最後に退職代行を利用することで、

今後も逃げ癖が付いてしまうのではないかという意見もあります。

確かに、退職代行は上司や人事担当者と顔を合わせずに即日で退職が可能です。

そのため、お金さえ払えば簡単に退職ができてしまうのも事実です。

そして、転職先でも少し気に食わないことや嫌なことがあったら、

すぐに退職代行を利用して何度も退職を繰り返してしまう…。

↑こういう意見もあるようです。

(よくもまあ他人の人生にそれだけ興味があるなあという感じですが…)

普通に考えて、今よりも良い条件で働けるなら今後も退職をくりかえす意味なんてないです。

この批判をする人には「退職によって現在の状況が変わる」という視点がありません。

状況が変われば行動が変わるのは当たり前です。

労働者が辞めてしまわないように職場の環境を整えるのは雇用側の責任でもあります。

退職代行利用者への批判に対する批判(肯定的な意見)

退職代行 無責任

(退職代行なんて無責任…!という批判は気にせず自由な人生を生きましょう)

そもそも「退職できない状況」がおかしい

そもそも「労働者が自由なタイミングで退職ができない会社」というのは狂ってます。

労働者には退職の自由が保障されています。

仕事を選ぶのは労働者の当然の権利なので、

自由なタイミングで退職できないという労働環境そのものがおかしいんです。

(労働者がいきなりやめても、仕事がちゃんとまわるだけの人員を確保するのが雇用側の責任です)

どんな状況においても、正社員として働いている間は退職する権利があります。

職場の労働環境が改善されるきっかけになる

あなたが退職代行を利用して会社を退職することで、

職場の労働環境が改善されるきっかけになることもあります。

退職代行を利用すると、法律のルールに従った退職手続きが実行されます。

もし、あなたの職場でパワハラやサービス残業が横行している場合、

ブラックな労働実態が社会に対して明るみになることがあるのです。

すると、退職した会社の職場環境が改善されるきっかけとなるかもしれません。

バックれや無断欠勤の常習犯よりはまし

会社の立場でも考えてみましょう。

ある日いきなりバックれて仕事に来なくなったり、

当日の朝になっていきなり仕事を休む…

なんてことを繰り返されるのはとても迷惑だったりします。

(→こういう状況でダラダラ働くことの方が無責任という考え方もあるでしょう)

バックれは連絡もせず、どんな理由で辞めたのかもわかりませんが、

無責任にバックれる方々は、世の中にいくらでもいるでしょう。

一方で、退職代行を利用して会社を退職するというのは、

代理人をたてて退職する連絡をしているため、無断で退職していることには含まれません。

バックれて退職するよりは退職代行を利用して会社を退職する方がモラル的にはるかにましです。

精神的に病んでしまう前に退職できる

4つ目に精神的に病んでしまう前に退職ができるため、

退職代行利用はいいのではという意見です。

心の病が重度の場合、完治するまでに年単位の時間を費やす可能性もあります。

心の病を発症してから退職するのは手遅れになってしまう可能性があるのです。

また、会社からしても、

休職して休職手当や手続きなどの手間が省けるため、

退職代行を使ってやめられるのって業務負担を減る部分もあります。

退職までの手続きが簡単

5つ目に退職代行を利用しての退職は手続きが簡単という意見も見られます。

利用者側は料金を支払い、退職代行の担当者に詳細を伝えて、

退職の連絡をしてもらい、後は借用物や退職届を郵送するだけで退職が完了します。

会社側は、退職者と書類のやりとりだけで手続きが終了するため、

通常の退職よりもスムーズに行えるかもしれませんね。

上司自身(=あなたの退職で評価が下がる人)も会社に言い訳できる

最後に退職代行を利用して会社を退職することで上司も会社に言い訳ができるかもしれません。

利用者は関係はありませんが、部下が退職すると上司の人事評価がマイナスになることがあります。

しかし、部下が退職代行を利用して退職した場合は、

上司からすると「部下を説得する時間やチャンスすらもなかった」と人事に言い訳ができます。

利用者としても、嫌いな上司に顔を合わせなくてもいい、

上司としてもマイナス評価にならないのであればそれでいいという

お互いWin-Winの関係で終えることができるでしょう。

上司と部下の関係とはいえ、仕事なんて結局ビジネスですからね。




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