
(これって失敗…?退職代行ニコイチに相談したけど結局自力で勤務先に退職を伝えに行った人の口コミ体験談)
私は、退職代行ニコイチを利用して新卒入社した会社を辞めました。
結果としては、
2020年6月25日(木)に申し込みをして、
↓
7月3日(金)に退職することができた。
4月に新卒で入社して、入社3ヶ月で退職したというかたちです。
ネットの口コミを見ていると「勤務先の誰にも会うことなく辞められた」という人が多いみたいなんですが、
私の場合は、
職代行ニコイチ経由で会社に退職申出
↓
会社から絶対に会社に出てこいと言われる
↓
めんどくさいけどもういいや…とわたし出社
↓
結局自分で退職願だけ出しに行く
という感じで退職手続きをすることになりました。
「会社の誰とも会わずに辞める」という点については、
私自身はそんなにこだわりはなかったのと、
めんどくさい退職引き止めをされることがなかった
という点で、退職代行を使うメリットはあったと感じています。
※「絶対に誰とも会わずに辞めたい」という点にこだわりがある方は、
もっと強硬に会社側と交渉してくれる別の退職代行サービスも選択肢に入れてみるのがいいかもしれません。
弁護士事務所が運営している退職代行とかもあります。
ちなみに、私が勤務していたのは金融機関です。
4月に入職したばかりの、新卒1年目でした。
正直、就活が終わって大学を卒業するまでは「自分は就活では勝ち組」ぐらいに調子に乗っていたんですが、
実際に入社してみたら入社前のイメージとは異なり、かなり精神的に苦しい働き方になってしまいました。
新型コロナウイルスの流行が原因で、
出社とリモートのローテーション勤務だったのですが、
つらいことがあったときにも同期や先輩にも相談できず…。みたいな感じですね。
インターネットで退職代行ニコイチの存在を知ってLINE登録し、
そのままリモート勤務の日に申し込みをしました。
この記事の目次
これ失敗?退職代行ニコイチに相談したけど、結局職場とやり取りすることになった理由
退職代行ニコイチに相談し、担当者からLINEで指示された通りの行動をおこない、
あとは待っていれば退職の手続きをしてもらえるはずでした。
しかし、翌日には職場からの電話が鳴りやまず、
「第三者からの説明では退職できない」というメッセージが入っていました。
退職代行は無視して構わないという指示がありましたが、不安は募ります。
職場から「一度本店に来て退職届に記入するだけでいいから」と言われ、それで終わるならと了承しました。
退職代行からは法的には問題ないことを根拠に指示されますが、職場がどのようなアクションを起こすかはわかりません。
職場とのやり取りを完全にしたくないという方であれば、
あらかじめ職場からの連絡を拒否できる手を打っておくべきでしょう。
有給の消化について
私の場合、新卒で入社後わずか3ヶ月ですぐに退職したため、
まだ有給休暇が付与されていませんでした。
( 退職代行を使う多くの人は、
有給を取らせないようなブラックな会社から有休消化した上で辞める!
というのを実現するために退職代行を使うみたいですね)
退職代行からは「有給がある場合はきちんと消化できる」という話がありました。
有給がすでに付与されている方は、対応はちゃんとしてもらえると思いますよ。
退職代行ニコイチでかかった料金総額(税込)
退職代行ニコイチに支払った金額は27,000円(税込)です。
口座振込で支払いましたが、
クレジット決済の場合1,000円上乗せされると説明されました。
そのほかにかかった出費は、会社に返却が必要なものを郵送した際にかかった送料のみです。
退職代行ニコイチで退職完了するまでの手続きの流れ
私が退職代行ニコイチを使った時の手続きの流れは、
↓以下のような感じでした。
1. LINEでの相談(24時間対応)
LINE登録後、退職をしたい旨をメッセージで伝えると、すぐに返信がありました。
退職代行を申し込み入金を確認してもらうと、
ヒアリングシートへの回答が求められました。
ヒアリングシートの内容は私の個人情報や電話番号、
会社情報や勤務期間などです。
ヒアリングシートをLINEで回答後、退職届の記入と返却物の郵送が指示されました。
2. 退職届と返却物の郵送
退職代行が退職電話を実行する前に、職場に退職届と返却物を郵送しました。
以下のような具体的な指示が多く、迷うことはありませんでした。
・退職届の書き方
・社会保険証の撮影(番号が後から必要になる場合があるため)
郵送が完了すると退職電話の実行後に「もうこれで必要な手続きはない」という説明がありました。
3. 勤務先会社と行ったやり取り
退職電話の翌日、何度も職場から着信がありました。
不安になり退職代行に連絡したところ、着信拒否を続けて構わないと説明されました。
しかし、職場から「第三者からの連絡では退職できない。一度本店に来て退職届に記入するだけでいいから」というメッセージが届きます。
それで終わるならと連絡し、結局指定された日に一度、本店に足を運ぶことになりました。
退職代行に相談すると、「行く必要はないが、スムーズな退職のために納得できるなら行ってもいい」というような回答でした。
退職代行はあくまでも法的に問題がないかを淡々と判断し、業務的に処理しているのでしょう。
本店は配属されていた職場とは異なるため、関わっていた上司や同僚とは顔を合わせることがなかったものの、当日は緊張しました。
必要な書類への記入などが終わると、正式に退職が了承されました。
私が配属されていた職場は従業員数20人ほどで、やや体育会系な雰囲気でした。
職場の8割ほどが男性で、上司の怒鳴り声が毎日響いている緊張感ある職場です。
上司の存在がストレスであったことは間違いありませんが、当時は退職するほど追い込まれているような実感はありませんでした。
新卒ということで任せられる業務が少なく、仕事そのものでの苦労はほとんどありませんでした。
ただ、入社前とのイメージの違いが大きく、知らず知らずのうちに精神的負担がかかっていたのだと思います。
退職を決める直前は、夜に眠れなくなったり、
食欲不振になったりすることがあり、振り返ると健康なメンタルではなかったです。
一度このままでいいのかと疑問が浮かぶと、
今すぐにでも退職したくなり、職場に行くことを体が拒否するようになりました。