
(退職代行SARABAを休職中に利用して仕事を辞めた体験談)
私は、仕事を休職中に退職代行サービスを利用して会社を辞めました。
↓流れ的には以下のような感じです。
- 退職代行会社にメール相談(2021年11月9日午前)
- 料金の支払い(2021年11月9日午後)
- 退職手続完了(2021年11月10日)
正直に言って「仕事辞めるってこんな簡単なことだったの??(今まで悩み苦しんでいたのはいったい…)」という感じで衝撃でしたね。
私が実際に利用したのは、
退職代行SARABA(サラバ)という退職代行会社です。
支払った料金はトータルで2万5000円でした。
公式サイトで説明されている料金から、
追加料金などは何もありませんでした。

退職にあたってお金の負担が発生するのは率直に言って痛かったです。
本来、仕事辞める手続きなんてお金かけてやることではないですからね。
ただ、私の場合は「会社とのやりとりをすること」そのものが苦痛でしょうがなかったので、
退職にあたっての会社とのやりとりをすべて代行してもらえるなら割にあう料金設定と感じました。
(実際、退職手続きにあたって会社の上司とのやりとりなどはいっさい発生せず、即日で辞められました。退職後も会社からの連絡は何もありません)
自分で退職手続きを完了できる人はそれでいいと思います。
自力ですべてやればお金もかかりませんし、
「立つ鳥跡を濁さず」ですっきりするでしょう。
ただ、世の中には過去の私のように
「会社とのやりとりそのものが苦しくて仕方がない」人も多いと思います。
そういった人は無理せず退職代行を使った方が良いと思いますよ。
以下では、私が実際に利用した退職代行サービス(退職代行SARABA)の利用体験談を書きます。
これから退職代行を使うことを検討している方は、参考にしてみてくださいね。
【退職完了までの手続きの流れ】退職代行SARABAを利用した場合
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1. 無料相談と契約
退職代行の公式サイトから無料相談に申し込みをします。
私はLINEや電話でもなくメールのやり取りだけで完結しました。
一度だけ初回相談メッセージを送信後に電話が来たのですが、
私は電話に気がつかなかったので、メールで連絡がありました。
↓下記のようなメールのやり取りを退職代行SARABAの担当者と行いました。
私
「休職中でも退職代行のサービスを利用できますか?」
退職代行SARABAの担当者
「〇〇様
お問い合わせありがとうございます。
先ほど電話させていただきましたが
ご不在のためメールにて返答させていただきます。
休職中の方のご利用も多くございます。
退職はできますのでご安心ください。
ご希望の日時に会社連絡可能です。
その他ご不明点などありましたらお気軽にご相談ください。
また、LINEのほうがスムーズなため
もしよければLINE登録お願いいたします。
メールがご希望の場合はこのまま進めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。」
私
「メールでのやり取りでお願いします。」
退職代行SARABAの担当者
「かしこまりました。
今後の流れですが、
無料相談(現在)
⇒お申込み
⇒ラインで会社とお客様情報を記入
⇒指定日時にSARABAが会社に電話
⇒退職届を作成し郵送
となります。
事前相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
お申込みがお振込みとなります。
下記の口座をご案内いたしますのでお振込み頂きましたら明細書の画像をお願いします。
クレジットご希望の際はメールアドレスに請求書をお送りしますのでご希望でしたらお知らせください。」
2. 料金を指定の口座へ振り込む
メールに記載された口座番号に25,000円を振り込みました。
この後に明細書の画像をメールで送信するので、明細書は忘れず受け取っておきました。
私
「振り込みました。(明細書の画像を添付)」
退職代行SARABAの担当者
「お支払いありがとうございます。ヒアリングシートのご記入をお願い致します。」
3. 送付されるヒアリングシートを記入する
ヒアリングシートに記入する項目は
↓以下の様なものでした。
- 氏名 (読み仮名)
- 生年月日
- 現住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 職種
- 雇用形態
- 勤続年数
- 会社名
- 所属部門
- 勤務先と本社の連絡先
- 会社に連絡してほしい日時と時間帯
- 連絡する日は「公休・欠勤連絡している・欠勤連絡していない・出勤中」のどれか
- 退職希望日時
- 残りの有給休暇日数
- 残りの有給休暇の消化を希望するか
- 会社に伝える退職理由
- 最終出勤日とした日付
- 退職書類の送り先の住所
- 会社との直接取引の希望(会社から直接連絡があった時応答しないでよいか)
- 会社から借りていて所持しているもの
- 会社から返却して欲しい物
- 私物は処分してもよいか
- その他、会社に伝えてほしい事
- 無料転職サポートの希望
- 身分証明書の提示
記入項目は多いですが、これを記入すれば会社とのやり取りをしなくて済むので素早く記入しました。
4. 身分証の画像を送付する
ヒアリングシートの解答共に運転免許証の画像を添付し返信しました。
すると、すぐにこのような返信が来ました。
退職代行SARABAの担当者
「ご記入頂きありがとうございます。それでは本社人事宛へご連絡いたします。ご不明点や追加事項等ございましたらお気軽にご相談ください。」
- 退職届(念のためコピーを御願いします)
- 返却物
- 会社への要求や請求物を記入した紙
- 退職代行SARABAユニオン加入届(コピーした物)
4点を速達、書留で会社に送ってください」
とのことでした。
- 退職届
- 会社への要求や請求物を記入した紙
- 退職代行SARABAユニオン加入届
上記はメールにフォーマットのURLが記入されていたので、それを利用し記入しました。
なお、3つ目の「退職代行SARABAユニオン加入届」は、
「今後のやりとりは労働組合を通してお願いします」と会社側に通告してもらうためのものです。
(↓こういう感じのもの。新たに料金が発生するとかはありません)
5. 返却物と退職のために必要な書類を会社へ郵送する
翌日、上記の4点を速達、書留で会社に送りました。
送料は元払いで支払いです。
その後、メールにて発送した事を伝え退職完了となりました。
6. 退職代行SARABAを使って退職した「その後」
適応障害で働くことが難しかったので、まずは体を休める事に。
源泉徴収書が届かないので退職代行SARABAに連絡し、辞めた会社に連絡してもらうことにしました。
しばらくすると源泉徴収書が届きました。
就労意欲が出てきたころに担当医師と相談し、転職活動を再開することに。
転職活動も成功し、新しい会社へ入社しましたが、再び適応障害の症状が強く出てきたのです。
会社の人もいい人ばかりで、私の事を心配してくれてたのですが、退職することにしました。
現在は会社に所属せず働いていますが、とても充実した生活を送っています。
退職代行SARABAに支払った料金総額(税込)

(退職代行SARABAに支払った料金総額は2万5000円税込)
私が退職代行SARABAに支払った料金総額は25,000円税込でした。
支払方法は前払いで、銀行振込を選択しました。
他の支払方法はクレジットカードで支払うこともでき、
クレジットカードで支払う場合はメールアドレスに請求書を送ってもらえますよ。
私が退職代行SARABAを選んだ理由(退職代行ガーディアンとの二択で悩んだ)
別の退職代行会社として退職代行ガーディアンの利用も検討していましたが、
私はLINEが嫌いで電話での相談も精神的に辛い状況だったので、
お問い合わせフォームからメールで相談できる退職代行SARABAを利用することにしました。
料金的にも退職代行SARABAの方が安かったというのもあります。
現在の値段は念のため公式サイトを確認していただきたいですが、
↓私が調べていた当時は以下のような感じでした。
トラブルや損害賠償請求について
トラブルや損害賠償請求はありませんでした。
勤務先からの連絡もなく安心できましたよ。
休職中の有給消化について
未消化の有給休暇が9日あったのですが、交渉の結果消化することができませんでした。
会社としては
「休職中なので、有給消化は原則できません。
復職をしたとしても勤める義務がない状況なので、
有休消化をわざわざする為に復職をするのはいかがなものなのか。」
とのことで有休消化をすることができませんでした。
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IT企業のSESとして1年半働き休職中だった私が退職代行を使った理由
出向先が人手不足のため私が派遣される事になったのですが、本部の上司からは
・企業名
・出向期間
を教えてもらえずこの時点で「なんだこの上司?」と思ったのですが、待ち合わせ場所で待機し同行する人と一緒に出向先の会社へ行くことになりました。
私は昔から新しい環境になると非常に緊張してしまう体質で、当日は非常に体調が悪くしんどかった事を覚えています。
出向から2ヶ月を過ぎても体調が悪いため心療内科を受診した所、適応症が診断されてしまいました。
適応障害発覚後
適応障害と診断されるのと同時期に、事前に教えられていた業務内容と違うのではないかと上司に連絡したのですが、「業務内容の範囲です」と言われ我慢して仕事を続けたのです。
ある日、仕事ができないほど体調が悪くなってしまい医務室へ、出向先の上司と相談しその日は早退することになりました。
その日の午後に本部の上司から電話が掛かってきたのですが会話内容は
本部上司
「調子はどう?」
私
「悪いですよ」
本部上司
「っふ、そうか」
と鼻で笑われ、キレそうになったのを必死で抑えたのをよく覚えています。
その後家の中でキレてしまい家族に心配され、後日心療内科を受診し休職を進められ休職することになりました。
退職を決意
休職期間中に会社に復帰するか考えましたが、苦しんでいる人を鼻で笑うような人がいる会社で働きたくありませんよね。
会社の人の顔どころか声すら聞きたくないので、この時退職代行を使って会社を辞めることを決めました。