
(フォーゲル綜合法律事務所の退職代行を利用した看護師の口コミ評判)
私は訪問看護ステーションで働く看護師でした。
たび重なる残業と仕事のストレスが限界に感じ、
一度は上司へ退職の希望も伝えました。
しかし、人員の確保が難しいことを理由に中々退職の話が進まずにいました。
私は我慢に我慢を重ね働くうちに、
精神的にも負担が大きくなり徐々に職場へ向かうことも辛くなっていきました。
最終的にはフォーゲル綜合法律事務所という弁護士さんの事務所に相談をし、
退職手続きをすべて代行してもらうことになりました。
以下では、私がフォーゲル綜合法律事務所に相談したときの状況について口コミ体験談を書きます。
参考にしてみてください。
この記事の目次
【フォーゲル綜合法律事務所】退職代行を利用した看護師の口コミ評判

(フォーゲル綜合法律事務所の退職代行を利用した看護師さんの口コミ体験談)
職場に行くのがどうしても辛くなった私は、
何かのテレビで見た「退職代行」という言葉を思い出しネットで検索しました。
そしてまずは依頼する前に相談してみようと2022年6月16日(金)の深夜1時頃、
フォーゲル綜合法律事務所の円満退職代行にLINEから相談を行ないました。
弁護士からの返信が来たのは翌日になります。
土日は自分の力で辞めるか否かの葛藤があり実際に弁護士へ依頼したのは同年6月20日(月)でした。
そこからは弁護士との退職に関してのすり合わせが行なわれ退職希望通りの7月4日(月)には退職できています。
有給の消化について
私の有給は8日間ありました。
元々退職する場合には有給を消化できなくてもいいから早々に辞めたい一心であったので有給消化については弁護士に依頼しませんでした。
また弁護士への依頼前にも退職の希望は会社へ伝えていたのですがその際にも有給の消化については話していません。
退職代行では有休を消化するかどうかの選択肢も弁護士からのヒアリングの際に聞かれるので消化の希望がある場合には弁護士へお伝えすると良いと思います。
上司や同僚と顔を合わせることなく退職できた
私の場合上司や同僚と全く顔を合わせることなく退職できました!
職場へ出向くことも無かったですし職場から連絡が来ることも一切ありませんでした。
個人LINEの方は退職の連絡を弁護士が入れる日にすでにブロックしておいたので職場スタッフからのLINE連絡を恐れる必要もありませんでした。
ただ私の場合ですが訪問看護で回る先が自宅近くであったため外出の際には自転車や車コンビニなどで職場のスタッフとすれ違うことが度々あり今でもドキドキしています。
また職場スタッフも私と同じ地区に住んでいるため今後もプライベートで出くわしてしまうことは十分にあると思います。
最近では近所は出歩かないようにし車で少し離れたスーパーやコンビニに行くなど場所を変えたり対策をとっています。
退職代行を利用するとすごく後ろめたい気持ちになってしまい全てがハッピーエンドで終了したという訳ではありませんでした。
職場のスタッフと顔を合わせることなく退職できても今後十分会う確率が高い私にとっては今の生活は窮屈でストレスがあるのも実情です。
他書類関係のやり取りは全て郵送で退職願いも郵送で済ませられましたし離職票も郵送で送られてきました。
離職票は退職日から2週間程で手元に届きました。
その他では会社との退職に関するやり取りは一切ありませんでした。
フォーゲル綜合法律事務所の退職代行にかかる料金
私が円満退職代行でかかった費用は55,870円(税込)でした。
フォーゲル綜合法律事務所に退職代行サービスには3つの料金コースがあります。
私は55,000円(税込)の「損害賠償あんしんプラスコース」というコースを選択しました。
こちらは退職したことで損害賠償を請求され裁判を起こされても
別途で弁護士費用を支払うことなく対応してくれるものでした。
私は損害賠償が請求されないか心配だったので迷わずこちらのコースで決めました。
その他でかかった費用としては
会社へ駐車カードを返却するために購入したレターパック510円と
退職願いを送るために購入したレターパック360円でした。
いずれもコンビニで購入しましたが会社へ送ったことが確認できるように追跡サービスのあるレターパックにしました。
55,870円以外には一切の出費もなく退職できています。
フォーゲル綜合法律事務所の退職代行:手続きの流れ
1. LINEでの相談(24時間対応)
私は24時間対応のLINE相談を利用しました。
相談内容としては私が一番気になっていた損害賠請求の可能性についてです。
私がLINEを送ったのが深夜1時台でしたがフォーゲル綜合法律事務所から返信が来たのは翌日の午前中でした。
相談自体はLINEから24時間無料でできるようですが私の実体験からではいつでもすぐに返信が来るわけではないようでした。
しかしそれでも私が相談した他2社よりは早い返信でした。
また相談への回答ですがフォーゲル綜合法律事務所の返信では損害賠償を請求される可能性は否定しませんでしたがきちんと対応策についての説明もつけてくれていました。
損害賠償をできる限り請求されないようにする策としては仕事の引継ぎを行うことということでした。
引継ぎとは直接職場のスタッフに対面し引き継がなくても良いようでメモや会社のパソコンに残す方法でも可とのことでした。
私が相談した内容はこの損害賠償請求の件のみでやり取りもこの1回だけした。
2. 弁護士に正式に依頼と支払い
依頼ではまず自分の希望するコースの支払いを済ませる必要がありました(私の場合は損害賠償あんしんプラスコースの5万5千円の支払いを済ませました)。
全てのコース共に後払いでは無く先に支払いを済ませないと依頼の具体的内容に進めない流れになっています。
クレジットと銀行振込みの対応が可能でしたので私はクレジットで支払いを行なっています。
3. ヒアリングシートの提出
支払いが完了した後はLINE上でヒアリングシートの項目を埋めて送信という作業でした。
↓このヒアリングシートの項目は以下の通りです。
- 氏名
- 年齢
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- LINE登録の有無
- 退職したい会社の情報(社名や住所電話番号と、所属部署や連絡する人物)
- 雇用形態
- 入社年月
- 給料締日
- 休日
- 社会保険の有無
- 退職希望日
- 退職することを会社へ伝えて欲しい日時
- 外部から会社に連絡が繋がる時間帯
- 会社への今後の出勤について
- 退職願いを申し出たことが有るか否か
- 退職理由
- 有給休暇の残数
- 残業の有無
- 離職票などの送付書類について
- 依頼コースの選択
- 支払い方法の選択
- 振込明細やクレジット決済完了画面のスクリーンショットなどの添付
- 身分証の添付
4. 依頼以降の弁護士とのやりとり(これは24時間対応ではない)
ヒアリングシートを送信すれば依頼は完了であとは弁護士からのLINEでの連絡を待ちます。
私の場合弁護士からの連絡は当日のうちにありました。
まず最初に伝えられたのが依頼以降のやり取りは24時間対応ではなく弁護士事務所の営業時間である平日の9時~18時の間に限るということでした。
依頼以降も24時間で相談ややり取りができて便利!と思っていたのですがさすがにそうではないようです。
なので急を急ぐ必要な連絡は平日の18時には済ませなくてはいけないので要注意です。
また私は会社への連絡を土曜に希望していたのですが当時土日は対応していないとのことで月曜の実行に変更した経緯があります。
5. 弁護士とのすり合わせ
LINEで弁護士と退職希望日や退職の連絡を入れる日時などについて希望を伝えすり合わせを行いました。
退職の連絡については弁護士が電話連絡で行うことに加え書面(通知書)でも退職の希望があることを伝えるとのことでした。
この弁護士が作成した通知書には退職の希望に加え弁護士が連絡を入れた本日付で出勤もしないこと本人には一切電話やLINEでの連絡もしないよう書かれていました。
また離職票などの発行してほしい書類の要望や有給休暇使用希望の有無なども記載されています。
その内容を一言一句間違いがないか確認し弁護士へ間違いないことを返答します。
後から変更事項や追加事項が生じると通知書も作成し直しになります。
通知書の変更ができるのは1回までとの規定もありましたので要注意です。
私も依頼後退職希望日を一度変更しているので通知書を作り直してもらっています。
この通知書の確認が職場への連絡前日までに行えないと希望日時での連絡ができないことになるため弁護士とのやり取りのLINEは小まめにチェックする必要があります。
通知書の確認ができればあとは弁護士が会社へ連絡をしてくれる当日を待つのみになります。
これで依頼自体は終了です。
相談から依頼も含めて弁護士とのやり取りはLINE上だけで完結でき便利でした。
しかし私の印象としてはLINE上でのやり取りは事務的で少々弁護士の言葉が冷たく感じることもありました。
LINEのやり取りのレスポンスとしては当日~翌日には弁護士の返答は来ていたのでやり取り自体はスムーズなものでした。
6. 退職の連絡当日
会社への連絡は2022年7月4日の9時で弁護士に依頼していました。
そして当日の9時40分頃弁護士からLINEで連絡があり「先ほど会社の〇〇様に連絡し退職の願いを伝えました」と連絡がありました。
出勤せずに自宅で弁護士からのこのLINEを待っていたのですがとてもドキドキしたのを覚えています。
ひとまず無事退職希望は伝えてもらえて良かったと感じました。
そして弁護士から会社からの返答は通常で数日から1週間程度であると思いますのでとの報告を受けました。
7. 退職完了のお知らせを弁護士から受ける
7月8日弁護士からのLINEで「7月4日付での退職となりました」との連絡がありました。
病院からの退職決定の連絡も弁護士がやり取りしてくれていたので私に直接会社から連絡が来ることはありませんでした。
8. 勤務先会社と行ったやり取り
会社と行ったやり取りは退職願いを郵送する作業のみでした。
それ以外で直接会社と連絡をとったり会社へ出向くなどのことは一切ありませんでした。
9. 退職代行アフターフォロー(退職後60日間)
フォーゲル綜合法律事務所の円満退職代行には、
60日間のアフターフォローサービスが付いています。
退職関係書類の請求や未払い給料の請求などに対応してくれるようになっています。
私のLINEには退職後の60日が経過する1週間前に、
フォーゲル綜合法律事務所から連絡があり、
サポート終了期間が近づいてきているので何か不明な点等はないかとの内容のものでした。
特に困っていることも無かったので、
私はサポート期間に何か追加で連絡をとるということはありませんでした。
従業員数7名の訪問看護ステーションで働いていた看護師が退職代行を利用した理由
私は当時訪問看護ステーションで訪問看護師として働いていました。
ステーションは看護師4名・リハビリスタッフ2名・事務員1名。
女性が5名男性が2名の職員で構成されていました。
看護師は4名ですがそれぞれ1日の訪問件数は7件〜8件です。
これはかなりタイトなスケジュールでした。
人間関係はサバサバしていたのでそこまで苦に感じることはなかったのですが、
毎月60時間以上の残業が度重なり、
私は次第に家庭や育児との両立が難しくなってきました。
そこで私は悩んだ末上司に退職の願いを申し出ました。
しかし代わりの看護師の手配がすぐにはできないとのことで、
中々退職の話は進まず1カ月、2カ月と日ばかり過ぎていきました。
私は退職ができないことから徐々に精神的に疲弊し日々の出勤も辛く感じるようになっていました。
そのため悩み困った果てに私は以前テレビでみた
「退職代行」というものへ相談してみることに決めたのです。
けれど退職代行なんてテレビで見たことしかないですし、
ましてや実際に周りで退職代行を利用したなんで人もいなかったので信頼できるものなのかも不明でした。
当時はネットで退職代行の比較や口コミなどをよく見ていましたが、
実際には自分が退職代行業者と連絡をとってみないと、
怪しいのかどうか信頼できそうなのかどうかも分からないと思いました。
そこで私はまず3件の退職代行会社へ無料相談を利用してみることにしてみました。
そのやり取りで怪しくないかどうかの質問はさすがにできませんでしたが、
私の相談に詳細に答えてくれたフォーゲル綜合法律事務所の円満退職代行へなら、
安心して依頼できるかもと思いこちらの代行を利用することにしたのでした。