悩み
- やりたいと思える仕事が何もない…。
- 転職サイトの求人はどれも同じように見えてしまう。
- 自分に合った仕事をするのが大切とか言われるけど、選択肢そのものが思いつかない。
- 自分の仕事を決めるのは年齢的に若いほどいいらしい。タイムリミットが迫っているようであせる…。
現在、仕事についている人も、これから仕事を探す人も、「自分に合った仕事」が見つからずに悩んでいるという方は多いでしょう。
↓学生時代の就活が比較的うまくいった人でも、以下のような悩みをお持ちの方は少なくないんです。
- どうも今の職場は自分の居場所ではない。
- 仕事をしていて楽しくない…。
- 一緒に働いている人たちと仲良くなれない…。
「この道で生きていく」というキャリアを定めるのは、年齢的に若ければ若いほど有利なのは事実です。
どんな職種・業界でも、未経験者として入社できるのは年齢制限があるのが普通だからですね。
ただ、あせって転職をしてしまうと、「やっぱりちがうかも…」と、転職を繰り返してしまうケースもあるので注意してください。
やりたい仕事がないと感じている方は、まずは自己分析から始めてみましょう。
この記事では、転職活動を始める前にやっておくべき自己分析の方法を具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
やりたい仕事がない20代は必見!自己分析の進め方
「やりたい仕事がないと感じている人には、自己分析が重要」ときくと、
「自己分析なら、学生時代にさんざんやったよ」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、学生時代の自己分析と、社会人になってからの自己分析は、やり方が全く違います。
学生時代には「なんとなく」でもOKだった自己分析ですが、社会人が行う場合にはより具体的なアピールポイントにまで落とし込んで行う必要があるのです。
それぞれがどのように違うのかをまず理解しておきましょう。
①学生時代の自己分析
学生さんには、当然ながらまだ社会人としての実務経験がありません。
そのため、学生時代の自己分析は、主に「ヒューマンスキル」をもとに行うことになります。
ヒューマンスキルとは、簡単に言えば「性格的にその仕事に向いているかどうか」ということですね。
学生時代に取り組んだことや、部活動などの組織の中でどういう役割を持ってきたかということからアピールポイントを作っていくことになります。
②社会人の自己分析
一方で、社会人としての自己分析は「テクニカルスキル」をもとに行います。
テクニカルスキルとは「あなたが仕事としてどういうことが出来るのか」ということです。
もう少し具体的に言えば、「今までにやってきた仕事から考えて、自分に向いている仕事はなにか」を考えるということですね。
すでに社会人経験のある人なら、仕事をしていて「この作業は自分に合っているな」とか、「この分野の仕事は絶対にやりたくないな…」と感じていることがあるでしょう。
また、「自分は性格的にこの仕事が合っていると思っていたけど、実際にやってみたらぜんぜん楽しくなかった」ということもあるかもしれませんね。
性格的な仕事との相性(ヒューマンスキル)と、仕事として取り組む場合の仕事との相性(テクニカルスキル)とは、まったく違うことがあるのです。
社会人として自己分析を行う場合には、テクニカルスキルからみて、自分に仕事が合っているか?を考えなくてはなりません。
以下では、テクニカルスキルから自己分析を行う場合の具体的な手順をみていきましょう。
自分にはテクニカルスキルなんて何もない…という方へ
とはいえ、「自分にはテクニカルスキルなんて何もない…。得意に思える仕事なんてないんだけど…」という方も多いでしょう。
ここでは、自分の中であまりハードルを上げすぎないようにしてください。
20代の方の場合、実務経験がまだ少ないのが普通ですから、得意分野といわれてもピンとこないものなのです。
「得意とまでは言わないけれど、やっていて苦にならない」というレベルのことがわかればOKです。
まずは「絶対にやりたくないこと」を明確にしよう
自己分析の具体的なステップを紹介します。
まずは、あなたが仕事として「絶対にやりたくないこと」をピックアップしてください。
「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」から考えるのがポイントです。
性格的にこれだけは無理、と思っていることや、これまでの仕事の経験から「あの仕事だけは苦痛だった」ということをイメージしてみてください。
例
- 新規開拓の飛び込み営業
- 毎日遅くまでの残業
- 無駄な会議
- 転勤
このように個人的にやりたくないことをどんどん出していきましょう。
やりたくないことの対極にあるものを考える
次のステップです。
絶対にやりたくないことがわかったら、その対極にあるものを考えます。
例えば、「新規開拓の営業は絶対にやりたくない」と感じているなら、あなたは「じっくりと信頼関係を深めていくタイプ」なのかもしれません。
同じ営業でも、新規開拓の営業と、ルート営業や来客の接客ベースの営業とではまったく働き方が違います。
過去の経験から「営業は無理」と思っている人でも、こうしたタイプの営業(新規開拓ではない営業)なら成功するケースはありますよ。
あるいは、営業という仕事そのものに苦痛を感じる人なのであれば、事務職の仕事を選ぶべきです。
その際「どんな事務仕事が絶対に嫌か」を考えましょう。絶対に嫌なことがわかったら、またその対極にあるものを考えます。
例えば、議事録を作ったり、営業日報を書いたりなど「文章で資料を作る作業」に苦痛を感じる人は、逆に「数字で資料を作る作業」には向いている傾向があります。
例を挙げると経理の仕事です。
基本的に会計の数字を扱う仕事になります。
「好きなこと」と「得意なこと」の整理
好きなことを仕事にすることが成功に近道。
そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ただ好きなことを最初から仕事にしている人は、スポーツ選手や歌手、芸能人など特殊な仕事に就いていることがほとんどです。
多くの人はなんとなく仕事をしている中で楽しいことややりがいの感じることを見つけていき、そのうち好きになっていくもではないでしょうか。
その仕事がもし得意なことでないと、きっと成果を出すまで時間がかかってしまいます。
自分の得意なことを仕事にすることで「好きなことを仕事にしている状態」にいち早く近づけることが出来ます。
得意なことを活かして今すぐに転職出来る方法はないか。
このように考えると、将来のビジョンを実現するために、日々楽しく仕事ができ、さらに最短で将来像に近づくことが可能になります。
性格分析は「客観的な統計データ」を参考にする
性格分析については自分で考えるのではなく、「客観的な統計データ」を参考にするのも良いです。
↓おすすめはリクナビNEXTのグッドポイント診断です。

(統計的なデータから自分の強みを知ることができるグッドポイント診断:リクナビNEXTに無料登録すると利用できます。なお、WEB完結で30分程度でできますよ)
10万人以上の過去の求職者の統計データを使って、客観的にみた場合の「あなたの5つの強み」を教えてもらうことができます。
自分だけで考えていたらまったく思いもよらなかった性格を指摘してもらえるので、おもしろいですよ。
こういったサイトを参考にするのもいいでしょう。
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転職エージェントを活用しよう
それでも「やりたい仕事が何もない」という人もいると思います。
最近まで学生で少し社会人を経験した20代だと世の中にどんな仕事があるのかも分からない状態です。
やりたい仕事をと言われても、どんな仕事があるのか分からない、さらに自分の強みはなんなのかも分からない時は転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントはいわば転職のプロです。
ポイント
- やりたい仕事がない
- 自分の市場価値は分からない
- 年収を上げるにはどうしたらいいか分からない
- 将来年収1000万円にするにはどうすればいいか
- 残業を減らしたい
- 休日出勤がない会社に転職したい
- 人間関係が辛い
- 仕事内容を一層変えたい
様々な悩みを持った人と転職エージェントは日々面談をしています。
そんな転職エージェントは様々なノウハウを持っているので、自分の悩みを相談すれば今まで考えていなかった角度のアドバイスをもらうことが出来ます。
客観的な統計データと客観的なプロのアドバイスをもらいながら、自己分析に深みを出し、転職活動を進めていきましょう。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
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