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大学職員の転職体験談

私立大学職員は激務ブラック?部署別の残業や土曜出勤の実態を解説

大学職員 激務

(大学職員の仕事は激務ブラック?って本当)

大学職員の仕事は楽で稼げる!

↑ネット上ではなぜかこういう噂が多いようですね(汗)

体験談の投稿者

確かに、大学職員は落ち着いた環境で働けるのは事実です。

ただ、決して楽な仕事ではないので注意してください。

この記事では、私立大学職員として8年働いている私の仕事体験談をお伝えします。

これから大学職員へ転職を目指す人は参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人

営業マンから大学職員に転職して現在勤務8年目。
私立大学の正職員としてワークライフバランス重視で働いています。

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体験談の投稿者

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私立大学職員は激務ブラック?勤務時間と残業の実態

大学職員 激務

(大学職員の仕事は激務ブラック?)

 

私は現在、首都圏にある小規模な私立大学に勤務しています。

もともと短大であったこともあり、

学部数が少なく知名度も低い大学です。

職員の数も少なく、かなり仕事が忙しいと感じる時もありますね。

働く部署によって仕事の忙しさはかなり違う

また、大学職員は実際に働く部署によっても仕事の忙しさが違います。

(学生課・教務課・就職課・総務課その他)

部署によっては日常的に残業が発生することもありますね。

私の大学の場合、学生のカリキュラムや成績にかかわる教務関係は、

月間25~30時間程度の残業があります。

ただし、残業代は必ず給与に反映されますので、

当然ながらもらえるお給料の金額は多くなります。

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私立大学職員の休日出勤の実態

これから大学職員を目指す人が知っておくべきなのは、

大学職員は土日がいつも休みとは限らないという事実です。

なぜかというと、受験生や学生むけの行事イベントは土日開催が多いためです。

行事ごとですから、通常の事務仕事とはかなり違って

キャンパスを駆け回るような仕事も発生しますね。

(まあそれがわりと楽しかったりしますが…)

体力のある方は良いですが、

そうでない方にとっては「激務」と感じる部分があるかもしれません。

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行事以外で土曜日出勤が発生することも

また、行事以外の通常勤務でも土曜日出勤が発生することがあります。

祝日がある週に、土日に振替講義が行われることがありますので、その対応が主ですね。

私の勤務大学も通常は土曜日は講義休みです。

ただ、教員や学生が土日に準備や学習をすることがありますから、

こうしたときには出勤することもあります。

体験談の投稿者

基本的には当番制で出勤するルールとなっています。

午前中のみの半日勤務という場合もありますね。

私の勤務先大学ではこうした土曜出勤については振替休日がありません。

(休日出勤日=残業あつかいなので割増の賃金は支給されます)

土曜日はキャンパスもとてもゆったりしていて仕事も少ないですから、

割増の給料をもらえて嬉しい方と感じる人もいるかもしれません。

夏季休暇は大学自体が休み

一方で、夏季休暇などは大学自体が休みになります。

なので例年10日間ほどの休暇取得が可能です。

また、民間企業のように有給取得がしづらいようなことはありません。

ただし、後述するオープンキャンパスは夏休みに繁忙期を迎えます。

なので連続した休暇取得(10連休など)は難しいでしょう。

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オープンキャンパス対応で激務になるケースも…

大学職員 激務

(オープンキャンパスの対応を行う大学職員はかなり激務)

 

少子化によって、小規模な私立大学の学生獲得競争は激化しています。

大学がとっている具体的な対策としては、オープンキャンパスがあります。

オープンキャンパスは基本的に集客が見込める土日に行いますので、

当然ながら対応する大学職員は休日出勤となります。

準備も必要ですので、通常業務と合わせて激務になるケースもありますね。

オープンキャンパスを毎月実施する大学もある

オープンキャンパスは、受験生や保護者むけに行われるイベントです。

体験授業や施設見学、相談対応を行います。

現在は国立を含むほぼすべての大学が実施していますね。

私立大学で特に中堅以下の大学は、オープンキャンパスにはかなり力を入れています。

月1~2回の実施をしているところもありますね。

夏休み期間などは教職員総出で準備と開催に追われます。

オープンキャンパスは事前準備と後片付けが大変

オープンキャンパスの実施当日は、それぞれの大学職員に担当業務が割り振られます。

後片付けもあるので、夕方過ぎまで時間をとられることもありますね。

前日準備も大変です。机等の移動や教員との打ち合わせなど、

普段デスクワークの職員も肉体労働に従事します。

体力に自信がない方にとっては激務と感じることもあるかもしれません。

繁忙期になる夏は猛暑のなかで時には屋外で案内、誘導などかなり疲れるイベントです。

オープンキャンパス=大学職員は休日出勤です。

振替休日が取得できるとしても、

全職員が一斉に同じ日に休むわけにいかないため早い時期に消化できるとは限りません。

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大学入試シーズンはかなりの激務

大学職員 激務

(大学入試対応は大学職員にとって最重要業務)

 

大学入試シーズンは大学職員の仕事量も増えます。

私立大学の場合、一般入試は5回程度またはそれ以上実施するケースが多いですね。

それ以外にもAO、推薦やセンター入試を含めた年間十数回の入試が行われます。

これらは休日に行われますので、大学職員にとって大きな負担となります。

事前準備~入試実施まで業務量は膨大

大学職員にとって、入試対応は最重要業務といっても過言ではありません。

全部門の職員が駆り出されるケースがほとんどでしょう。

試験監督等は教員も協力しますが、

冬の寒い時期に屋外での案内や誘導などスタッフとしての業務に従事します。

試験期間中はミスや不測の事態が絶対にあってはいけません。

大学内でも緊張感が漂うために、勤務時間以上の疲労感がありますね。

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共通テスト(旧センター入試)の会場対応も大変

共通テスト(センター試験)は、多くの大学が試験会場となります。

私の勤務先は小さな私立大学ですが、例年試験会場となっていますね。

当日はものすごい数の受験生がやってきます。

受験生にとっては人生を決める重要な試験ですから、

万が一にもトラブルや不正が起こらないようにしなくてはなりません。

準備や対応のため、大学職員には分厚いマニュアルが配布され説明会議なども実施されます。

試験は2日連続ですし、周囲の交通整理など必要です。

入試業務は独特の緊張感と疲労感に襲われます。

これが3月まで続きますから、大学職員にとってこの時期は激務ですね。

まとめ

今回は、大学職員の仕事の実態について解説いたしました。

なぜか「楽な仕事」というイメージを持たれがちですが、

大学職員の仕事は決して楽ちんではありません。

これから私立大学職員への転職を目指す方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「大学職員の求人がなかなか見つからない…」という人へ

(大学職員の求人がなかなか見つからない人へ)

 

大学職員の求人ってなかなか見つけにくいですよね。

もちろん、「とりあえず大学職員になれるならどこでもいいや…」みたいな感じで探すならたくさん見つかるとは思うんですが、

こういう探し方で見つかるのって、

たいていはブラック環境な大学職員の求人だったりします。

大学職員とひとくちにいっても、

実際に働く環境はさまざまなので注意してください。

大学職員といってもすべてがホワイトではありません。

同じ「大学職員」でも、

↓こんな感じで二極化しているのが2024年現在の実情ですね。

転職経験者
  1. ブラックな大学で働く大学職員たち
    安い給料で新人研修もなくいきなり現場に放り込まれ、恥をかきながら仕事を覚えさせられ、やる気のない学生相手に誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
  2. ホワイトな大学で働く大学職員たち
    最初から平均より高い給料で、しっかりとした新人教育を受けることができ、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境。
    残業も少ないのでワークライフバランスを実現できている人たち。

↑同じ大学職員なのに、

なぜこういう差がついてしまうのか?ですが、理由は簡単です。

毎年入学者が殺到するような人気大学と、

学生にぜんぜん人気のない定員割れの過疎大学…では、

大学職員として働く環境がまったく違うからです。

大学は、学生さんたちが納めてくれる学費によって成り立っている組織です。

大学職員の給料もそこから出ています。

なので、学生に人気がなくて学費をちゃんと集められていない大学では、

経営は苦しくなり、大学職員の給料も安くなってしまうのです。

しかも、こういう不人気大学では、

人件費を少しでも安くするために、

最低限のスタッフ数しか雇用しない傾向があります。

結果的に、職員は限界ギリギリの状況で現場をまわすことになり、

土日出勤やサービス残業の横行する、

激務ブラックな雇用環境になりがちなんですね。

 

「偏差値高い大学 = ホワイト職場」ではない(2023年の学生数ランキング参照)

(「偏差値が高い大学=ホワイト職場」ではないので注意)

 

注意していただきたいのは、

必ずしも「偏差値の高い大学=大学職員にとってホワイトな雇用環境」ではないことです。

高偏差値大学の職員になれた!

…と思って実際に職場に入ってみたら、

地獄のような職場環境で体調を崩し、

退職を余儀なくされた…。

なんてことは珍しくないので、注意して下さい。

転職経験者

例えば、2023年の学生数ランキング(私立大学)がこちらなんですが、

↓学生数で1位は日本大学です。

 

(「偏差値の高い大学=人気大学」ではありません)

 

↑早稲田(2位)や立命館(3位)、慶應(6位)など、

偏差値トップクラスの私大もランキングに入っていますが、

4位に近畿大学、5位に明治大学、7位に東洋大学…と、

偏差値的にはあまり有名でないところも、

学生数ではランキング入りしている「人気大学」だったりするんですね。

先にもお伝えしたように、

大学職員の給料は学生さんの納める学費から出ています。

少しでも良い環境の大学で働きたいなら、

学費をしっかり集められている人気大学で働くことが必須になります。

大学職員として「自分の職場を選ぶ」という視点で見る場合、

見るべきなのはその大学の偏差値ではなく、

学生をたくさん集められている人気大学かどうか?であることを知っておいてください。

 

学校法人は「大学運営だけ」で利益を出しているわけではない

また、あまり名前の通っていない大学であっても、

ホワイトな大学職員として働けるケースもあります。

大学経営そのものがうまくいっているケースがあるからです。

大学というのは「学校法人」という組織が運営しているんですが、

学校法人は大学運営だけで利益を出しているわけではありません。

なかには大学付属の保育園〜高校の一環運営などで、

しっかりと利益を出しているところもあったりするんです。

大学を「自分が働く職場」として考える場合、

見るべきなのは有名大学かどうか?ではなく、

きちんと利益を出していて、

職員の給料や雇用環境の良い大学か?

であることに注意しましょう。

体験談の投稿者

 

私も「とりあえず大学職員になれるならどこでも…」で転職活動し、地獄に落ちました

(とりあえず大学職員になれるなら…という発想はNG)

  • 大学職員になれるならどこでもいい。
  • 最初はお給料が安くても、年功序列で給料アップしていくはず。
  • なので、大学職員の求人を見つけたら、とりあえずかたっぱしから応募する!…

↑これ、実は私がやってしまったミスなんですが、

「大学職員ってホワイトらしいので、

とりあえず採用してもらえるならどこの大学でもいいや…」

みたいな感じで、テキトーに転職活動していました。

(大学のサイトの採用ページを毎日チェックして、

かたっぱしから応募していました)

体験談の投稿者

今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、

結果的にブラックな大学職員求人に応募してしまい、

最悪な労働環境に入ってしまったことがあります。

結局、その後に別の大学に転職したんですが、

今から思うと、ブラック大学で働いていた期間って本当に人生で無駄な時間でした…。

これから転職活動を始める人は、

どういう大学職員の求人を狙って応募するか?

には絶対にこだわってしぼりこんだ方が良いです。

ブラックな大学にまちがえて応募してしまうと、

貴重な人生の時間をドブに捨てることになります。

ホワイトな大学職員になりたいなら、

しっかりとホワイト大学の求人を狙って応募することが大切になります。

ここだけはきちんとやっておかないと、

あとでものすごく後悔することになるのでくれぐれも注意してください。

せっかく大学職員に転職するなら、

ワークライフバランスが良いホワイト環境で働きましょう。

お給料も高い方が良いに決まってますからね。

 

「大学職員の求人に特化した転職サイト」で求人を探すのがコツ

(ホワイト求人だけにしぼりこんで応募しましょう)

年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、

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それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。

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この記事を書いている現在ですが、

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転職経験者

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結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。

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体験談の投稿者
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あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、

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