
(離職率の高い会計事務所はやばい?)
- 会計事務所で人が辞めていく理由とは?
- 人が辞めていく会計事務所の特徴って?
- 長く続けられる会計事務所の見きわめ方は?
私は従業員300人ほどの中小企業をクライアントとする会計事務所で働いています。
総合職として2018年に入社をし、昨年からは主任という役職が付きました。
現在はクライアントを25件ほど一人で担当しながら、後輩育成や新卒採用のリクルーティング採用に携わることもあります。
新卒で入社してもう少しで丸5年経ちますが、
同じ部署に配属された同期5人が全員退職し、現在は私一人となってしまいました。
この記事では、会計事務所の離職率が高いと肌で感じている私が、
どんどん人が辞めていく会計事務所の特徴と続けやすい会計事務所の特徴をご紹介します。
会計事務所の転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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「どんどん人が辞めていく会計事務所」の特徴

(どんどん人が辞めていく会計事務所の特徴って?)
どんどん人が辞めていく会計事務所には労働環境の悪さや給与が低いといった特徴があります。
また、会計事務所で働く人は独立を目指す人が多いため、離職率が高い傾向もあります。
しかし、将来的には独立を目指す人も、勤務先の労働環境にはこだわるべきです。
なぜなら将来的に独立を目指している人も、
- 開業には資金が必要
- 雑用しか経験できない事務所で実務経験を積んでも、税理士としてまともに食っていけるようにはならない
からです。
どんどん人が辞めていく会計事務所の2つの特徴を詳しく解説します。
1. 仕事量が多すぎて税理士試験の勉強時間がとれない
働きながら税理士合格を目指しても、5年〜10年以上経って合格できない人は多いです。
その一方で、3年程度で5科目合格を達成する人もいます。
両者の違いは何でしょうか。
それは、事務所の労働環境が最も重要なポイントです。
法人決算や確定申告などの繁忙期には残業や休日出勤をすることも多い業界です。
ただし、その振替休日を取りにくい環境にあれば勉強との両立は難しいでしょう。
特に上司が常態的に土日出勤をしており、振替休日や有給休暇をほとんど取得していなければ要注意です。
2. 給料が安すぎる(年収200万円台のケースも)
給料が安すぎる会計事務所には早めに見切りをつけるべきです。
年収200万円台の事務所すらあります。
その一方で、未経験資格なしスタートでも年収400万円台〜の事務所もあります。
両者の違いは何でしょうか。
会計事務所の所長税理士には、
- 事務所をどんどん大きくしていくモチベーションの高い所長税理士
- 単に目の前の自分の仕事量を減らすためだけに人を雇っている所長税理士
がいます。
後者の運営する事務所に入ってしまうと過酷です。
長く働いても給料は上がらないしスキルアップにも繋がらず、あまりメリットはありません。
続けやすい会計事務所の特徴

(続けやすい会計事務所の特徴とは)
1. 残業時間の管理がされている
残業時間がきちんと管理されており、残業時間を減らす努力がされているかがポイントです。
これから転職を考えている方は、転職サイトで月平均残業時間を必ず確認しましょう。
また、見込み残業として〇〇時間分が給料に含まれているパターンも多く見かけます。
できれば見込み残業が設定されていない転職先を探しましょう。
繁忙期の残業時間の多さ=勉強時間が取れない
ということです。
また、紙仕事が当たり前でアナログがまだまだ横行している業界です。
ただし、それを改善しようと動いている会社であれば改善される余地があります。
業務効率化に向けて努力がされているかを見極めましょう。
2. 毎年新卒採用を行っている
毎年新卒採用を行なっていれば、研修制度が充実していると考えられます。
教育内容が標準化されていれば、早期にスキルアップできるのです。
さらに毎年新卒採用をしていれば、
同期や年の近い先輩後輩がいるため、気軽に相談しやすい環境にあります
3. キャリアステップが明確である
入社後どのようなキャリアステップが用意されているかが入社前の段階ではっきりしているかを確認しましょう。
キャリアステップが明確だと自身の成長や昇格・昇給に繋がり、
モチベーションを維持しながら長く続けることができます。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
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