広告




Sponsored Links

金融業界の転職体験談

【銀行員の転職】面接や職務経歴書での自己PRの書き方(例文あり)

  • 銀行員が転職するときに自己PRすべき内容とは?
  • 銀行員が事業会社で評価されるには?
  • 銀行員から経理に転職は有利?実務経験をどうアピールする?

銀行員の経験がある人は、他の業界ではできない経験をたくさんしています。

自分では当たり前のように感じていても、それが大きな強みになることがあります。

私は金融営業マンを経験した後、

大手人材紹介会社に転職しました。

行員時代の経験を生かして、

金融業界からの転職を目指す方との面談を1000件以上やってます。

転職経験者

私自身も面接で「そこに食いつくの?」という体験を何度かしました。

自己PRは、志望する業界や職種に合わせてカスタマイズして用意しておくことが大切ですよ。

この記事では、これまで銀行員として働いてきた人が異業種に転職する場合の、自己PRの書き方や伝え方を解説します。

アレンジして使える例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

銀行員が転職するときの自己PRの書き方

銀行員が異業種に転職する場合、

↓以下のようなポイントを押さえて自己PRを作っていきましょう。

  1. 銀行員として経験した仕事内容をたな卸しする
  2. 応募先の企業で求められるスキルに合わせた内容にする

ちょっとしたことですが、意外にできていない人が多いです。

(できているだけでライバルに差をつけられるということでもあります)

1.銀行員として経験した仕事内容をたな卸しする

実務経験者として転職するには、これまで何をやってきたのか?の具体的なアピールが必要になります。

これは学生時代の就活との違いですね。

そのために、これまでに経験してきた業務内容を棚卸ししてみてください。

その際、2W1H(What・Who・How)でまとめておくと相手にも伝わりやすくなります。

棚卸しした業務内容それぞれについて、

「何を?誰に?どうやって?」

を明確に答えられるようにしておきましょう。

自己PRを文章で書く場合には、これをやっておくことで文章の論理性が増し「できる人」という印象を与えやすくなります。

実績は具体的な数字でPRする

過去の経験は、定量的に(数字で)表現して自己PRして下さい。

「〇〇に努めた」や「〇〇を推進した」では弱いです。

例えばあなたが融資や投信提案などの渉外業務を担当されていたのであれば、

「半期投信販売額 〇〇円 同エリア内〇名中〇位」などです。

特に売上の成績は良くなかったので書くことが無い…という方もやりかた次第です。

「未稼働顧客の稼働化」や「NISA獲得件数」など、

数字でアピールできる内容はいくらでもあります。

実績を挙げるためにどういう行動をしたか?も重要

実績を数字でアピールするとともに、「それを実現するために、具体的にどんな行動をとってきたか?」を伝えましょう。

おすすめはPDCAサイクルの内容を記す事。

何を考え、どんな計画でどういった行動に落とし込んだか。

またその結果をどんな修正によって実績に結びつけたかまでを記載することで、PRしたあなたの実績をより根拠のある内容にしてくれます。

2.応募先の企業で求められるスキルに合わせた内容にする

自己PRは、募集企業が「採用したい人材なのか?」を確かめる際に大変重要な役割を果たします。

志望する応募先の企業や職種によって合わせた内容にしましょう。

↓いくつか具体例を紹介します。

銀行から金融機関への転職の場合

同業界への転職を志望される場合であれば、金融業界で重要視されるポイントを押さえる必要があります。

  • 真面目な性格である
  • 細かな対応も丁寧にこなせる
  • 法令遵守意識が高い
  • 経営者などの富裕層との折衝経験が豊富

銀行から事業会社への転職の場合

他業種や他職種を志望される場合は、

その志望業界(職種)に求められるスキルと自身が経験してきた銀行業務の親和性を見つけ出す必要があります。

↓例えば、IT業界に転職する場合はこんな感じ。

  • 折衝相手の意思決定者(キーパーソン)を見つけ出す事ができる
  • 顧客の課題に沿った提案ができる
  • システムの導入に関わっていたためITリテラシーが高い

↓経理職へ転職するならこんな感じですね。

  • 数字を読み解く能力と経験がある
  • ミスの無い業務遂行が実現できる
  • 与信管理業務から帳簿上の経営課題に触れていた

3.自己PRするエピソードは「たった1つ」だけにする

転職を成功させるためにもPRしたい事は山ほどある、という方もいらっしゃるかと思います。

ただ、PR欄は内容が多すぎると本当にPRしたい事が薄れてしまいます。

応募先に合わせたPRをたった1つ厳選し、とことん掘り下げてPRして下さい。

以下で紹介する例文も参考にどうぞ。

銀行員が転職する場合の自己PR(例文)

銀行員が転職する場合の自己PR例文をいくつか紹介します。

例文1.コンプライアンス遵守を自己PRする場合(金融志望)

私は、お客様の大切な資産をお預かりするうえで最も大切な事は顧客属性に適した商品提案を行う事だと考えて参りました。

金融機関の人間としての責任を持つことが、お客様との信頼にもつながると考えております。

例文2.富裕層との折衝経験をPR(金融志望)

私は、現職の業務の中で数多くの富裕層のお客様との折衝を重ねて参りました。

富裕層の方々の関心は資産のリスク分散である事だと考え、ご提案の際には常に通貨の異なる商品をセットで販売しておりました。

その結果、投信販売額は〇年連続支店トップの実績を挙げることができました。

例文3.他職種への転職志望の場合(ITサービス業界)

私はお客様への提案を行う際、常にそのお客様が解決したい課題の原因を明確にすることを心がけて参りました。

自分が売りたい商品を提案しているばかりではお客様との信頼関係は築けない事を実感しています。

そのため貴社の、クライアントが持つ課題に応じて商品を創り出すソリューション営業で役立てられると考えております。

例文4.他職種(経理職)への転職志望

私は、銀行業務の与信管理の経験からお客様の会社が持つキャッシュフロー上の課題に毎月平均で〇社程度触れて参りました。

その経験を活かして、経理面で会社を支える仕事に役立てたいと考えております。

-金融業界の転職体験談

Copyright© 転職と副業のサザンクロス , 2024 All Rights Reserved.