- 経営企画の中途採用者にあるあるなことってどんなこと?
- 未経験だと仕事についていけない?
- 入社後にはどんな仕事をする?入社直後に気を付けておくべきことは?
この記事では、経営企画担当者として中途採用を目指す人が
知っておくべき仕事のポイントを解説します。
すでに経営企画として入社が決まっている人や、
これから中途採用されることを目指して転職活動している人はぜひ参考にしてみてください。
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経営企画部の中途採用組が知っておくべき仕事のポイント

(経営企画に中途採用されたらどんな仕事をするの?)
企業の経営企画部に中途採用された人(あるいはこれから転職活動する人)は、
↓仕事のコツとして以下のようなことを知っておくと良いでしょう。
- 今までの経験を強みにする
- 分からないことは素直に聞く
- 結果を出すことを焦らない
それぞれのポイントを解説しますね。
1.今までの経験を強みにする
経営企画の仕事は、企業内のさまざまな仕事に関わっています。
そのため、これまでにあなたが経験してきた仕事内容は、
経営企画の仕事にも生かすことができます。
具体的には、これまでの仕事で「ここをもっとこうすればいいのに」と思ってきたことを、
経営企画として経営者に提案することを考えてみてください。
例えば、営業経験者であれば「自社の商品のこいうところが顧客ニーズに沿っていない…」と感じたことが一度ぐらいはあるでしょう。
また、人事採用や教育の経験がある人は、
社員教育のやり方や、採用する人材像について「こういう人を社員として採用すべきだ」と考えてきたことが何かしらあるはずです。
それらの延長で、経営企画としていま所属している会社の組織や商品の問題点を考えてみるのです。
どのような企業であっても、同じような悩みを抱えているものです。
過去の経験を経営企画の仕事に生かすことを意識してみてください。
2.分からないことは素直に聞く
上の1.では「今までの経験を生かすこと」をお伝えしましたが、
これとは逆に「今までの経験をいったん忘れて、今の職場の人たちの意見をすなおに聞くこと」も大切です。
↓特に、絶対NGなのは以下のようなことですね。
- 疑問点をそのつど消化せずに流してしまう
- 知ったかぶりをして、相手に合わせてしまう
今でこそ経営企画部の管理職になっている私ですが、
入社当時にはKPI(重要業績評価指標)の意味すら分かっていませんでした。
部署の会議で普通に出てくる言葉だったので、
「なんだかよく聞く専門用語だなあ」ぐらいには思っていたのですが、
きちんと調べもせずに適当に流していました。
私の失敗談
そんなある日、経営企画部の上司から
「営業部のKPIの設定に問題がないか確認しておいてくれる?」といった指示を受けました。
私としては「いやいやそもそもKPIってなんなのよ…?」という感じだったのですが、
とりあえず営業部の人に「KPIに問題はないですか?」と聞いてみたのでした。
現場の人からすれば「問題があるか?ないか?」と聞かれたら「ない」と答えるに決まっています。
問題あります、と答えたら「改善するために何やってますか?いつまでにできますか?」
とめんどくさい指摘が来るに決まってますからね。
そのときももちろん「問題ない」という返事を営業部の人からもらい、当時の私は「問題ないならいいか」ということでそのままにしていました。
そして案の定、後日に上司に怒られました。
上司からしたら第三者視点で確認してほしいというのが私への指示の意図です。
(というか、「おそらく問題ある状態だから、指摘して具体策をどうするつもりかヒアリングしてこい」という意味だったのでしょう)
今から考えると、分からない言葉の意味はその場で教えを乞うべきでしたし、
その質問の目的も確認すべきでしたね。
疑問点を素直に聞けることは経営企画にとって重要な素質
もちろん経験のないことや、苦手なこともあるでしょう。
疑問点を素直に聞けることは、経営企画の中では非常に重要なスキルです。
なぜならば、みんなが「大丈夫と思っていること」に目を向け、落とし穴を探し出すのが経営企画の仕事だからです。
現状を打破して、今よりも良い業績を上げるために経営企画があります。
同調意見よりも、
なぜそうなるのか?ロジックにおかしい所はないか?
全く逆の手段を使ったらどうなるのか?
といった視点を持つことが必要なのです。
3.結果を出すことを焦らない
中途採用として採用されたら、少しでも早く結果を出さないと…と焦るのは当然んですよね。
しかし、特に経営企画の仕事では、仕事のプロセスを大事にしてください。
経営企画の仕事は、一朝一夕では結果は出ませんし、
実際に結果を出してもらうのは、各部門になります。
経営企画の役割は、明確な目標設定や手段の提供を行うことです。
自分の部署だけではできない全社的な視点でしっかりと現状分析をして、
スムーズに部署に動いてもらうのが経営企画の仕事なのです。
もちろん、ビジネスなので結果を出すことはとても大事なのですが、
経営企画では「なぜその選択をするのか?」の根拠説明と、
適切な行動ができているか?の検証が重要視される傾向があります。
経営企画の中途採用が入社直後のタイミングで気を付けておくべきポイント
企業の経営企画部門に中途採用された人は、
↓入社後には以下のようなことに気をつけてみてください
(転職活動中の人は入社後のイメージとして読んでみてください)
- 自分は何でも知ってると自信過剰にならないようにする
- 気になる点をその場で直接言うのもNG(根回しが大切)
- 新人でも自信がなさすぎるのはダメ
中途入社であれば、全社を回ってひと通り経験する名目で、
営業に同行したり、実際に製造作業をしたりすることが多いでしょう。
そういったときに、舐められたくない思いから、
自分の知識やうんちくを現場の人に語ったりしないようにしましょう。
現場への批判は慎重に!
特に、入社したばかりの状況がはっきりしない状態で、
「ここはもっとこうしたほうがいいのではないでしょうか?」
などと現場を批判しないように注意しないといけません。
経営企画にできるのは現場への提案だけです(指示はできません)
あなたが経営企画としてどんなに良い案を提案したとしても、現場に反感を保たれていてはまず提案に沿った動きをしてもらうことができません。
経営企画として結果を出すためには、現場とのコネを作る努力と気づかいが必要なのです。
自信なすぎ…もNG
もっとも、経営企画には現状を批判的にみる視点も期待されていますから、
逆に自信がな過ぎるのもいけません(バランスがむずかしいところです)
少なくとも入社してすぐのタイミングでは、じっくりと現場の意見を謙虚に聞くことに徹してみてください。
入社当初こそ、今後の仕事で結果を出すための信頼関係構築が大切です。
経営企画の職場ってどんな人がいる?
経営企画で働く人たちの男女比や年齢層は、とても幅広いものになっていることが多いでしょう。
なぜかというと、
経営企画の仕事はさまざまな視点でものごとを判断する必要がありますから、
多彩なバックボーンを持った人が採用される傾向があるからです。
いろんな経験から企業の改善点を見つけるとともに、
時代の流れに敏感になり、ニーズに対応できる組織を目指している企業が多いでしょう。
なお、新入社員で経営企画に配属されてくる人もいます。
そういった人は、中途採用として採用される新人の方よりも年齢的にはるかに若いこともあるでしょう。
役員は30代の比較的若い世代から60代以上のカリスマ的な方まで様々です。
経営者はロジカルな説明を求める人が多い印象です。
仕事柄なのでしょうが、発言する言葉が難し過ぎる役員もいたりしますね。
経営企画で働く私の1日のタイムスケジュール
参考までにですが、実際に企業の経営企画部門で働いている私の
1日のタイムスケジュールを紹介します。
企業によって働き方はいろいろだと思いますが、参考にしてみてください。
- 09:00-
メールチェックやニュース、トレンド調査 - 09:30-
資料づくり- 営業部や製造部から提出されるデータ分析やレポート
→役員へ提出 - 役員会議からの質問事項の取りまとめ
→役員へ提出
- 営業部や製造部から提出されるデータ分析やレポート
- 11:00-
社内の巡回をしながら様々な部署のメンバーとコミュニケーション - 12:00-
同僚とランチ - 13:00-
新製品開発プロジェクト会議(営業・製造・広報などが集まります)
こちらはファシリテーターとして参加、進捗を取りまとめて役員へ報告 - 14:30-
役員会議(中長期案件の進捗報告と対策検討) - 16:00-
部署内MTG(明日以降の業務確認や、役割分担確認) - 17:00-
やり残し業務のためのバッファ時間(何もなければ学びの時間にしています) - 18:00-
退社
午前中は情報収集や資料作成、午後は会議が多いですね。
自分でコントロールできる部分を、
いかに効率よく計画を立てられるかがポイントになります。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

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(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
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意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
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自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
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いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
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これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

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