
(臨床検査技師はやめとけって本当?)
- 臨床検査技師への転職は「やめとけ」っていわれることが多いのはなぜ?
- 給料は安い?平均年収はいくらぐらい?
- ブラックな職場が多いって本当?
資格を持ち、安定しているイメージがある臨床検査技師ですが、
ネットなどで「やめておいた方がいい」という意見を見かけることがあります。
やりがいもあり、手に職もあるのに、不思議に思う人もいますよね。
ではどうして「臨床検査技師はやめとけ」といわれてしまうのでしょうか。
この記事では、2つの病院で10年以上臨床検査技師として働いている筆者が、
臨床検査技師あるあるな不満理由をわかりやすく解説しています。
臨床検査技師の実態を知りたい人は、参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
臨床検査技師はやめとけ?あるあるな不満理由6つ

(臨床検査技師の不満理由はなに?)
1. 職場によっては給料が安い
厚生労働省・令和4年賃金構造基本統計調査調によると、
臨床検査技師の平均年収は583万円です。
意外に高い感じがしますよね。
ただ、「実際に働いている人」からすると、
この金額のお給料はちょっと現実的ではない感じがします。
上の統計データはかなりベテランの臨床検査技師も含めた平均値だからかもしれません。
参考までに、私の過去〜現在の臨床検査技師としての給与実態をお教えします。
新卒時代の私の給与
↓新卒で就職したのは医師会の検査センターで、こんな感じの給与待遇でした。
- 初任給は総額18万円で、手取り13万円
- ボーナスは、年2回の1.5ヶ月分
中規模病院で当時15名の技師が在職し、
検体業務をメインとした日勤と夜勤の交代制です。
ハードな業務量でしたが、この程度の給与だったのです。
初任給をもらった時は、これが医療従事者の給与なのかと、正直がっかりしました。
転職後の私の給与
新卒で入った職場は1年で辞めて、今の職場に転職しました。
↓その結果として給与待遇はこのレベルにまでは上がりました。
- 給与は総額21万円で、手取り16万円
- ボーナスは年2回の1.5ヶ月分
健診施設と8つの科がある個人病院で、臨床検査技師5名が従事し、
健診と検体業務を日勤のみで行っています。
他の施設の場合は?(友人の給与)
友人の臨床検査技師は大規模検査センターに勤務しており、
月収は総額28万円程と聞きました。
私のところよりは高額ですが、決して「高くはない」というのが現実です。
- 小規模
- 大規模
など、施設の大きさと年収はあまり関係ありません。
あくまでもその「施設次第」となります。
求人を幅広くチェックすることで、よりよい待遇の施設も見つかるので、
諦めずに細かく調べるということが大切ですね!
臨床検査技師は「どんな職場で働くか?」で給料がかなり違う
臨床検査技師といえば病院や検査センターの就職が多いですが、
- 検査関連企業
- 治験コーディネーター
に従事する人もいます。
治験コーディネーターの年収は400万円前後であるものの、
資格手当が付きやすく、年20万円程度のベースアップをするところもあります。
また、ボーナスも3〜4ヶ月分と高い傾向です。
また、さらに高い給与であれば「臨床開発モニター」という仕事もあり、
5年ほどで年収500万円〜650万円近くを目指すことも可能です。
その他にも、
- 医療機器メーカー
- 胚培養士
といった就職先もあります。
2. 基本的に「女社会」な職場
臨床検査技師の職場は、女性が圧倒的に多い世界です。
各検査部門に男性は1人いるかいないか、あとは女性という施設が多いです。
そのため、女性の職場!という雰囲気が強く、人の悪口や失敗をネチネチ言う、
俗にお局のような方がいる職場もあります。
3. つらい試験に見合った待遇が得られない?
臨床検査技師国家試験の科目は幅広く、一つの科目でも覚えることがとても多いです。
私自身も毎日早朝から晩まで、ゼミ室にこもって必死に勉強しました!
国家試験の合格率が75%前後なので、決して合格しやすいとはいえず、努力が必要となります。
ただし、臨床検査技師は、医師・看護師からは検査のエキスパートと思われており、
- 採血のとり方
- 検査データ
などについて、よく問い合わせが来ます。
これはある意味、やりがいを感じる瞬間といえます。
4. 配属部署によっては「こんなはずでは…」となってしまう
検査業務は大きく、
- 検体検査
- 生理検査
の2つにわかれます。
ある程度の規模の病院になると、複数の部署にわかれていて、
必ずしも就職の際に希望した部署に配属されるとは限りません。
私も以前の職場では生理検査を希望していましたが、半年以上検体検査のみの仕事でした。
しかし、今の職場は健診が主体なため、
生理検査を主にやらせてもらえており、大変満足しています!
求人検索では、
- 施設の規模
- 希望に融通が効くか
- 業務内容はなにがあるのか
などをじっくりと見極めるのが重要です。
5. 検査の自動化・機械化が進み将来が不安
検体検査は自動化が進み、画面をタッチするだけで検査が可能になっています。
そのため、将来的にも検体検査の求人が格段に伸びることは考えにくいです。
しかし、生理検査はコンピュータのみで完結できるものではありませんよね。
必ず臨床検査技師の知識や技術が必要であり、絶対に求められる存在です。
以上のことや、医師や看護師からの信頼が厚いことを考えると、
まだまだ将来性は高いといえます!
6. 残業が多くて激務な職場も(夜勤もあり)
中規模以上の施設であれば、夜間対応が必要です。
検体数が多い日やサーベイの際は、施設によっては残業することもありますし、
残業時間もバラバラです。
プライベートのことを考えると、長時間残業や夜勤というのはとても大変ですよね。
求人情報を見るときには給与だけでなく、勤務形態もしっかりと確認することをおすすめします!
【ブラック企業に注意】2023年に転職活動する人が注意すべきたった1つのこと

(これから転職活動を始める人に知っておいてほしいこと)
2023年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。

これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)

特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ

(ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探しましょう)
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今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと

(今すぐ転職活動できない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておきましょう)
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。

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良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収の相場とかも自然にわかってきます。
(ブラックな求人を自然に見分けられるようになってくる)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
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私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。

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