海外で女性が働くということは、どんな魅力とリスクがあるのでしょうか。
男女平等と言われながらも、日本はまだまだ男性上位の国であることは間違いありません。
国によっては、さらに男女の差がある国もまだまだあります。
海外で働きたいと考えている女性にとって知っておきたい、国に寄る男女の働き方の違いについて解説します。
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北欧諸国
EU諸国の中でも、ジェンダーギャップ指数が少ないのが北欧4カ国です。
女性の社会進出が多く出産後もすぐにフルタイムで復帰し、男性も育休などを取るのが当たり前の国となっています。
そのため、女性が社会で活躍しやすい国です。
北欧で働くなら高い語学力が必要
北欧諸国で働きたい女性は、語学を習得しビジネスレベルまで上げておく、ITの専門スキルをつけておくなどの必要があります。
日系企業が少ない地域なので、日本語だけで仕事をするのは非常に難しい環境です。
数少ないですが、日本食のレストランや観光ガイドなどである場合もありますが、狭き門だと言えます。
方向諸国は働き方のメリットが多い
それでも語学を学んで北欧諸国に住みたい場合は、非常にたくさんのメリットがあります。
ビジネスのやり方が日本に近いフィンランドは、日本人には馴染みやすい上に働く人の権利が守られ待遇も良いです。
スウェーデンでは、プライベートの時間が確保できるように短時間で結果を出す仕事が基本となっています。
そのため、伸び伸びとしたプライベートの時間を過ごすことができます。
アメリカ
アメリカは、女性の社会進出は多い国ですが社会的な環境が万全とは言い難い部分があります。
一般家庭であれば、共働きが当たり前というアメリカでは女性も日本同様に働いていることが多いです。
ただし、育休や産休、保険制度などはあまり守られていないことがネックとなっています。
アメリカは地域によってもありますが、まだまだ男性上位の風習があるところもあります。
そのため、アメリカのジェンダーギャップはあるわけです。
アメリカ就職はスキルや経験が必要
アメリカで日本人が働く場合、語学力や専門性の高いスキルがあることが強みです。
女性であっても働くチャンスはあります。
アメリカの場合は、経験やスキルがある即戦力となる人材を求めているため、経験を積んでおくことが必要です。
高い英語力があることも必須
ネイティブの中で働く場合、語学のスキルが高くないと難しいと言えます。
もちろん、中には日本語や日常会話の英語でもできる仕事はありますが、限られた職種となります。
女性であり日本人であることから、高い英語力や専門スキルを持っておくことは強い武器となるでしょう。
マレーシア
東南アジアのイスラム系の国であるマレーシアは、女性の社会進出が進んでいる国です。
一見イスラム教の国では、女性差別があり社会進出が厳しい国だと思われがちですが、女性を大切にする国でもあります。
(政府が女性の社会進出を推奨しています)
マレーシアは、さまざまな民族が暮らす国でもあることから、格差がないことを目指してきたことで自然と男女差も少なくなっています。
マレーシアでは、政府が女性の労働参加率を引き上げようとしていることもあり、柔軟な働き方ができるように動いています。
日系企業やコールセンターがある
マレーシアで日本人女性が働くチャンスは、幅広くあると言えます。
日系企業もあり、観光業やコールセンターなどの求人もあるので、特別なスキルがない人でもチャンスがあるのです。
住みやすさなどから日本人にも人気があり、クアラルンプールなどの都市部では在住日本人も多くいます。
独特な多民族国家
マレーシアで働く場合、理解しておきたいのは多民族国家であることです。
中華系、マレー系、インド系が主な民族で、それぞれの気質や考え方が異なります。
お金のためなら残業をいとわない中華系、あくまでも家族優先するため定時にきっちり帰るマレー系、どっちもあるインド系とさまざまです。
男女差があまりないマレーシアの社会では、女性でも働きやすいですがそれ以前に、独特な多民族国家を理解しておきましょう。
タイ
タイは、女性が働くことが当たり前の国です。
管理職にも女性が多く、オフィスの男女比は女性が高いという会社も多くあります。
空港やイミグレーションなど、政府機関のオフィスに行くと女性が目立っていることがわかるでしょう。
タイでは、男性より女性の方が働くということで、女性を雇用する傾向もあります。
これは、タイ人の気質傾向による結果で、男性よりも女性がオフィスで仕切る姿はよくあることです。
タイは日系企業が多く求人も豊富
タイで働きたい日本人女性は、多くのチャンスがあります。
日系企業がとても多く、レストランや観光業も豊富なので日本人にとっては働きやすい国です。
英語やタイ語ができなくても働ける職種もあるので、スキルがないはじめての海外就職におすすめだと言えます。
タイは子育て中でも安心な環境
シングルマザーが多いタイでは、子供を田舎に預けて都市部で働く女性が多くいます。
そのため、働きやすい環境を作れているのです。
日本人で子供がいる場合は、お手伝いさんを雇って働くことができます。
お手伝いさんの費用はさほど負担になるような額ではないので、現地採用の人でも利用していました。
タイ人女性は家事や子供の世話が上手なので、非常に助かる制度です。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。
でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。
同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。
ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)
\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。
無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。
転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
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