
(昇進・昇格できない会社は辞めるべき?)
- 昇進できない会社は社内で自分の評価がすでに固定されているから辞めるべき?
- 今年も昇格できなかった…。また1年間ヒラ社員かと思うとつらい。
- 後輩にも役職で抜かれて苦痛すぎる。
↑こんなお悩みをお持ちの方へ。
成果がまったく出ていなくて昇進できないのならまだ分かりますけど、
昇進のための条件は満たしているはずなのに、いつまでたっても昇格できない…というのはつらいものがありますよね。
ただ、会社って人間が集まって作っている組織ですので、
人事で理不尽なあつかいをされてしまうことってあります。

具体的には、仕事である程度成果を出しているはずなのに、
なぜかいつまでたっても昇進できない人って一定数いるのが現実です。
なぜこうなってしまうのか?ですが、
会社の人事って「優秀/優秀でない」よりも「好き/嫌い」で決まっている部分が大きいのが原因です。
会社の人事評価なんて、良くも悪くもそんなもんです。
人間が人間を評価するなんて、客観的な数値に基づいてできるケースの方がまれですからね。
しかも上から嫌われている理由なんて、理不尽なものであるケースがほとんどでしょう。
(極端な話、あなたの人事権を持つ人に「顔が嫌い・話し方が嫌い…」と思われるだけで昇進させられないことがあります)
実際、あなたの会社で出世している人たちをイメージしてみてください。
大半が特別優秀でもない「フツー」な人たちなはずです。
営業成績トップ!など、誰もが納得せざるを得ないような圧倒的にすごい成績を上げているなら別ですが、
世の中のほとんどの人はそんな結果出してません。
なのに、ただ社内での泳ぎ方や上司へのゴマスリがうまくて昇進していく人がたくさんいるのが現実です。
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この記事の目次
「年齢高いのにヒラ社員」な人への社内評価は最悪

(年齢高いのに昇進できない人への社内評価は厳しいものがあります)
「世の中に能力はあっても昇進できない人はたくさんいるんだから、自分がそうでもしょうがない。あきらめよう…」
↑…これで納得できるか?というと、この記事を読んでくださっているあなたは決してそんなことはないと思います。
入社5年目とかになっているのにいまだにヒラ社員…の人って、
残念ながらまわりから高い確率で無能な人という評価をされている可能性が高いです。
(あなたが新人時代に「おっさん・おばさんなのにヒラ社員」な先輩をどういう目で見ていたか思い出してみてください)
特にこういうのに敏感なのって若い子たちと女性です。
毎年、新入社員で入ってくる子に「この人は無能らしいからテキトーにあしらっておこう」なんて思われながら働きたくないですよね…。
組織の中で働く上で、まわりからどう思われているか?が気になるのは当然のことです。
「まわりが見てくれていて、評価してくれている」と思えるからこそ「もっとがんばろう」と思えるんですよね。
いざ転職が必要になっても採用されない可能性大

(ずっとヒラ社員…な人は年齢が高くなるほど転職でも不利になります)
あと、長いことずっとヒラ社員やって年齢が一定以上になると、
いざ転職したくなったときにかなりきびしい評価をされることも知っておいてください。
(このブログは一応、転職考えている人に向けて書いているのでこの点も書いておきます。きびしい話ですが…。)
例えば「年齢30代で入社5年以上経っているのにヒラ社員」という人が転職しようと思っても、
採用を行う企業側は「この人は昇進させられないなんらかの理由があるのかも?」と探ってきます。
(実際はそんな理由なかったとしても)
今の時代、長年勤めた会社にリストラされる…なんてことは普通にあります。
会社の業績が悪くなったら「年齢高めのヒラ社員」がまっさきにリストラ候補になってしまうのはまちがいありません。
何が言いたいかというと、
昇進できない会社でズルズルと働き続け、そのまま年齢を重ねてしまうことはとてもリスクが高いということです。
行動を起こすのであれば、年齢は若ければ若いほど有利なのはまちがいありません。
厳しいようですが、これが人材市場の現実であることは理解しておいてください。
昇進できない会社は辞めるべきか?解決策3つ

(昇進できない会社は辞めるべき?具体的な解決策3つ)
それではどうしたらいいのか?ですが、
↓参考にしていただきたい解決策としては以下の3つです。
- 誰も文句を言えないような結果を出す
- 上司にとことん取り入る
- 転職する(できれば同業他社に)
1.と2.は今いる会社で頑張るという方向性ですね。
3.は今の会社から一歩踏み出すという方向性です。
それぞれの解決策について、具体的にみていきましょう。
1.誰も文句を言えないような結果を出す

(誰も文句を言えないような「数字で語れる結果」を出せばまず間違いなく昇進できます)
まず「1.誰も文句を言えないような結果を出す」についてです。
すでにみたように、上司や先輩からどんなに嫌われていようが、
圧倒的な結果を出している人は出世できます。
営業マンやっている人ならトップセールスになりましょう。
もしトップセールスは無理でも、上位10%にコンスタントに入るぐらいの結果を出してください。
経理や法務など管理部門系の仕事やってる人なら、通常業務を完璧にこなすとともに、
プラスアルファで業務効率化の提案をしましょう。
そして、自分の働きによってどのぐらいのメリットを会社にもたらすことができたのか?を数値でアピールできるようにしておきましょう。
(逆にいうと、数値化できないようなことでいくら頑張っても意味がないので注意してください)
ポイントは外部から見た人にも語れるような数字の結果を出してしまうことです。
数字はすべてを語ります。
これは社内からの評価でも、社外からの評価でも同じです。
これが実績としてあれば、最悪転職することになっても良い条件で転職できます。
もし、こういう「数字で語れる実績」があなたにあるのに、
あなたをいつまでたっても昇進させない…ということを会社が長期間やっていると、今度はあなたを評価する側の人(上司など)が無能の烙印を押されます。
必然的に、あなたを昇進させるべきという声が社内で出てくるはずです。
少なくとも無能という評価をされることはありえないでしょう。
2.上司にとことん取り入る

(上司にとことんゴマをすりまくって出世するのも一つの手段です)
会社という組織の中での評価なんて、はっきり言ってあいまいなものです。
ほとんどのケースでは能力的に「優秀/優秀でない」よりも「好き/嫌い」で評価が決まっています。
だれも自分の嫌いな人に出世なんてしてほしくないですからね。
これを逆に言えば、あなたが特に優秀な人でなかったとしても、
上司に好かれることさえできれば出世できるということです。
この方向性で行くなら、
覚悟を決めて上司にゴマをすりまくりましょう。

休日は社内接待ゴルフです(50代以上のバブル経験している世代のおっさんはゴルフ大好きです。若い人で喜んで一緒に行ってくれる人って少ないので喜ばれます)
上司がクソみたいな人間だろうがパワハラだろうが、常にニコニコしておきましょう。
あなたの人事評価権を持っている人に好かれてしまえばこちらのものです。
多少成績がよろしくなくても、人事査定ではあなたのことをプッシュしてくれるはずです。
3.転職する(できれば同業他社に)

(昇進できない会社は、さっさと見切りをつけて辞めるという選択肢も検討すべきです)
3つ目は転職です。解決策としてはこれが一番早いと思います。
もちろん、まったく未経験の仕事に転職するなんてことはしない方が良いです。
今よりも良い条件で働きたいのであれば、同業種の仕事に実務経験者として転職することが必須になります。
あなたが営業マンなら営業職として、経理マンなら経理職として転職しましょう。
なお、業界については最悪別の業界でもいいです。
今いる業界が先細りであることがわかっているならさっさと見切りをつけるのもありです。
ただ、くりかえしになりますが「業種を変える転職」はしない方がいいです。
特に、20代後半以上(26歳以上)の年齢になっている人は、未経験の職種に転職するのはかなりハードルが高いので注意してください。
未経験者扱いでの入社になると、今よりも年収下がってしまいますし、仕事をいちから覚えていくことになります。
これではなんのために転職するのか分かりません。
とはいえ、転職が成功する保証はないし…
この記事をここまで読んでくださった方の中には、
↓以下のように感じている方もおられるでしょう。
- 転職はリスクがでかすぎる。
- 昇進できなくても、現状維持でもまあやっていけないことはないし…。
- ひょっとしたら何年か先にはちゃんと評価してもらえる日がくるかもしれないし…。
気持ちはわかります。でもあきらめないでください。
まったく未経験の業種業界に転職するのは確かにしんどいものがありますが、
これまでに経験してきた職種の延長で、実務経験者として中途採用の転職を成功させることは、あなたが思っているほど難しいことではありません。
中途採用を積極的に行なっている会社の場合、
純粋に募集している職種の仕事ができる/できないを
評価基準に採用を考えますから、
転職後すぐに役職につけるケースも多いですよ。

いまの会社で当たり前のようにやっている仕事でも、別の会社では「君すごいな!」という評価になることってたくさんあります。
今の会社でのあなたの評価なんて、世の中にたくさんある会社の中の、たった1つからの評価に過ぎません。
(日本には300万社を超える会社があります)
所属する会社が変わることで一気に評価が上がることって普通にありますから、決してあきらめることなく上を目指しましょう。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
↓20代若手層の人がマッチする求人を見つけやすい転職サイトはこちらです。
\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
まとめ
今回は、ある程度の結果を出しているはずなのに、
いつまでたっても社内で昇進できないでモヤモヤしている…という方むけに解決策を解説しました。
本文でもみましたが、組織の中で「人が人を評価する」なんてあいまいなものです。
(大半は好き嫌いで決まっています)
すでに社内での評価が悪い方向で決まっている人の場合、
残念ながらその評価を跳ね返すのにはかなりの努力が必要です。
今の職場でもがいてみるのも一つの選択肢だとは思いますが、
転職という選択をした方がすんなり解決につながる場合もありますよ。