- 経理から経営企画に転職できる?
- どんなスキルが必要?
- 志望動機はどう書くのが正解?例文は?

(経理から経営企画に転職するには?)
経営企画の中途採用は、経理の実務経験者を対象に行われることが多いです。
経理も経営企画も「会社の数字」を使う仕事ですので、
この2つの仕事はとても親和性が高いためです。
経理の経験がある人は、
経営企画としても実務経験を生かして活躍できる可能性が高いですよ。

この記事では、経理から経営企画への転職を検討している方向けに、
転職成功のポイントを解説いたします。
志望動機の書き方も例文つきで解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マイナビエージェント
ホワイト求人探すならここ!
マイナビエージェントは転職大手のマイナビが運営する転職サイトです。
鉄板の大手サイトなので、転職活動が初めての人も使いやすいですよ。
20代未経験で年収400万円〜の求人や、
在宅勤務OKのリモートワーク求人、
将来の幹部候補として入社できる求人など、好条件な求人が多数あります。
この記事の目次
経営企画の現場で経理経験者に求められるスキル
経理の実務経験者が経営企画に転職するなら、
↓現場では以下のようなスキルが求められることを知っておいてください。
- 会社の「数字」を活用して仕事ができること
- 課題を抽出して対策を提案できる能力
もちろん、経理の実務経験者とはいえ、入社当初は経営企画としては経験ゼロからスタートです。
難しいと感じることは先輩に教えてもらいながら仕事をおぼえいけばOKですよ。
それぞれの内容について、順番に見ていきましょう。
1.会社の「数字」を活用して仕事ができること
経理の仕事は「会社の過去」にまつわるデータを作成する仕事ですね。
その一方で、経営企画は会社の「未来」について考える仕事です。
例えば、経理が作成した「過去の会計データ」に基づいて、
「未来の予算」を決めるのは経営企画の重要な仕事です。
↓例えば、経営企画は以下のようなかたちで仕事をしています。
各部署が集まる半年に一回の予算会議で予算案資料を確認し、
本当の目的と使い道は経営計画に沿ったものなのか?
それぞれの部署は何を目指せば良いのか?を指示をします。
経営者のような厳しい目線で指摘し、
過去の実績をみながら、
会社全体の視点での費用対効果が出ているかをしっかりと追及する必要があります。
営業部門に対しては、しっかりと利益が出るような売上目標なのか。
一時的な売上ではなく、長期的にも効果は出そうか?
製造部門は、費用回収期間が適切な設備投資か、
そこから利益はどれくらい出るのか…
↑といった感じです。
部署単位だけでなく、
経営にインパクトのある会社独自のKPIに沿った予算の使い方ができているのか、
といった点も追及できるといいですね。
2.課題を抽出して対策を提案できる能力
経理は「財務諸表を作る」のが仕事ですが、
これに対して経営企画は「財務諸表を分析し、課題を抽出して対策を考える」のが仕事です。
具体的には、
役員などが集まる経営会議や財務会議で、
経営課題に対して対策を提案することが求められます。
経営に直接影響が出るような緊急度と重要度の軸で効果的なKPIを設定…
↑といったような仕事をするのが経営企画です。
根拠資料を作成して役員の承認をもらうのは難しい反面、やりがいのある作業のひとつですね。
その資料を元に、年間目標や中期経営計画の指標として各部署に取り込んでもらいます。
部門によっては厳しい目標設定になるので、
体的な行動プランの策定に関しても一緒に取り組むなど、
部門に寄り添った取り組みも必要になってきます。
経理から経営企画に転職する場合の志望動機の書き方
経理から経営企画への転職を目指す場合に、
↓志望動機の書き方として押さえておくべきポイントは以下の通りです。
- なぜ、経営企画の仕事がしたいのか?(なぜ経理ではだめなのか?)を明確にする
- 企業はあなたを採用することにどのようなメリットがあるのか?を書く
- なぜ、応募先企業に応募するのか?(なぜ第一志望なのか?)を書く
それぞれのポイントについて、解説していきます。
「経理から経営企画」の志望動機例文からみる人はこちらをクリック
1.なぜ、経営企画の仕事がしたいのか?(なぜ経理ではだめなのか?)を明確にする
ポイントは「数字を使った仕事をしたいこと」「未来に向けた仕事がしたいこと」という2つの視点を含めることです。
経理部門では、財務諸表の仕分け作業や決算資料の作成など、結果に対しての仕事になります。
一方、経営企画は、根本的な経営課題の解決や中期経営計画といった、将来に向けた仕事になります。
会社の将来に貢献したいという点が説明できると良いですね。
2.企業はあなたを採用することにどのようなメリットがあるのか?を書く
あなたが経理の実務経験者であることの強みを具体的に書きましょう。
具体的に言えば、会社のさまざまな課題を「決算書の数値や財務指標に基づいて」考えられることが、
経理の仕事を経験している人の強みと言えます。
原価に問題があるのか、
人件費なのか、設備投資なのか、財務諸表をみてどこの数字を良化させるかを判断できる。
経営を良化させるための目標となる数値、
KPIの設定ができることを伝えられると良いアピールになります。
3.なぜ、応募先企業に応募するのか?(なぜ第一志望なのか?)を書く
応募先企業のカルチャーに自分がマッチしていることをアピールしましょう。
どのような企業であっても「うちが重要視しているのはこういうこと」というものがあるはずです。
会社のホームページがある場合には経営者のあいさつページや、企業理念のページを参考にしてください。
これらの情報が見当たらない場合には、転職エージェントと相談してみるのもおすすめです。
(転職エージェントは求人を出している企業の人事担当者と実際にあって話をしていますので、応募先企業の社風やカルチャーについても詳しく知っています)

経理から経営企画の志望動機例文
経理部門で、仕分け作業や決算資料の作成をしている中、
本当の課題が見えるようになってきました。
例えば、製造部門での特定の商品の原価が高くなり過ぎている。
営業部門は売上は上がっているが、売上に対して人件費の増加幅の方が大きいなど。
データをまとめるだけの日々のルーティン作業の中でもどかしさを感じ、
もっと自分の経験を活かして会社に貢献したいという思いが強くなりました。
また、経営課題を見つけ出し、重要度と緊急度に応じたKPI設定をすることも得意としています。
現状に満足せず、常に挑戦する企業カルチャーの中で、私の経験を活かせるのではないかと思い、今回応募させて頂きました。
【損失がでかすぎ】向いてない仕事で人生を浪費するな

(合わない仕事で人生を浪費するのは損失がでかすぎます)
- この仕事、自分には向いてないと感じる…。
- やりがいをまったく感じない。毎日何も楽しくない。
- 職場の人たちがぜんぜん好きになれない…。
↑こんなふうにモヤモヤしながら働いている方、
きっと多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは「自分に合ってない仕事や職場で、人生の貴重な時間を浪費するのは、本当にもったいない」ということです。
20代で年齢的にうちはまだいいかもしれません。
何ごとも経験だから…。
でがまんできる人もいるでしょう。

でも、これがこの先30年以上ずっと続く…と考えた場合どうでしょうか。
例えば、いま25歳の人なら定年が65歳として、
あと40年(…!)は仕事人生は続きます。
つまり、仕事って人生のほとんどの時間をかけてやっていくものなんですよね。
どうせならやりがいを感じられる仕事の方がいいと思います。
自分に向いていない仕事で、
毎日苦痛を感じながら生きていくなんて、
いったいなんのために生まれてきたんだ…。
って感じても不思議はありません。
(むしろ自然な感情でしょう)
ですが、残念ながらほとんどの人が
「みんながまんしてるんだから…」
で自分も我慢してしまうのが現実です。
どんな仕事でも「向いてる/向いてない」が絶対にある

(営業職も事務職も「向き不向き」が必ずあります)
これはすべての種類の仕事についていえることですが、
仕事って向いてる/向いてないが絶対にあります。
例えば営業マンの仕事。
ものすごくまじめに頑張ってるけど、
なぜか成果が出ない人っているんですね。
その一方で、毎日テキトーに仕事してても、
キャラや見た目の良さでポンポン成果を出してしまう人っています。
事務職でもこれは共通です。
毎日、一生懸命やってるのになぜか職場で嫌われたり、
足を引っ張られたりする人がいる一方で、
どんなにミスをしてもなぜか許されちゃうみたいな人っていますよね。
私も新卒入社した会社で営業配属だったのですが、
ダメダメでした。
本当に嫌で嫌でしょうがなくて、
毎日やめたい…と感じながら働いてましたね。
↑当然ながらこんな働き方で成果なんて出ません。
私がモタモタしているうちに、
楽しみながら仕事をしていた
同期たちにはどんどん差をつけられました。

同期入社の連中はどんどん成果を出し、
役職付きになって昇給していくのに、
自分だけずっとヒラ社員の安月給…。
まわりからも「あいつは仕事ができない」と見下され、
自分でもそんな自分がどんどん嫌いになっていく…。
↑これめっちゃつらいです。
その後どうしても耐えられなくなって
事務系の仕事に転職をしたのですが、
こちらは自分に合っていたのか、
割とすぐに成果を出すことができました。
営業マン時代は完全に「無能」あつかいされていた自分が信じられないぐらい、
すんなりと仕事内容を覚えられたんですね。
仕事には「向き不向き」があるのを痛感した瞬間でした。
仕事がちゃんとできると、職場内での人間関係もスムーズになります。
一緒に働く人たちも「あいつは役に立つ」と認めてくれますから、
仲間として受け入れてもらえるんですね。
「向いてない仕事でがんばる」のは損失が大きすぎる

(どんな仕事にも向き不向きがあります)
「好きこそものの上手なれ」ってことわざがありますが、
仕事に関してはこれほんと真理だと思います。
本当はもっと力を発揮できる仕事があるのに、
たまたま自分に合わない仕事を選んでしまったばっかりに、
苦しい思いをして働いている…。
↑こういう損してる人が多すぎます。
仕事なんて実際に現場に出てみるまでは
向いてる/向いてないなんてわからないので、しかたないんですけどね。
逆に言えば、いまうまくいっていない人にも必ず
「これならやれる」って思える仕事はあります。

ただし、まったく未経験の仕事に転職するのって、
年齢が高くなるほど難しくなるのにも注意です。
今の仕事が合ってないと感じている人は、少しでも早く対策をとりましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法(ハロワは使うな)

(自分に合った仕事を見つける方法とは?)
どうすれば自分に合った仕事を見つけられるのか?ですが、
まずは情報収集から始めましょう。
- いま現在、世の中にはどんな仕事があるのか?
- 自分の性格で向いている仕事ってどういうものなのか?
- どういう仕事をしている人が給料高いのか?
- どういう業種にニーズが集まっているのか?
- どういう業界が今後も伸びていくのか?
↑こういったことについての現状把握から始めることがたいせつです。
なお、求人はハロワとかでも一応は探すことができますが、
正直ブラック求人が多いので避けた方が良いですね。
ハロワって政府が「本当に本当に仕事がなくてどうしようもない状態の失業者」向けに提供しているサービスです。
はっきりいって生活保護と同じレベルの最低限のサービスなので、
最後の手段ぐらいに考えておきましょう。
普通に高校や大学出てて、
普通にネット使える環境の人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトは無料サイトなので、お金がかかることはありません。
自分の年齢・職歴に合った転職サイトを使うのが重要(じゃないと門前払いを食らう)

(20代は「20代にあった転職サービス」を使うのが大切)
転職サイトを使う場合には、1つだけ注意点があります。
それは、自分の年齢や職歴に合った転職サイトを使うことです。
転職サイトっていろんな種類があって、
↓こんな感じでそれぞれ利用者層が違うんですね。
- 30代〜40代のベテラン向け求人をメインであつかう転職サイト
- 20代若手向けの求人だけをあつかう転職サイト
- 金融業界の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 経理職の求人だけを専門であつかう転職サイト
- 薬剤師や看護師など特定の資格を持つ人向けの転職サイト
例えば、20代若手の人が30代〜40代のベテラン向けの転職サイトとか使っても、
まず応募できる求人なんて出てこないです。
自分に合っていない転職サービスで仕事を探してしまうと、
マッチする求人件数0件…みたいな状態になってしまうので注意してください。
(いわゆる「門前払い」です。これってまじで絶望的な気分になります)

\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/
↑無料アカウント登録で求人検索機能を使えます。
(年収や残業時間などのくわしい情報を指定して検索できます)
転職支援サービスは、
自分の状況に合ったところを使う。
(20代は20代向け、未経験者は未経験むけのところ)
↑これは転職活動のコツというか鉄則です。
ネット使い慣れている人でも、
意外に見落としがちなポイントなので注意してください。
自分にマッチする求人は「探す場所」さえまちがえなければ、
誰でもちゃんと見つけることができますよ。

無料アカウントを作っておくと、
自分にマッチする求人が出た時に最速で通知してもらえたり、
「こんな職種もありかも?」的な情報メールが定期的に受け取れます。
自分ではまず思いつかないような
意外な仕事の選択肢を知れたりしますよ。
未経験の職種に挑戦する場合、
はば広い選択肢の中から仕事を選ぶのが大切ですからね。
世の中で不況で「若い人は仕事なんてどこにもない…」とかとんでもないウソです

(探す場所さえ間違えなければ、仕事なんてたくさん見つかります)
日本の若年失業率はたったの3.7%です(世界平均は13.6%)
仕事は探す場所さえまちがえなければ山ほどあるんです。
あと、学生時代の就活ってある程度は選択肢がしぼられてましたよね。
(ある程度の大手企業に行こうと思ったら営業マンしかない…など)
でも、いったん社会人になった後の転職活動って、
選択肢がものすごく多いんです。
人事やマーケティングといった人気職種も、
未経験OKの求人がたくさんありますし、
最初から「将来の幹部候補」などのかたちで募集されている求人も多いですよ。
いざというときの選択肢を確保しておくのが重要

(いざとなったときの選択肢を準備しておくのが大切です)
転職支援サイトで無料アカウントを作ったら、
自分の年齢や職歴・希望年収などを入力しておきましょう。
条件にマッチする求人を定期的にメールで配信してもらうことができます。
自力で探していたらまず気づけなかった選択肢にも気づけますよ。
↑日常的に送られてくる求人メールをチェックしておいて、
気になったものを情報としてストックしておくのがコツです。
これやっておくと、
「今の仕事がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を持てるのが大きいです。
疲労とストレスで倒れる前に転職という対策を打てます。

転職サイトは誰でも無料で使うことができます。
↓20代若手層の人がマッチする求人を見つけやすい転職サイトはこちらです。
\ 未経験OK!20代向け求人多数あり/