店長の仕事で「一番大切な事」ってなんでしょうか?
どんな仕事でもそうですが、
自分の仕事でもっとも大切なことはなんなのか?を知り、それに集中することが重要です。
なぜかというと、すべてのことを自分でやろうとすると、大した成果は出せないからです。
今回は、小売店長の仕事の中でもっとも重要なことについて、
店長経験15店舗目の私が解説していきます。

これから店長になる人や、すでに店長として働いているけどなかなかうまくいってない…という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事の目次
店長って「何のプロ」なんだろう?と考えてみる
結論から言うと、店長とは「人を動かすプロ」なんですね。
店長という職に何をイメージしますか?
多くの人は店の責任者や「ひと」「もの」「かね」の管理者を想像するでしょう。
一般的にはそうですが店長とは「人を動かすプロ」です。
店ですから物を売るプロなのでは…そんな声が聞こえてきそうです。
早速その理由を解説して行きますね。
巷の多くの店舗では、人が物を運び人が物を並べ人がレジを打ち、人が接客し人がお店を切り盛りしていますよね。
もちろんお客様も人ですよね。
つまり店舗のすべての作業は人で成り立っているのです。
では店舗の従業員は何を基準に動き働いているのでしょうか?
その答えは店長の指示によるものです。
店長の指示によってすべてのスタッフは動いています。
実は店長の仕事の多くは指示と確認の連続なのです。
具体的で正しい作業指示を出せるかが店長の腕の見せ所になります。
もしあなたが店舗に着任したばかりの新任の店長であれば
真っ先に行う業務はすべての従業員とワンオーワン面談を行うことです。
そして世間話やたわいもない話でスタッフと触れ合ってみましょう。
何も強いリーダーシップや立派な管理者を気取る必要はありませんよ。
スタッフ全員と和気あいあいと体を動かして働いてみることです。
その様な共同作業を通じて少しずつ相手を理解し、
自分も理解してもらうことで店長とスタッフの間に関係が生まれ
店長の指示でお店が動き出す様になります。
店舗運営でもっとも大切なものは何?
「店舗運営でもっとも大切なものはなんだと思う?」
新人時代私が当時の店長から投げかけられた言葉です。
親身な接客?
心のこもった挨拶?
それとも大切な従業員でしょうか。
店長はいいえ。
答えは「商品です」と答えたのです。
もちろん我々小売業はものを売る業態です。
優秀なスタッフが居ても完全な商品が存在しなければ商売は成り立ちません。
ですから私たち小売従事者は商品を大切に扱うことを最初に教わるのですね。
ただ逆を言えば、人が居なければ商品を完全な状態でお客様へ提供することも出来ませんよね。
その商品を生かすも殺すも、やはり店舗で活躍する人なのです。
店長は一人では何もできない
店舗には店長が一人で完了させることが出来る作業は非常に少ないのです。
なぜなら品出しレジ接客クリンリネス売場作成、店舗に横たわる多くの作業を店長ひとりで完了させることは物理的に不可能ですよね。
店長業務は多岐に渡ります。
- 数値管理
- 資産管理
- 仕入と検収
- 稼働計画の作成
- 人員採用
- 近隣地域との連携
- 競合店調査
- 作業教育
店長は本当に様々な業務を日々こなしています。
しかしどの業務においても必ず人と関わり人を動かすことで成り立っているのです。
複数のスタッフがチームとして連携し機能しているから効率的な店舗運営がおこなえるのです。
店長の仕事の本質は「人を動かすプロ」になれるかです。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
転職サイトは今すぐ転職する気がない人も気軽に使うことができますよ。
マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
マイナビエージェントは個人的に最もおすすめな転職サイトです。
未経験から高年収を目指せる求人から、
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無料で使える鉄板の大手転職サイトなので、転職活動が初めてな人も安心です。
転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
あなたにマッチする求人が出てくるたびにメール自動通知してもらうえます。
気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

転職サイトは完全無料で使うことができます。
いつでも利用をやめられますし、
変な連絡が来ることもないのでリスクはゼロです。
今すぐは転職できない人も、転職サイトを活用して情報収集から始めましょう。
転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
情報リサーチといえば新聞をまずイメージしますよね。
ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
転職サイトを見るようにした方がよっぽど年収アップにつながりますよ。
実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

転職サイトで希望条件を入力しておくと、マッチする求人が自動的に情報として入ってくるので情報感度が高くなるんですよね。
最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
チャンスがめぐってきたらすぐに行動を起こせるようにしておくのが大切です。
転職サイトを使った情報リサーチのやり方
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↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。