- 志望動機を考えれば考えるほど書けない…
- 難しく考えすぎ?でも他の人とかぶったら落とされる?
- みんなどう書いてる?志望動機の例文が知りたい…!
転職活動でまずネックになるのが志望動機ですよね。
正直にいって「この会社じゃないとだめな理由」なんてないのが普通ですし、
いい評価を受けたい!と考えるあまり、
実際のホンネより盛ってしまったりしがちです。
ただ、志望動機って難しく考えすぎる必要はありません。
いくつか押さえておくべきポイントがありますので、それを外さなければOKなのです。
この記事では、転職時の志望動機の書き方について、わかりやすく解説していきます。
志望動機の例文も紹介していますので、何を書いたらいいのか迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
全国に拠点がある大手人材紹介会社で10年以上働いてます。
幅広い業界の転職希望者に対して、
職務経歴書の添削・面接対策サポートの経験があります。
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この記事の目次
志望動機は難しく考えすぎないこと!押さえておくべきはこの2つだけ
1. なぜ今の職場を辞めたいのか(辞めたのか)?を明確にする
まずしていただきたいのが、なぜ今の仕事を辞めたいと思ったのかを明確にすることです。
大半の場合、面接では「志望動機」とセットで「転職理由(退職を希望している理由)」を問われます。
その際に、志望動機と転職理由に関連性がないと、説得力に欠けてしまいます。
例えば志望動機に「家族との時間を大切にするため、ワークライフバランスがしっかりしている御社に魅力を感じました」
と書いていたとします。
しかし面接時に転職理由を聞かれたとき、
「現在の年収に不満があり、努力が評価されない」と言ってしまうと、矛盾が生じてしまいますよね。
転職理由は複合的なことが多いかもしれませんが、
そのなかで何が一番の理由だったのか、明確にしておきましょう。
2. 転職先に求めることを明確にする
次にすることは、転職希望先に何を求めるか、決めておくことです。
あなたが今、転職先に求めることはなんですか?
もしくは5年後10年後、自分がどんな会社で働いていたいでしょうか?
- 高待遇
- 正当な評価
- やりがい
- 社会貢献
- 会社の安定性
- 福利厚生の充実
など、さまざまな条件が思いつきますよね。
まずは自分が思いつく条件をすべて書き出し、そのなかで優先順位を決めましょう。
もし迷って決められない場合は、
- どうしてもはずせない条件
- 妥協できる条件
に分けてから行うと決めやすくなります。
転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、必要な作業です。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
なるべくシンプルに!志望動機で伝えるべき3つの項目
1. もっとも伝えたいことや熱い思いを先に書く
志望動機は簡潔に、もっとも伝えたいことを先に書き、熱意を伝えましょう!
その後に転職理由や面接している会社の魅力を語ると、
企業側にあなたの気持ちが伝わりやすくなります。
2. なぜ御社(志望先の企業)が第一希望なのか?を伝える
たくさんある会社のなかから、なぜ第一希望に選んだのか。
それは、企業側が知りたい情報ですよね。
上記でお伝えしてきた志望動機などの構成は、とても大切です。
ただそれだけしか伝えないと「どの企業にも当てはまる、無難な内容」
となってしまっている可能性もあります。
それを避けるためにも、入社したらどうしたいか、
5年後10年後、社内でどうなりたいのかもあわせて考えておきましょう。
3. 自分がどのように役立つ人間なのか?を伝える
中途採用において必要なのは、会社の役に立つ「即戦力」です。
企業に対する想いも大切ですが、
- 自分がどのように役に立てるのか
- 自分の強みをアピールする
この2点も重要なので、具体的なエピソードを交えて伝えるようにしましょう。
企業があなたを採用したら、どういう風に働いてくれるか?
実際に働いている姿をイメージさせることができれば、内定を勝ち取りやすくなります!
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
志望動機の例文(面接対策向け)
例文1.「一定知名度のある不動産営業職に未経験で転職する場合」
現在は地元の町工場で、自動車部品の営業をしています。
お客様と一緒に一つのものを作り上げる今の仕事には、とてもやりがいを感じています。
ただインセンティブ要素がなく、どれだけ頑張っても給与には反映されず、
今後もあまり増加する見込みがありません。
子どもが2人いて成長に伴って教育費もかかるので、少しでも待遇面を改善したいと思っています。
努力した分だけ還元されるという御社の給与体系は、とても魅力的です。
家を売るという仕事は、お客様の夢を叶え、幸せを運ぶお手伝いができる、素敵な仕事だと思っております。
御社の業界は未経験ですが、目標を高く持ち、今まで培った営業スキルを活かして貢献いたします。
例文2.「上場企業メーカーに経理実務経験者として転職する場合」
私は現在、中小企業で経理業務全般に従事しています。
仕事の幅も広くやりがいを感じているものの、ここでできる仕事内容に限界を感じています。
自身の経理としての専門性を磨くために、上場企業である御社にて、
連結決算など、経験がない分野にも挑戦していきたいと思っています。
早期にスキルアップをし、将来的には御社の経理部を率いていけるような、
人材・戦力として貢献していきたいと志望させていただきました。
例文3.「アルバイト経験しかない方が未経験で営業職に転職する場合」
私は今アルバイトで生計を立てていますが、結婚を予定しており、
安定した仕事と収入を得るために就職活動を開始しました。
御社では、大前提の転職理由を叶えられるだけでなく、
私が今までサービス業で培ってきたコミュニケーション能力を活かせることに、大変魅力を感じています。
興味のある業界でもあるので、早々にキャッチアップをし、
採用して頂いたご恩を成果でお返しできたらと考えています。
2024年に転職活動を始めるが注意すべきたった1つのこと
2024年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の労働環境の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
ブラック企業の求人にまちがえて応募しないように注意して下さい。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラック企業で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイト企業で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社は、そう簡単には辞められない(数ヶ月〜1年は拘束される)
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
少なくとも数ヶ月〜1年間は気まずい職場でがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
自分の履歴書が汚れることになるので、これも簡単にはできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
本当に貴重な人生の時間をドブに捨てて、無意味な時間を過ごすことになります。
めちゃくちゃ後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
最初から年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、
ホワイト求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
ブラック企業の求人は最初から排除されているサイトなので、
リクナビやハロワより圧倒的に好条件な求人を見つけることができますよ。
↓例えば、以下のような優良ホワイト求人もたくさんあります。
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さいね。
(ハロワとかで探すとブラックに入ってしまう可能性大です)
- 20代未経験で年収450万円〜の求人
- 最短1週間〜2週間で入社の急募求人
- 年収1000万円も狙える高年収求人
- 人事や経営企画など人気職種になれる未経験OK求人
- 誰もが名前を知っているプライム上場大手求人
- 新規立ち上げメンバー募集など入りやすい職場の求人
- 第二新卒・フリーター歓迎の正社員求人
- 将来の幹部候補として入社できる求人
- 在宅OK・残業なし等ワークライフバランス型の求人
- 営業マン経験者なら年収650万円〜の求人
>>現在募集中のホワイト求人を見てみる
(無料登録で実際の年収を見られます)
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
↓ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
マイナビエージェント(おすすめの無料転職サイト)
20代がホワイト求人探すならここ!
マイナビエージェントはホワイト求人が非常に見つかりやすい転職サイトです。
20代未経験で年収400万円〜の求人や、
在宅勤務OKのリモートワーク求人、
将来の幹部候補として入社できる求人など好条件な求人が多数ありますよ。
↑こちらはホワイト企業の求人に強い転職サイトです。
無料で使えるサイトですので、情報リサーチに活用しましょう。
転職活動を「すべて自力でやろうとする」のは完全に無理ゲー
この記事を書いている2023年現在、
転職活動をすべて自力でやる…というのは、
完全に無理ゲーになっています(難易度が高すぎるという意味です)
もちろん、ルール的には自力でやってもいいんですよ。
ですが、現在はほとんどの人が転職エージェントを使って転職活動してますから、
自力で頑張ってもまず勝てない状態なのが現実なんですよね…。
受験や資格の勉強でみんなが予備校や資格スクールに通って
高確率で受かるテクニックみたいなものを知っているのに、
自分だけが手探りで独学でやってる…みたいな感じです。
これだと、書類選考すら通らない可能性が高いので注意して下さい。
今どきないとは思いますが、
自分で考えた手書きの履歴書や職歴書…とかは、
どんなに一生懸命書いても見づらくて、
採用担当者にうざがられるだけなんで注意して下さいね。
書類選考は転職エージェント経由で応募するのがごく普通になっています。
転職活動では、独学や自力でがんばろうとするタイプの人って絶対に損しちゃうんで注意して下さい。
大学入試や資格の勉強とかでもときどきみかけますが、
自分で成功法則を見つけよう!
…みたいに頑張っちゃうタイプの人ってだいたい落ちるんですよね。
(集中すべきなのはそこじゃない)
受験も転職も、一番大事なのは合格することです。
それ以外のことは、転職活動が終わってしまえば二度とかえりみることもありません。
そもそも、転職活動なんて人生でそう何度もやることではないんで、
成功法則やテクニックなんて見つけても、あとで使う場所がありませんしね…。
成功法則やテクニック!とかは転職のプロに任せて、
採用を勝ち取ることだけに集中しましょう。
次はこういう仕事やってみたい!って、
進路がなんとなく決まってる人はなおさらですね。
採用確率を確実にアップさせるためにも、
とりあえず転職エージェントの無料相談を受けることから始めましょう。
(リモートでもできますよ)
↓転職エージェントは以下のようなことを代わりにやってくれます。
なお、転職エージェントに報酬を払っているのは採用側だけですから、
私たち転職活動する側は完全無料で使うことができますよ。
- 書類選考対策(履歴書や職歴書などの添削)
- 面接のアポイント取りや日程調整の代行
- 希望する年収や勤務地に合わせた求人候補の提案
- 年収交渉の代行(面接への同席を含む)
↑特に最後の「年収交渉」は、やるかやらないか?で、
年収が100万円単位で変わってくることもあるので絶対利用した方が良いです。
むずかしい年収交渉を自力でできる人なんてほぼいません。
ただでさえ緊張する採用面接の場で、
給料これだけ下さい…!とか交渉するなんて現実的ではないですしね。
転職エージェントは完全無料なので、使わない理由はありません。
↓個人的におすすめの転職エージェント会社はこちらです。
私も転職活動がうまくいかず苦しんでいた時に相談し、
無事に現在の仕事に転職することができました。
とても親身に相談に乗ってくれますのでおすすめです。
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