人間関係で裏切られるようなことが続くと、「職場の誰も信用できない」と感じてしまいますよね。
「仕事だから割り切る」という働き方も考えられるでしょう。
しかし、人間関係がつらい職場で働きつづけると、精神的につらくなったり、体調を崩したり、最悪の場合にはうつ廟などの精神疾患を抱えてしまう可能性すらあります。
同じ働くなら、信頼できる人たちと楽しく働ける方が良いですよね。
人間関係が良ければ、多少の辛いことも乗り切れますし、仕事のパフォーマンスも上がります。
この記事の目次
誰も信用できない職場で働き続けるリスクとは
↓誰も信用できない職場で働き続けるリスクとして、以下のようなことがあることもぜひ知っておいてください。
信用できない職場で働くリスク
- 働くことが精神的に辛くなってくる
- 真面目に働いたとしても、社内評価が下がってしまう可能性がある
もちろん働かないと生活できませんが、そのような職場で働き続ける必要が、本当にあるのでしょうか?
今回は、そんな誰も信用できない職場で働き続けるリスクについて、解説したいと思います。
働くことが精神的に辛くなってくる
誰も信用できない職場で働き続けると、自分の居場所がどんどん無くなってしまいます。
やがて、働くことが精神的に辛くなってきます。
その場合、残念ですが「もう後は辛くなる一方である」ということを覚えていてください。
そして、体と心は一心同体です。
精神的に辛くなれば、必然的に体調面でも影響が出てきてしまう可能性が高いといえるでしょう。
真面目に働いたとしても社内評価が下がってしまう可能性がある
次に、社内評価が下がり続けることを覚悟しなくてはいけません。
職場の誰も信用できないということは、相談したり頼れる人が職場内に誰もいないということです。
あなた自身が個人事業主であれば話は別ですが、どんな仕事でも、
職場で働く以上は、同僚と協働する場面が毎日のようにあります。
これは組織の一員として働く以上、当然のことです。
仕事は必ず誰かと関わりを持ってやるものなので、
誰も信用できないようであれば、良い仕事なんてできるはずがありませんよね?
その結果、仕事の効率や質の低下につながり、社内評価が下がってしまう可能性があります。
あなた自身はどうでしょうか?
生活があるから働いているものの、そんな職場で積極的にコミュニケーションを取ったり、交流する機会を持っていますか?
そうでない場合、職場での孤立が当たり前になり、やがて孤独になってしまいます。
どれだけ仕事ができて能力が高くあろうが関係なく、あなたの社内評価が上がることはありません。
そんな環境下でも、同じ職場で働き続けたいと思いますか?
生活云々は置いておいて、あなたのホンネはどうなんでしょうか?
今一度、自問自答してみてください。
職場の誰も信用できないときにすべきこと
結論から言うと、「転職」を選択肢に入れてみましょう。
- いや、負けたく無いから私は我慢して働く
- 「石の上にも三年」というから、3年間はがまんする
- 履歴書が汚れるのは嫌だから我慢する
- いつかまわりがわかってくれるのを待ちたい
↑という方もいらっしゃるかもしれませんが、すでに見たように誰も信用できない職場で働き続けることには大きなリスクがあります。
「どうしても辛い」と思ったならば、少しでも早く行動に移すべきです。
あなたを評価してくれない職場で過ごす時間がもったいなくありませんか?
一体誰のためになるのか…改めて考えてみてください。
実際に、人間関係が原因で転職する人はとても多いことがわかっています。
転職サイトNo1のリクナビNEXTの「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」では以下のようになっています。
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)
これだけ見ても、転職する理由のほとんどは、給料などの条件よりも「上司、同僚、先輩、後輩、社風」などが原因で転職したことがわかります。
つまり、誰も信用できないような人間関係が悪い職場で働き続けるよりも、信頼性が高い転職サイトが示すように、
あなた自身も「転職」を考える必要があるということです。
どんなに優秀な人でも職場の人間関係が悪いと能力を発揮できない
どんなに優秀で仕事ができたとしても、職場の人間関係が悪いと能力は発揮できません。
組織は、従業員たちの一人ひとりの力が連結して成り立っています。
つまり、会社(職場)は優秀な人よりも、コミュニケーション力や組織力を兼ね備えた人材を求めているということです。
中には、優秀な人ほど妬みや嫉妬などから嫌われてしまう最低な職場もあり、このような環境であれば、全く働く意欲がなくなってしまいます。
給料や仕事内容などももちろん大切ですが、
どんな仕事だって、人間関係が良好な職場でなければ絶対に長続きはしません。
仕事は人生の中で、とても長い時間を使います。
せっかくなら気の合う仲間と精一杯仕事をして、その中であなたの能力を発揮したいものですね。
人間関係が転職理由だと次の職場で評価が下がる?
もちろん「転職理由は人間関係です」などと正直に言ってしまうと、次の職場でも評価は下がってしまいます。
採用担当者は「あなた自身に何か問題があるのでは?」と疑ってしまうからです。
仮に人間関係が原因だとしても、わざわざマイナスになるようなことを言わないでくださいね。
基本的には、転職理由は前向きな理由を言うようにしましょう。
例えば、以下です。
「私が現在勤めている会社では、個人のノルマ達成・売上実績が重視されているため、ギスギスした職場でした。しかし、私は周囲とコミュニケーションを取りながら職場全体として仕事に取り組む環境で働きたいと思っています。そういった理由で転職を検討していた中で、御社の求人を拝見し、仕事内容や先輩のメッセージなどから私の希望する環境と近いと考え、応募させていただきました。」
このように、同じ原因でも表現を変えるだけで、ウソをつくことなく前向きな志望動機になります。
今の職場だけでなく、応募先の企業の情報もしっかり確認するようにしましょう。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
転職サイトは今すぐ転職する気がない人も気軽に使うことができますよ。
マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
マイナビエージェントは個人的に最もおすすめな転職サイトです。
未経験から高年収を目指せる求人から、
実務経験者限定のクローズド求人まで、
好条件なホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
無料で使える鉄板の大手転職サイトなので、転職活動が初めてな人も安心です。
転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
あなたにマッチする求人が出てくるたびにメール自動通知してもらうえます。
気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

転職サイトは完全無料で使うことができます。
いつでも利用をやめられますし、
変な連絡が来ることもないのでリスクはゼロです。
今すぐは転職できない人も、転職サイトを活用して情報収集から始めましょう。
転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
情報リサーチといえば新聞をまずイメージしますよね。
ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
転職サイトを見るようにした方がよっぽど年収アップにつながりますよ。
実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

転職サイトで希望条件を入力しておくと、マッチする求人が自動的に情報として入ってくるので情報感度が高くなるんですよね。
最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
チャンスがめぐってきたらすぐに行動を起こせるようにしておくのが大切です。
転職サイトを使った情報リサーチのやり方
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転職サイトに無料登録すると、
↓こんな感じで最新の求人情報にいつでもアクセスできるようになります。

↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。