- 田舎に住んでいても転職エージェントは使える?
- 地方在住者にはあまり仕事を紹介してもらえないって本当…?
- 自分の地元で就職するのってきびしい?
「転職エージェントを使えるのは都会に住んでいる人だけの話」とあきらめてしまっている方は少なくありません。
しかし、これはとてももったいないことです。
一昔前までは確かにそうしたこともありましたが、現在では地方に住んでいらっしゃるかでも、転職エージェントは積極的に転職支援を行っていますよ。
この記事では、地方在住の方向けに、転職エージェントの活用方法を解説いたします。
「田舎に住んでいるから転職は不利だ」と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ジャンプできる目次
転職エージェントは田舎の地方に住んでいても使える!
現在田舎に住んでいる人は都市部で転職エージェントを利用出来るか不安に感じると思います。
結論から言いますと田舎に住んでいても転職エージェントは利用できるんです。
むしろ転職エージェントを利用することをお勧めします。
転職エージェントは基本的には利用するにあたって、人材紹介会社を訪問し、キャリアアドバイザーと面談を実施する必要があります。面談で話すことは以下のようなことです。
話すこと
- これまでの経験
- なぜ転職をしたいかといった転職理由
- 希望条件
ただし田舎に住んでいると転職エージェントを訪問することができません。
「やっぱり不利なの?」と思いますよね。
ところが時代は変わりました。
訪問することができない場合はWEB面談(Skype、Zoom、Teams、hang outなど)もしくは電話面談を実施してくれます。
キャリアアドバイザーとフェイス・トゥ・フェイスで話すことができませんが、内容は対面面談と同じレベルでヒアリングを行ってもらえます。
求人紹介も来社面談ができないから紹介を受ける数が少なくなることはありません。
都市部で働きたい希望であれば多くの求人案件を紹介してもらえます。
転職活動に「現在住んでいる場所」は関係なくなりつつある
コロナウイルスの影響で転職の相談もリモート面談が当たり前になっています。
現在の転職エージェントは感染症対策でWEB面談を推奨している企業が多いので、求職者が都心部に住んでいてもWEB面談が中心になっている現状です。
また今後コロナウイルスが落ち着いたとしてもWEB面談は当たり前になる傾向にありますので、「場所」の概念がなくなりつつあります。
面接も一次面接はWEB面談が主流になっており、最終面接もオンライン面接で行う企業が増えています。
それだけ場所の価値観が変わってきている今、田舎に住んでいることがデメリットになることはこれまでよりも少なくなります。
地元で転職するなら地方の求人に特化した転職エージェントを活用しよう
転職エージェントの数は非常に多いです。
大手転職エージェントでなく小さい規模や中小であれば地方にも会社は存在します。
例
- 奈良 :ウエストスクエア
- 香川 :リージェント
- 長野 :グレート長野
- 北海道:キャリアバンク
など地方にも転職エージェントはあります。
大手転職エージェントの地方支店も使える
さらには大手転職エージェントの地方支店を利用する方法もあります。
地方に本社がある転職エージェントと大手転職エージェントの地方支店では下記のような違いがあります。
メリットをそれぞれまとめています。どちらにもメリットがあるので、両方の転職エージェントを併用して使い分けるのがお勧めです。
地方の転職エージェントのメリット①:地方本社の企業との密な関係があり、企業の深い情報を知っている
大手エージェントは求人票に記載されている内容をメインに求職者に話をすることになります。
ただ地方に本社があればリクルートアドバイザーが地方本社の会社へ直接足を運んでヒアリングを行うことができます。
企業と深いリレーションを取れることで密な関係になり、企業の細かい情報を求職者に伝えることができるメリットがあります。
地方の転職エージェントのメリット②:その地方に詳しいキャリアアドバイザーが対応してくれる
地方のエージェントではコンサルタントが地元出身というケースも多くなります。
地元出身でなくても、その地域に住んでいることで地域の特性を熟知しています。
細かいことですが
例
その地域のことを知らない人にとっては大事な情報を教えてくれるので安心感が生まれます。
大手転職エージェント地方支店のメリット①:大手ならではの求人案件数の多さ
大手エージェントへは企業からの依頼がどんどん入ります。
どの地域であれ、企業は採用に大手エージェントへ依頼することが多くなりますので、大手エージェントが抱えている求人案件は非常に多岐にわたります。
求人案件を多数紹介してもらいたい人のとっては大手エージェントへの登録はお勧めできます。
大手転職エージェント地方支店のメリット②:場所に限らず多くの転職ノウハウを持っている
大手エージェントでは都心部を中心に人と企業のマッチングを多数経験しています。
例
などなど、転職に関わるノウハウを多数所持しています。
地方の転職エージェントではサポートする人の数も都心部に比べると少なくなるため、ノウハウに関しては大手に比べると引けを取ります。
転職の流れやキャリアパスのことなどに関するアドバイスを求める場合は、ノウハウが多い大手エージェントが魅力と言えるでしょう。
地方への転職のメリット
では地方で働くことについてはどうでしょうか?
地方で働くことには、都会にはないメリットがたくさんあります。
地方で働くメリット
また、都心部では当たり前だった自分の経験も、地方にいけば価値が高まります。
今まで自分の強みは多くの人も持つスキルだったのに、地方にいけばそのスキルが重宝されることも少なくありません。
他の人にはないストロングポイントになり、自分の市場価値が高まります。
実際に東京で活躍していた人が地方の転職した際に、その人の強みが転職した地方では経験している人が少なく、市場価値が高まったケースがありました。
地方への転職は市場価値を上げることにも繋がります。
都心部では仕事はたくさんありますが、競争が激しい世界にいなければいけません。
地方では今までの経験が都市部よりも即戦力と扱われる可能性も高いです。
競争が少ない中で自分の強みを伸び伸びと成長させる環境の地方への転職は魅力が多くなっています。
どちらのメリットをとるかは自分次第
田舎に住んでいても、転職エージェントを利用する際に不利ではないことが分かりました。
ポイント
- 都市部での転職のため、地域の転職エージェントを利用する
- 都市部での転職のため、大手の転職エージェントの支店を利用する
- 田舎での転職のため、転職エージェントを利用する
選択肢を併用してもよし、どれかを選んでもよし、です。
あなたに合った素敵な転職活動を行ってくださいね。
終わりに
「今すぐは転職するかどうかわからない」という人も、転職サイトへの無料登録は早めにやっておく方が良いです。
仕事のストレスが限界に達してしまうと「新しい行動を起こす」ということができない心理状態になっていくからです。
そのまま放置すると深刻な事態になってしまいますよ。
(私は冗談抜きでこれで命を落としかけました)
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