ポイント
- 転職エージェントって嘘つきばかりなの?「この企業なら内定が出る可能性が高い」と言われたのに、結局不採用になったんだけど…。
- 「なんでも正直に話してください」と言われたので持病があることを伝えたら急に紹介がなくなった。
- 転職サイトの年収や仕事内容と、実際の入社条件がぜんぜん違った。
↑転職エージェントを使って転職活動をした経験のある方の中には、こういった嫌な思いをしたことがあるのではないでしょうか。
一度こういうことがあると、「転職エージェントなんて嘘つきばかりだから使いたくない!」という気持ちになってしまいますよね。
ただ、実際に業界の中にいる人間としては、「中には嘘つきのエージェントもいるけど、全体としてはちゃんと求職者のために動いている人が多い」というのが実際のところです。
転職エージェントはすべてが嘘つきというわけではなく、ちゃんとした人を見分けて活用することが大切なのです。
この記事では、大手転職エージェントでキャリアアドバイザーとして1800名以上の転職活動を支援してきた私自身の経験から、転職エージェント会社の裏事情を紹介します。
「こういう人なら安心して相談できる」という優秀な転職エージェントの特徴についてもお話ししますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
転職エージェントに嘘つきが多くなる仕組み
嘘つきが多くなる仕組みを説明するために、まずは転職エージェントに関わる人々を説明します。
・転職したいと考えている人
キャンディデートとも呼びます。
・キャリアアドバイザー
求職者とコミュニケーションする人。
主な業務は求職者との面談、求人紹介、退職交渉相談など。
(私が勤めていたのがこれです。)
・リクルーティングアドバイザー
採用したい企業の課題解決をする人。主な業務は募集求人の獲得、求人票の作成など。
(余談ですが、キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーをそれぞれ分けている会社を分業型、分けていない会社を一気通貫型とも呼びます。)
>>2023年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
転職エージェントが報酬を得る仕組み
転職者は、転職エージェント対して利用料金を払うことはありません。
ただし転職エージェントは慈善事業でもありません。
では、どういった仕組みで転職エージェントが報酬を得ているのか、簡単に見ておきましょう。
転職エージェントは、企業に転職者を紹介することで、
転職者の年収の20〜30%程度を成功報酬として受け取っております。
(例)年収500万で入社×紹介料30%=150万円
エンジニアなど採用難易度が高い募集だと「50%支払います」という企業もあります。
大きな金額を受け取っているからこそ、求職者には無料でサービス提供できる、という構造です。
転職エージェントに嘘つきが多くなりやすい仕組み
それは、売上ノルマの存在です。
キャリアアドバイザーもリクルーティングアドバイザーも営業マンです。
つまり売上ノルマがあります。
求職者が紹介した企業に転職して初めて売上(自分の成績)があがります。
つまり、転職エージェントは、できるだけ多くの人に転職してほしいのです。
転職がネガティブではなくなってきた昨今、
言葉巧みに転職をすすめてくる転職エージェントは存在します。
これが「嘘つき」の原因です。
>>2023年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
面談したらここをチェック!嘘つきエージェントの見分け方
転職エージェントを利用する際は面談がありますので、以下をチェックして見極めましょう。
嘘つきエージェントの見分け方
- 性格的に合いそうな人か
- 面談時の会話に合った求人を提示してくれるか
- 「とりあえず、X件応募しましょう」と言うか
- 特定の会社を強く薦めてこないか
- メリットとデメリットを明示してくれるか
性格的に合いそうな人か
転職相談は非常にセンシティブな内容です。
なぜ転職したいのか、キャリアに対する考え方、希望する求人条件。
面談では様々な話をしていきます。
担当する人(会社)が信用できるか、本心を話せるか、適切なアドバイスをもらえるかは、とても重要です。
ここでミスマッチが起こるとと、転職エージェントに都合良く進んでしまいます。
面談時の会話に合った求人を提示してくれるか
次に、面談で伝えた内容と、提示してくれる求人がある程度一致しているかが重要です。
前述の通り面談では様々な質問をされます。
勇気を出して答えた結果、出てきた求人が的はずれということは良くあります。
この場合、転職者が情報が欲しい求人ではなく、
転職エージェントが売りたい求人を提示している可能性があります。
「とりあえず、X件応募しましょう」と言うか
業界職種や社会情勢にもよりますが、少子高齢化社会では労働人口が減少するため、基本的に売り手市場です。
一定数受ければ、ある程度の確率で内定が取れます。
「とりあえず数多く応募させて、内定出たら入社させ、報酬を得よう」と考えているかもしれません。
特定の会社を強く薦めてこないか
転職エージェントは紹介した企業からの成功報酬を受け取ることで成り立っています。
採用が難航している企業は、紹介料を引き上げて契約している場合があります。
売上ノルマや報酬を稼ぐために、
紹介料が高い求人をゴリ押しすることは良くあります。
メリットとデメリットを明示してくれるか
転職すべきか残留すべきか、どの企業に入社すべきか、意思決定する瞬間があります。
メリットだけがあまりに強調されるなど、メリットとデメリットのバランスが悪い場合は、
転職エージェントにより恣意的に捻じ曲げられていないか注意が必要です。
>>2023年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
結局、転職エージェント使うべきなの?
結論から言うと、転職エージェントは有益なサービスです。
多くの知識と経験があり、転職エージェントしか保有していない求人も存在します。
また初めての転職で相談できる人がいない、という人には心強いパートナーになります。
以下のポイントを踏まえて、上手く活用しましょう。
ポイント
- 複数の転職エージェントに登録
- 担当アドバイザーの変更依頼
- 「納得感」を持つ
複数の転職エージェントに登録
1社への登録だけだと、転職エージェントの比較できません。
何社か面談して、相性がいいと思う転職エージェントを選びましょう。
保有している求人も異なりますので、複数の転職エージェントに登録することはメリットが大きいです。
担当アドバイザーの変更依頼
担当アドバイザーは、変更してほしいと伝えれば変えてくれます。
気になる場合は転職エージェント会社に伝えましょう。
※クレーマーと思われない程度でお願いします。
「納得感」を持つ
どの転職エージェントを使うのか。
どの企業を受けるのか。
実際に転職するのか。
すべて本人の問題です。
もし読んでいるあなたが転職を考えているなら、
「納得感」のある決断ができるまで、とことん考えてみて下さい。
【ブラック企業に注意】2023年に転職活動する人が注意すべきたった1つのこと

(これから転職活動を始める人に知っておいてほしいこと)
2023年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。

これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)

特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ

(ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探しましょう)
年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、
ホワイト求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
ブラック企業の求人は最初から排除されているサイトなので、
リクナビやハロワより圧倒的に好条件な求人を見つけることができますよ。
実際に求人リサーチしてみました。
この記事を書いている現在ですが、
↓例えば以下のような求人をみつけることができましたよ。
(※ 現時点で6万4527件の求人が登録されていました。
さすがにこの数から探せばホワイト求人は見つかりますよね)

>>現在募集中のホワイト求人を見てみる
(無料登録で実際の年収を見られます)
↓この他にも、以下のような感じの求人がたくさんありました。
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さいね。
(ハロワとかで探すとブラックに入ってしまう可能性大です)

- 20代未経験で年収450万円〜の求人
- 最短1週間〜2週間で入社の急募求人
- 年収1000万円も狙える高年収求人
- 人事や経営企画など人気職種になれる未経験OK求人
- 誰もが名前を知っているプライム上場大手求人
- 新規立ち上げメンバー募集など入りやすい職場の求人
- 第二新卒・フリーター歓迎の正社員求人
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- 在宅OK・残業なし等ワークライフバランス型の求人
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今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと

(今すぐ転職活動できない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておきましょう)
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。

希望年収や残業時間の上限などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存しておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収の相場とかも自然にわかってきます。
(ブラックな求人を自然に見分けられるようになってくる)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。

今すぐは転職活動を始められない人も、
まずは情報リサーチから始めましょう。
↓下記の転職サイトは誰でも無料で使うことができますよ。
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