- 出向が辛いって本当?
- どんな時に出向を辛いと感じるか教えてほしい。
- 辛い出向に備えて気持ちを整えたい。どのような覚悟がいる?
出向の辛さは、出向で働いたことがある人にしかわからないかもしれません。
この記事では、実際に身を以て体感した出向の辛さについてご紹介します。
出向することが決まった人や出向の打診がある人、現在出向先で働いている人は参考にしてみてください。
この記事の目次
出向が辛いと感じる瞬間5選
出向でつらいと感じる瞬間としては、以下の5つが挙げられます。
- 出向先の人間関係が辛い
- 生活スタイルの変化が辛い
- 職場での評価が「ゼロからのスタート」で辛い
- 出向先から戻れる保証が無いのが辛い
- モチベーションの維持が難しいのが辛い
それぞれの内容と対策方法について、順番に見ていきましょう。
1.出向先の人間関係が辛い
まず、「出向先の人間関係が辛い」と感じることがあります。
なぜかというと、出向先の人たちは思った以上に出向者に対して「外様」扱いする傾向が強いからです。
「本社から出向してきた人間に舐められたくない。ここでは私たちの方がキャリアは上だから。」などといった心情が働いてしまうので、仕方がないかもしれません。
いわゆる反抗心・ハングリー精神に近いといえるでしょう。
出向者である自分自身が上から接する気持ちや高飛車な態度をとるつもりがなくても、出向先で働く人たちは高い壁を造って、自分たちの立場を守ろうとするということを頭に入れておきましょう。
2.生活スタイルの変化が辛い
出向することで、ガラっと生活スタイルが変わることがあります。
単身赴任になってしまうケースや出勤日・拘束時間が変わるケースなど、出向者は出向先の勤務形態に従う必要があります。
以前の職場と一緒だろうと思い込まないようにしましょう。
当然ですが、これまでのように年間休日数や有休を取れるといった保証はどこにもありません。
生活スタイルを出向先に合わせることになります。
3.職場での評価が「ゼロからのスタート」で辛い
残念ですが、出向先ではこれまでに培われた経験や実績は意味を持ちません。
出向先で働く以上、どれだけ輝かしい経験や実績があろうが誰も興味は持ちません。
活かすこともできないと考えておきましょう。
あなたの立場は出向先では1番のど素人です。
かといって丁寧に教えてくれる人は誰もいないと思っていた方が良いかもしれません。
本当に「ゼロからのスタート」となるということです。
私自身は出向先で働いているうちに、「これまで精一杯頑張ってきた意味って何だったんだろう…」と悩み、辛い思いをしました。
出向者の定めともいえるかもしれません。
4.出向先から戻れる保証が無いのが辛い
「出向先からいつかは戻れる!」と過剰な期待はやめることをオススメします。
出向する前には、「時期はわからないけどいつかは戻れるから頑張って!」と送り出されることがあるでしょう。
そのいつかを待ち続けても一向に声がかからない、といったことは出向あるあるです。
送り出す側も根拠があるわけではなく、口約束のようなものなので数年後にはしっかり忘れているでしょう。
実際、数年後に「いつ頃戻れそうですか?」と確認したとしてもはっきりとした答えが出るわけはありません。
本社では、あなたを出向先から戻すことはよっぽどのことがない限り、議題に上がることはないと考えていてください。
辛いかもしれませんが、一度出向してしまうとこれまでのように本社の人間として見られることはありません。
あなたは本社の人間ではなく、出向先の人間と見られるということです。
5.モチベーションの維持が難しいのが辛い
出向先で働き続けていると、モチベーションを維持することが難しく、辛い思いをしてしまうことがよくあります。
「いつかは戻れる!」と期待をして出向しても、長い年月が経ってしまうとその期待も薄れてしまいます。
誰だってモチベーションを維持することはできません。
かといって、本社のことは忘れて出向先でこれから頑張ろうと意識を変えることも難しいでしょう。
- 本社からは必要とされない
- 出向先からは外様扱い
- 自分に対する価値に気持ちが沈む
これらのできごとに、モチベーションどころではなくなる可能性もあるということです。
モチベーションの維持ができず、「何のために出向先で働いているんだろうか…」と悩み、辛くなってしまう人が多くいることを覚えていてください。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
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マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
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気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

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転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
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ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
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実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

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最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
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転職サイトを使った情報リサーチのやり方
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↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。