
(無断欠勤後の電話が怖い…。まじめすぎるあなたが今すぐやるべき行動は?)
読者さんの質問
上司や先輩に連絡せず、無断欠勤をしてしまいました。
もう会社を休んで2日もたっていますが、会社からはなんの連絡もありません…。
電話した方が良いのはわかっているんですけど、何を言われるかとにかく怖いので行動できていない状態です。
できればこのままフェードアウト(退職)したいです…。
でもさすがにそれはできないので何かアクションしないとだめですよね。
こんな私に何かアドバイスをください。
ご質問ありがとうございます。なかなかしんどい状況ですね。
会社を無断で休んでいるのに、会社からなんの連絡もない…。というのは精神的にかなりヘビーだと思います。
(いっそ「お前何やってんだ!」と怒鳴ってくれる方が楽になれたりする)
ただ、会社側としては今後のことも考えて、あえてあなたの側から連絡が来るのを待っているのかもしれません
心配しないでも、会社側としては社員が無断欠勤の1回や2回することぐらいは想定済みです。
(無断欠勤をしてしまった人は、あなたの過去にもたくさんいたはずです)
なので、ちょっとでも早く会社に電話連絡しましょう。
実際に電話をするときは、以下のように伝えてみてください。
無断欠勤後の電話連絡の仕方
- ①直属の上司に電話口に出てもらう(お疲れ様です。〜です。〜さんはいらっしゃいますか?)
- ②まずは連絡が遅くなったことを謝る(お疲れ様です。〜です。ご連絡遅くなってしまい申し訳ありません)
- ③現在のあなたの健康状態について伝える(実は昨日から体調を崩しておりまして、ちょっと出勤するのが難しい状態です)
- ④※ここでおそらく上司から「連絡をしなかったこと」に対する叱責があります(口答えなどはせず謝りましょう)
- ⑤次は何日に出勤できるのか伝える(具体的な日にちと曜日)
- ⑥最後にもう一度謝罪して電話を切る(ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。以後気をつけます)
目次
上司から叱責されるのが怖い…という方へ
ポイントは④です。
上司(または先輩など)は、その人の立場上、あなたのことを叱責しなくてはなりません。
誰も他人に嫌われたくはありませんし、人を叱責するというのはなかなかエネルギーがいるものです。
(あなたも経験があるでしょう)
場合によってはかなりきびしい言葉が来るかもしれませんが、相手は立場上そのような態度をとっているのだということを理解した上で、甘んじて受けましょう。
どのような理由があるにせよ、無断での欠勤は社会人としてすべきことではありません。
どんなに職場に不満があったとしてもこの点だけは謝罪するようにしましょう。
電話を受ける相手も仕事、電話をするあなたも仕事です。
無断欠勤の電話連絡も仕事のうちと考えて、ストレスの大きなことは「えいやっ」で終わらせてしまいましょう。
さらに言えば、相手はあなたの親族でも彼氏彼女でもない、アカの他人です。
最悪嫌われようが陰口を叩かれようが、別にどうってことはありませんよ。
自分で電話するのが本当に無理…怖い。という方へ
以下はすでに今の会社を辞める、退職の意思が固まっている方向けです。
↓パワハラな上司に退職を伝えるのが怖すぎる。自分でとても伝えられる気がしない…。という方はこちらを使うのも1つの手です。
退職代行とは、簡単に言えば「会社を辞めることに関してやらないといけない、めんどくさいこと全部を代わりにやってくれるサービス」です。
退職願の提出〜会社から借りているものの返却まで、すべて代行してくれます。退職手続き後には会社からあなたに対して連絡がくることすらありません。
正直いって、すでに退職する気持ちになってしまっている会社に、あなたが気をつかっても1円の得もありません。
あなたがどんなに重要なポストについていたとしても(例えば部長クラスでも)、会社からしてみればあなたの代わりはいくらでもいます。
自分が辞めたら迷惑がかかるかも…なんて悩んでいるのは本当にバカバカしいことです。無駄な悩みに人生の貴重な時間を費やすのはやめるべきです。
↓さっさとやめて次に行きたいと考えている方は、退職代行を上手に活用しましょう。この金額で退職手続きのストレスをすべて引き受けてくれるなら安いものです。
無断欠勤するほど行きたくない今の職場にい続けますか?


(まじめなあなたが無断欠勤したくなるほど行きたくない…と感じる職場は異常かも)
この記事を読んでいる人は、きっと本来はとてもまじめな人なのでしょう。
(そうでなければわざわざ電話の仕方を調べたりしないはずです)
そんなまじめなあなたが、「無断欠勤をしてまで行きたくない職場」というのはちょっと問題があるかもしれません。
↓具体的には、あなたの今の職場は以下のどれかに該当しないでしょうか?
今の職場にあてはまるものはない?
- 上司や先輩がいつも怒っている。理不尽に怒鳴ってくることもある。
- 教えてもらったことのない仕事をやらされ、失敗したらまた怒鳴られる。
- 社内で気軽に話せる人が一人もいない。年齢的に近い同期もいない。
- 今の仕事は本来まったく興味のない仕事だけれど、とりあえず就職しないといけないので選んだ。
- いつも上司にビクビクしながら仕事をしている。
- 業務時間が長く、プライベートのために使える時間がほとんどない。
- こんなに苦しみながら仕事をしても、もらえる給料は毎月20万円ちょっと…。生活費を払ったら数万円程度しか残らない。
- 今までずっとまじめにやってきたけど、上司はちっとも評価してくれない。ほめてくれない。
あなたの職場が、上のどれか一つにでもあてはまるのなら、今の職場に居てもいいのか?を本格的に考えるべき時が来ているのかもしれません。
具体的には、転職を検討するべき時が来ているのかもということですね。
もちろん、入社してまだ間もない人の場合には(特にまじめすぎるあなたは)、以下のように感じてしまうでしょう。
- 入社してまだそんなに期間がたっていない。いま転職なんてしたらどこも採用してくれないかも…。
- 石の上にも三年というし…。まわりから根気がない弱い人間だと思われるかも。
- 仕事なんて本来しんどいものだと思うし、給料をもらえる以上ちゃんと働かないと。
しかし、あなたの職場の人たちは、あなたの人生に責任を持ってくれるわけではありません。
10年後にどんなあなたになっていたいですか?
今から10年後を想像してみてください(あなたよりも10年早く入社した先輩の姿をイメージしてもらってもかまいません)
その姿は、本当にあなたがなりたかった姿でしょうか?
仕事はあなたの人生のほとんどの時間を使う活動です。
今から30年以上にわたって継続することになる仕事を、毎日辛い思いをしながら続けたいですか?
または、毎日気の合う仲間に囲まれ、楽しみながら一生懸命仕事をし、その結果として高い給料をもらいながら充実した生活をしたいでしょうか?
…絶対に後者ですよね。
あなたの人生を変えることができるのはあなた自身ししかいません。
今すぐ転職活動という行動を起こすことを検討してみてください。
あなたが今20代なら、あなたを欲しい会社はごまんとあります


(20代の人材を「のどから手が出るほど欲しい」と考えている会社はごまんとあります)
とはいっても、「職場が嫌で短期間でやめてしまった自分を採用してくれる会社なんてどこにもないんじゃ…」と不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、あなたが現在20代なら、こういった心配はほとんどないと断言できます。
学校を卒業してから3年〜5年以内で、20代の転職希望者の方を、転職市場では「第二新卒」と呼びます。
企業側からすると、この第二新卒の人たちは「のどから手が出るほど欲しい人材」なのです。
その理由としては、次の3つが挙げられます。
企業側が第二新卒を欲しがる理由
- 社会人としての最低限のマナー教育は受けているので、本当にゼロからの新人教育をする手間がはぶける(企業にとって、新人研修はコストです)
- まだ別の会社のカラーに染まっていないので、自社の環境に慣れてもらいやすい。
- あなたと同じように入社してから短期間で退職を検討する人は比較的たくさんいるので、若手の欠員補充ニーズは常にある。
あえておおざっぱにいうと、20代の方は「どこでも未経験で入社できる」状態と言えるでしょう。
新卒の時には選択肢に入れることができなかった大手企業であっても、第二新卒としてなら転職の選択肢に入れることは可能です。
ただし、「黄金期」はそれほど長く続かない


(転職では、行動が早い人ほど勝ち組になるのが現実です)
このように、20代の方にとっての転職市場は非常に有利な状況で、まさに「黄金期」ということができるでしょう。
しかし、「それなら行動するのはいつでもいいか…」と考えると、決してそうではないことに注意してください。
転職は、年齢的に若い人ほど有利になるのが鉄則です。
あなたが今26歳なら、25歳の人に比べるとやや不利になってしまいます。
あなたが今25歳11ヶ月なら、25歳10ヶ月の人に比べると不利な扱いを受けてしまうのです。
何がいいたいかというと、転職に関しては行動を少しでも早く起こしたもの勝ちだと言うことです。
行動を起こすのが1日遅くなると、せっかく採用される可能性のあった優良企業の高年収の求人が、別の20代の人に持っていかれるかもしれません。
20代の転職は有利だと言っても、ライバルがいるのも事実です。
少しでも有利に転職活動を進めていくためには、少しでも早く行動を起こすことが必要であることをぜひ理解しておいてください。
転職活動って何から始めたらいいの?
なんとなく今の職場は自分が求めているのと違う気がする…。
でも転職活動って何から始めていいのかわからないし、リスクは負いたくない。
転職するかどうかはまだ決めていない段階の場合、何から始めたらいい?
↑こんな悩みをお持ちの方は、転職先に関する情報収集から始めてみるのがおすすめです。
具体的には何をしたらいいのか?というと、まずは無料で使える転職サイトに登録して、いろんな会社の年収や仕事内容を見てみるのが良いですよ。
↓※転職サイトとはこういうサイトのことです(無料で使えます)
今や全体の8割以上の人が「転職サイトで情報収集して、良いと思った求人が見つかったら応募する」という形で転職活動をするようになっています。
もちろん、情報収集のための登録だけでも問題ありませんので、「今すぐは転職活動する気はないけど、なんとなくよその会社の情報も知っておきたい」という段階の方も使うことができますよ。
↓転職サイトに無料登録すると、以下のような情報を知ることができるようになります。
転職サイトに登録してわかること
- あなたと同じ職種の仕事をしている人が、どのぐらいの年収を稼いでいるのか。
- あなたの年齢と経験職種だと、どういう求人が採用可能性が高いのか。
- 転職で内定可能性を高めるためには、どういうポイントを押さえて転職活動をすればいいのか。
転職サイトにメールアドレスを登録しておくと、あなたにマッチした求人が毎日メールニュースのような形で届きます。
よその会社の年収や仕事内容を詳しく知ることができますので、情報としてストックしておきましょう。いざ転職!となったときのために、あらかじめ選択肢を持っておくことが大切です。
もし「これは本当にいいかも」と思える求人が出てきたら、くわしく話を聞いてみることもできます。あなたの側から連絡を希望しない限り、めんどうな連絡が来ることもないので安心ですよ。
↓転職サイトは無料で使えますので、ぜひ活用しましょう。