- 転職エージェントを使った転職活動って本当に安全?
- トラブルになってしまうことってある?
- 最悪の場合、訴えられるようなこともあるの?
転職エージェントは、基本的にはあなたの側に立って企業側と交渉を行ってくれます。
しかし、面接直前でのドタキャンや、内定が出た後のタイミングでのバックレなどをしてしまうと、トラブルになってしまう可能性もあります。
この記事では、実際に転職エージェントとして10年以上働いている私が見かけたトラブル事例をいくつか紹介します。
この記事の目次
転職エージェントとのよくあるトラブル事例6つ

(実際によくある転職エージェントとのトラブル事例を紹介します)
↓転職エージェントと求職者のトラブルになってしまうケースとして、ありがちなのは以下のような場面です。
エージェントとのトラブル事例
- 重複しての応募
- 連絡なしで面談・面接に遅刻
- 面談・面接のドタキャン
- 音信不通になる(バックレ)
- 内定辞退(タイミングによる)
- 入社後すぐに退職
事例①:重複しての応募
採用活動を行っている企業は、複数の転職エージェントを活用しているのが普通です。
そのため、「別々の転職エージェントから、1つの求人へ応募してしまう」ということは、実はめずらしくありません。
例えば、Aという転職エージェント会社と、Bという転職エージェント会社から、Cという企業に同時に応募したような場合です。
この場合、採用が決まったときに、企業側がどちらのエージェント会社に紹介手数料を払うのか?でトラブルになってしまう可能性があります。
企業側にも迷惑をかける結果になる可能性がありますから、同じ企業の求人に重複応募しないよう注意しておきましょう。
転職エージェントから訴えられるようなことはある?
こういったトラブルから発展して、訴訟になることもあるのか?というと、さすがにそこまでのケースは少ないですね。
- 採用を行う企業 VS 転職エージェント
- 転職エージェント VS 別の転職エージェント
↑での契約トラブルが訴訟に発展する例はありますが、
求職者(あなた)と転職エージェントの間で訴訟というのはほぼ聞いたことがありません。
転職エージェントは求職者の立場にたって仕事をしており、利害も一致していますから、基本的には信用してもらって問題ないと思います。
(転職エージェントは、あなたの採用を有利な条件で決めるほど、企業側から受け取れる紹介手数料は大きくなる仕組みになっています)
事例②:連絡なしで遅刻
在職中に転職活動をしている方の場合、どうしても今の仕事の都合が最優先になりがちです。
終業後にエージェントとの面談などを受ける人が多いので、遅刻は本当に多いです。
事前に連絡をいただければ問題ないのですが、連絡なしで遅刻されるのはさすがにまずいですね。
私たちは企業側に「この人はおすすめです」と紹介する立場なので、無断遅刻などをされると、
本来は紹介できる案件も紹介できなくなってしまう可能性があります。
転職エージェントは必死の思いであなたの面接を企業側と調整をするところまで進めていきますので、連絡なしでの遅刻は避けましょう。
また、企業側にも迷惑をかけることなりますので、今後の転職活動にも悪影響が出る可能性があります。
面談や面接に万が一遅れるときは必ず連絡を入れるようにしてくださいね。
事例③:面談・面接のドタキャン
面談・面接のドタキャンは、転職エージェントとの関係を決定的に悪くしてしまいます。
エージェントとの面談ならまだしも、企業側との面接ドタキャンは絶対に避けるべきですね。
特に大企業の場合は関連会社があって、採用業務は本社が一括で行っていることがありますから、今後の転職活動に大きな影響が出る可能性があります。
転職エージェントも人間なので、ドタキャンされた人に対しては2度と紹介はしたくないと思うのが自然です。
事例④:音信不通になる(バックレ)
面談・面接に進んだにもかかわらず音信不通になる方も少なくありません。
音信不通になってしまえば転職エージェントもどのように対応すればよいかわかりませんし、今後の紹介もできなくなってしまいます。
また、家族などの緊急連絡先へ連絡がいく可能性もあるので、自分以外の周りの人にも迷惑をかけることとなります。
何か事情があって転職活動ができなくなることもあるかもしれませんが、音信不通になると多大なる迷惑をかけるので絶対にやめましょう。
事例⑤:内定辞退(タイミングによる)
企業側からの内定の意思表示があった後に辞退、ということであれば大きな問題にはなりません。
しかし、いったん内定を受諾した後の辞退はいけません。
内定をした企業はコストをかけて採用活動を行っていますので、非常に迷惑をかけてしまいます。
企業にも採用計画があり、他の候補者へのお断りをしていることもあるので、再度採用活動をやりなおさないといけなくなるからです。
採用は企業にとっても経営を左右する大切な要素となりますので、企業や転職エージェントにも迷惑かけないようにしてくださいね。
事例⑥:入社後すぐに退職
入社した後にすぐ退職することに関しては、やむを得ない部分はあります。
面接ではいい感じだったけど、実際に入社してみたらぜんぜん思っていた会社ではなかったというケースは少なからずあるからです。
入社手続きが完了している時点で、転職エージェントと企業側との契約もいったん完了していますので、契約トラブルになる可能性はありません。
ただし、エージェントからすると「自分の紹介した人がすぐに辞めてしまった」という事態ですから、
今後の企業側との信頼関係を維持するためにもこれは避けたいのが本音ですね。
求職者(あなた)にとっても、書類選考〜数度の面接など手間と労力をかけた会社を、短期間で退職するとなると人生の時間を無駄にすることになります。
「少しでも早く、1件でも多くの内定が欲しい」という気持ちはよくわかりますが、当然ながら入社できるのは1社だけです。
こうした事態が生じないようにするためにも、転職エージェントとの面談ではしっかりと希望条件を伝えておくことが大切です。
転職エージェントはあなたの味方。きちんと連絡をとって活用しよう
トラブル後に訴えられるのではないかと心配になることもあるかと思いますが、きちんと連絡を取っていれば基本的にはそこまで深刻な事態には発展しないでしょう。
転職エージェントは求職者の味方ですので、うまく活用して転職を成功させてくださいね。
仕事つまらない・給料安い…。今の職場でこれ以上働き続けたくない人へ

(あわない仕事・人間関係のストレスでつらい働き方をしている人へ)
- 給料がぜんぜん上がらない…。もう2年以上働いてるのに。
- 人間関係のストレスが限界。上司も先輩も大嫌いな人ばかり…。
- 1ミリも興味ない仕事だけど、生活のためにしかたなく働いている…。
↑こんな感じで働いている人ってきっと多いのではないでしょうか。
仕事って人生のほとんどの時間を使ってやっていくことですから、
ストレスの多い環境だとほんと地獄ですよね。
ほとんどの人にとって今の仕事がベストの選択肢じゃないのが普通です。
学生時代になんとなく就活やって、
なんとなく安定してそうな会社に入って、
なんとなく年齢を重ねていく人がほとんどなんですよね。
ただ、こんな感じで30代後半になってくると、状況はもっと悪くなります。
「35歳転職限界説」とかいいますが、
転職って年齢が高くなるほど実務経験を求められるようになりますから、
難易度がどんどん高くなってしまうんですね。
そうしているうちに家族ができ、家を買うために住宅ローンを組んで…。
で、どんどん身動きが取れなくなっていくのが現実です。
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めるのが有利

(営業から経理、総務からマーケティングなど「職種を変える転職」は年齢制限があります)
今いる環境にどうしても限界を感じているなら、
少しでも年齢が若いうちに転職活動を始めましょう。
特に、職種を変えるキャリアチェンジ転職の場合は年齢をかさねるほど不利になります。
(営業から経理、総務からマーケティングなど)
今の仕事とまったく違う職種に行きたいなら、
どんなに遅くとも20代後半、できれば20代前半までに転職しておく必要があります。
業種業界にもよりますが、ここを逃すと未経験職種での採用は非常に難しくなるのが一般的ですね。
- 今の仕事はぜんぜん好きになれない…
- この業界でずっと働きたくない…
↑と感じている人は、
早めにアクションを起こす必要があります。

まずは「自分にはどんな選択肢があるのか?」のリサーチから始めよう

(まずは「自分の学歴・職歴でどのぐらいの求人を狙えるのか?」のリサーチから始めましょう)
とはいえ、いきなり転職活動なんてハードルが高く感じてしまいますよね。
生活費を稼がないといけないから、今すぐ転職は難しい…。
↑という人もきっと多いはずです。
転職って重要な決断になりますので慎重になるのは当然ですよね。
いきなり転職活動なんて無理…と感じる方は、
まずは「世の中にどんな仕事があるのか?」
「自分の学歴・職歴だとどんな仕事に転職できる可能性があるのか?」
のリサーチから始めてみるのがおすすめです。
具体的には、無料で使える転職サイトでいろんな求人情報を見てみましょう。
転職サイトは今すぐ転職する気がない人も気軽に使うことができますよ。
マイナビエージェント
高年収な優良求人が絶対見つかる!(無料転職サイト)
マイナビエージェントは個人的に最もおすすめな転職サイトです。
未経験から高年収を目指せる求人から、
実務経験者限定のクローズド求人まで、
好条件なホワイト求人をたくさん見つけることができますよ。
無料で使える鉄板の大手転職サイトなので、転職活動が初めてな人も安心です。
転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
あなたにマッチする求人が出てくるたびにメール自動通知してもらうえます。
気になった求人をブックマークしておくだけでも、
いざとなったら転職もあるという選択肢を持つことができるんですね。
今の職場で限界が来たときに、
転職という対抗策を打つことが可能になります。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくことが大切です。

転職サイトは完全無料で使うことができます。
いつでも利用をやめられますし、
変な連絡が来ることもないのでリスクはゼロです。
今すぐは転職できない人も、転職サイトを活用して情報収集から始めましょう。
転職成功するのに「特別優秀」である必要はない

(ごく普通の人でも転職で成功することは可能です)
- 特別優秀なひとにぎりの人だけが高年収になれる。
- コミュ力が高くてルックスも良く人脈もないと人生負け組。
- 一流大学を出てないと出世なんてできない…。
↑こんなふうに考えている人って多いと思いますが、実はこれまったくの誤解です。
私は転職支援の仕事をしてるので、
年収700万円〜1000万円の人たちとたくさん会いますが、
彼らは特別優秀な人ばかりではありません。
もちろん、中には弁護士や会計士みたいに
特別優秀な人もいますけどね。
でも、営業マンや経理マンなど
ごく普通の仕事でも高年収の人たちもたくさんいます。

問題は「ごくフツーの人が、なぜ理想的な働き方ができるようになったのか?」ですが、
これは日頃から自分がどういう環境で働ける可能性があるのか?
の情報リサーチをしっかりやっているからなんです。
情報リサーチといえば新聞をまずイメージしますよね。
ですが、ニュースにくわしくなって年収上がった人を私は見たことがないです。
お金と時間を消費して新聞を読むぐらいなら、
転職サイトを見るようにした方がよっぽど年収アップにつながりますよ。
実際、年収高い人って今すぐ転職する予定はなくても
転職サイトに登録だけはしています。

転職サイトで希望条件を入力しておくと、マッチする求人が自動的に情報として入ってくるので情報感度が高くなるんですよね。
最新の求人情報につねにアンテナを貼っておいて、
チャンスがめぐってきたらすぐに行動を起こせるようにしておくのが大切です。
転職サイトを使った情報リサーチのやり方
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転職サイトに無料登録すると、
↓こんな感じで最新の求人情報にいつでもアクセスできるようになります。

↑実際の求人情報を見てみるとわかりますが、
年収の高い仕事であっても、
特別な能力って求められていないことに気づくと思います。
サラリーマンの年収って、所属先の会社がもうかっているかどうか?でほぼ決まるからです。
逆にいうと、所属先の会社がもうかっていないと、
あなたがどんなに優秀な人であっても大したお給料を稼ぐことはできません。
これは優秀な人ほど見逃しがちな重要ポイントですね。
もうかっている会社は転職サイトに好条件で求人をバンバン出しています。
こういう情報を常日頃からリサーチしておくことがとても大切ですよ。