新規開拓の営業ってかなりしんどいイメージがありますよね。
「歩合給やボーナスがある求人を選べばめっちゃ稼げる!」なんて意見もありますが、実際のところはどうなんでしょうか。
これから営業マンの世界に飛び込む!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
(自己紹介)
私は現在妻と7歳と5歳の男の子と暮らしております。
高校を卒業後、東京の従業員50名ほどの印刷会社に入社しました。
10年間印刷業に携わり、その後は大手不動産会社を親会社に持つ住宅ローン会社に営業職として転職しました。
現在は従業員数60名ほどの住宅設備や、エクステリア関連の営業として、ルート営業をしております。
この記事の目次
新規開拓の営業がきつい理由4つ
1. とにかくノルマがきつい
新規開拓の営業は、ノルマを達成するまでが本当に大変です。
私の勤めていた住宅ローン会社では、住宅ローンの契約件数と実際の融資件数という2つのノルマがありました。
私の場合は未経験の業種ということもあり、入社後すぐは営業補佐として事務仕事がメインでした。
その半年後ようやく営業として活動をスタートしましたが、ノルマは他の同期と同じだったのです。
同期が次々にノルマを達成する中、営業職未経験で半年遅れということもあり、全くノルマを達成することができませんでした。
1日に30件飛び込み営業をかけて、やっとの思いで1件の契約を取っても、同期はその何倍も契約を取っていると思うと、辛くなり毎日落ち込んでいました。
また、営業所では上司から「どういう営業してんの?」と就業後に毎日のように詰められ、
正直とてもしんどかったです。
年収面でもノルマの達成率が賞与に反映される会社だったので、ずっと未達の場合の賞与は今までの社会人経験からみても最も低いものでした。
2. お客さんの対応が冷たくてきつい
訪問先では、相手は基本「忙しいときに来やがって」という態度で出てきます。
不動産屋がターゲットだったためとにかく目につく不動産屋に片っ端から入っていきました。
しかしアポ無しの飛び込み営業というのは、ほぼ相手にされることはありません。
また、中には新人だと分かるとわざと意地悪な質問をしてくるお客さんもいました。
3. 売っている商品の内容によっては罪悪感があってきつい
契約を取るためにはお客さんの不安を仰ぐ必要性もありました。
私の取り扱っていた商品は住宅ローンの固定金利でしたので、金利が変動金利と比べて高くなっています。
お客さんにとってはわざわざ高い金利でお金を借りるより、金利の低いところで借りた方がいいですよね。
しかし契約を取るためにわざと変動金利のデメリットばかり説明し、お客さんが変動金利に対して不信感を抱くように誘導しなければなりませんでした。
お客さんを騙すようなやり方に罪悪感を拭いきれないことが何度もあり、つらい思いをしたことを今でもよく覚えています。
4. 成績が上げられないときは心が一瞬も休まらなくてきつい
私も経験しましたが、基本的に家族と過ごす時間や休日はほぼなくなります。
必死に営業活動して反響があるのは30件に1件程でした。
また、とにかくスピード重視のお客さんが多かったため、せっかく電話をくれたのに私が休みとなると他のところに契約をお願いされる可能性があります。
そのため、休日でも社用携帯の電源を切ることができなかったのです。
そして、家族と外出していても5分おきに着信がきていないか確認してしまうのがくせになっていたので、心が休まることがありませんでした。
営業所内でも未達が続くと居辛くなり、上司が帰るまで帰れず雑用やテレアポばかりしていました。
営業未経験者は「ルート営業」から始めよう
営業職未経験から入った私がアドバイスするとすれば、「新規営業はハードルが高いのでまずはルート営業の求人から探すほうがいい」という点に尽きます。
なぜなら、訪問先との人間関係がある程度出来上がっている中での取引なので、初心者でもなじみやすい環境が整っているからです。
私もはじめのうちはカタログや部材の納品のような、簡単な営業活動から入りました。
訪問先でも「〇〇の件ですね。聞いてますよ。」という具合に、先方も要件を理解しているので忙しいからと邪険に扱われず、活動がしやすかったです。
また、長年付き合いがある取引先だと「〇〇会社の〇〇さん、今日もお疲れ様です。」と名前と顔をすぐ覚えてもらうこともあり、仕事がやりやすかったのが印象的でした。
訪問件数についても、新規営業のように1日何十件も回らないと成果が出ないということもありません。
担当エリアにもよりますが平均して1日3〜5件程でいいので、身体的にも精神的にも負担は減りました。
さらに、地道に訪問していけば相手先からの評価もあがり新たな受注や案件の紹介をもらえるので、売上に貢献出来ているという充実感を得ることができます。
そして基本上司や先輩から引き継いだ取引先であるため、自身が休みでもフォローしやすく安心して休むことも可能でした。
未経験のルート営業でも年収はこのぐらい稼げる
現職は私も未経験で入社しましたが、先方からの提示条件は以下の通りでした。
営業手当 6万円(みなし残業代含む)
住宅手当 2万円
家族手当 2万円
営業未経験でも求人は多く存在します。
年収も400万円代のものも多いですが、注意することとしてはルート営業は車での移動が多いので、普通運転免許証必要の有無とAT限定でも応募可能であるか確認が必要という点です。
もし私の経験が営業職への転職を検討している方にとって参考になれば幸いです。
2024年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の労働環境の差はますます広がっています。 これから転職活動を始める人は、 ブラック企業の求人にまちがえて応募しないように注意して下さい。 ↓まったく同じ職歴や年齢でも、 ↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。 職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、 これはあなたがこれから働く会社が、 ちゃんともうかっている会社かどうか? (ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。 利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。 利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、 みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、 必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。 (これがブラック企業が生まれる仕組み) どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、 入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。 なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。 ↑みたいな感じではなく、 最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。 ここだけはきちんとやっておかないと、 入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。 会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。 こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。 これ、実は私もやってしまったミスなんですが、 当時無職ニートだった私は、 「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」 ↑みたいな感じで適当に転職活動していました。 (ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、 内容も見ずにかたっぱしから応募してました) 今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、 これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。 一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。 いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、 たとえ正式に退職願いを出しても、 少なくとも数ヶ月〜1年間は気まずい職場でがまんすることになってしまいます。 どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、 自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。 でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、 自分の履歴書が汚れることになるので、これも簡単にはできません。 私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、 最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。 結局、その後に別の職場に転職したんですが、 今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。 (最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった) ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、 本当に貴重な人生の時間をドブに捨てて、無意味な時間を過ごすことになります。 めちゃくちゃ後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。 最初から年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、 ホワイト求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。 ブラック企業の求人は最初から排除されているサイトなので、 リクナビやハロワより圧倒的に好条件な求人を見つけることができますよ。 ↓例えば、以下のような優良ホワイト求人もたくさんあります。 転職活動ってどこで求人を探すか?によって、 結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さいね。 (ハロワとかで探すとブラックに入ってしまう可能性大です) >>現在募集中のホワイト求人を見てみる いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、 転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。 日々の疲労やストレスが限界になると、 転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。 疲れて仕事から帰ってきたら、 転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。 転職サイトで無料アカウントを作り、 希望年収や志望職種などを入力しておくと、 自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。 (優良求人が出てきた時に見落としがなくなります) 良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。 普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、 この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。 (「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります) あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、 今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。 いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。 転職サイトっていろんなところがありますが、 絶対にブラックな職場に入りたくない人は、 ↓ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。 20代がホワイト求人探すならここ! マイナビエージェントはホワイト求人が非常に見つかりやすい転職サイトです。 ↑こちらはホワイト企業の求人に強い転職サイトです。 無料で使えるサイトですので、情報リサーチに活用しましょう。 この記事を書いている2023年現在、 転職活動をすべて自力でやる…というのは、 完全に無理ゲーになっています(難易度が高すぎるという意味です) もちろん、ルール的には自力でやってもいいんですよ。 ですが、現在はほとんどの人が転職エージェントを使って転職活動してますから、 自力で頑張ってもまず勝てない状態なのが現実なんですよね…。 受験や資格の勉強でみんなが予備校や資格スクールに通って 高確率で受かるテクニックみたいなものを知っているのに、 自分だけが手探りで独学でやってる…みたいな感じです。 これだと、書類選考すら通らない可能性が高いので注意して下さい。 今どきないとは思いますが、 自分で考えた手書きの履歴書や職歴書…とかは、 どんなに一生懸命書いても見づらくて、 採用担当者にうざがられるだけなんで注意して下さいね。 書類選考は転職エージェント経由で応募するのがごく普通になっています。 転職活動では、独学や自力でがんばろうとするタイプの人って絶対に損しちゃうんで注意して下さい。 大学入試や資格の勉強とかでもときどきみかけますが、 自分で成功法則を見つけよう! …みたいに頑張っちゃうタイプの人ってだいたい落ちるんですよね。 (集中すべきなのはそこじゃない) 受験も転職も、一番大事なのは合格することです。 それ以外のことは、転職活動が終わってしまえば二度とかえりみることもありません。 そもそも、転職活動なんて人生でそう何度もやることではないんで、 成功法則やテクニックなんて見つけても、あとで使う場所がありませんしね…。 成功法則やテクニック!とかは転職のプロに任せて、 採用を勝ち取ることだけに集中しましょう。 次はこういう仕事やってみたい!って、 進路がなんとなく決まってる人はなおさらですね。 採用確率を確実にアップさせるためにも、 とりあえず転職エージェントの無料相談を受けることから始めましょう。 (リモートでもできますよ) ↓転職エージェントは以下のようなことを代わりにやってくれます。 なお、転職エージェントに報酬を払っているのは採用側だけですから、 私たち転職活動する側は完全無料で使うことができますよ。 ↑特に最後の「年収交渉」は、やるかやらないか?で、 年収が100万円単位で変わってくることもあるので絶対利用した方が良いです。 むずかしい年収交渉を自力でできる人なんてほぼいません。 ただでさえ緊張する採用面接の場で、 給料これだけ下さい…!とか交渉するなんて現実的ではないですしね。 転職エージェントは完全無料なので、使わない理由はありません。 ↓個人的におすすめの転職エージェント会社はこちらです。 私も転職活動がうまくいかず苦しんでいた時に相談し、 無事に現在の仕事に転職することができました。 とても親身に相談に乗ってくれますのでおすすめです。 \ 人気のあの職種に採用される!/2024年に転職活動を始めるが注意すべきたった1つのこと
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新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
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