- 不動産業界の事務の仕事はきつい?
- つらい・辞めたい…と感じるのはどんなとき?
- 不動産事務はやめとけってネット口コミでよく言われるのはなぜ?
- やめたほうがいいのはどんな人?逆に向いてる人の特徴は?
この記事では、不動産事務のリアルな仕事内容を紹介します。
仕事でつらい・もう辞めたい…と感じてしまう瞬間や、
この仕事に向いてる人/向いてない人の特徴について、
↑実体験者が赤裸々に語りますので、
これから未経験で不動産事務への転職を検討している方は参考にしてみて下さい。
この記事を書いた人
不動産事務として20年近く働いています(転職経験あり)
未経験入社してすぐの頃は接客やお茶くみがメインでしたが、その後に宅地建物取引士に合格して現在は賃貸借契約者の説明や重要事項の説明などもやるようになりました。
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この記事の目次
【不動産事務の平均年収】月給手取りはどのぐらい?
未経験で不動産事務に転職した場合、
年収350万円〜400万円からスタートの会社が多いと思います。
↓ボーナス支給が夏と冬の年2回として、
月給25万円〜30万円程度の会社が多いですね。
あと不動産業界の実務経験者や
↓宅建士合格者はもう少し年収高めで働けると思います。
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【不動産事務の仕事内容】つらい/辞めたいと感じるのはどんなとき?
1. クレームへの対応が必要なとき
不動産会社には、物件入居者からクレームの電話がかかってくることがあります。
クレーム対応については
営業さんが担当する会社と、
事務職が担当する会社があると思いますが、
私が勤めている会社では事務職の担当業務になっています。
クレームの具体的な内容としては、
↓例えば以下のような感じですね。
- 上の部屋の足音がうるさい。
- エアコンが使えないからなんとかしてほしい。
- 上階から水漏れして部屋の中が水浸しになっている。
- 家賃の引き落としをもう少し待ってほしい…など。
他にも家賃を滞納している入居者に督促の電話をしたりすることもありますね。
もちろん、あまりにもひどいクレームについては、
営業所の責任者(支店長など)や営業担当者が代わってくれますが、
年に何回かは「世の中には変な人がいるもんだ…」
と感じるひどいクレームに遭遇することがあります。
2. 細かい法律のルールを覚えるのがつらい
不動産事務の仕事は、
法律のルールをおぼえないといけない場面がたくさんあります。
しかも法律のルールというのはしょっちゅう改正されますから、
ある程度仕事を覚えた人も継続的な勉強が必要になります。
もっとも、不動産事務として働きたい人の中には、
宅建やFP技能士など
不動産資格のために勉強した知識を生かしたい
と考えている人も多いでしょう。
そういった人にとっては、
むしろ法律ルールの勉強は慣れ親しんだものに感じるかもしれません。
過去に不動産関連の資格試験の勉強をした経験がある人は、
不動産事務は知識と能力を活かせる仕事だと思いますよ。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
こんな人は不動産事務はやめとけ?やめた方がいい人の特徴
私自身は20年近く不動産事務をやっているのでこの仕事は好きですが、
↓以下のようなことに該当する人は、
この仕事は向いてない可能性が高いです。
あえてこの仕事に転職するのはやめたほうがいいでしょう。
1. 車の運転が苦手な人はやめとけ(必要ないケースもあるけど)
これは実際に応募する求人内容にもよりますが、
不動産事務は車の運転が求められることがあります。
特に車の運転が好き!である必要はありませんが、
- 車の運転だけは苦手
- 1人で運転すると事故る可能性大…
↑というタイプの人は、
交通事故にあう危険性も高くなるので
やめておいたほうがいいでしょう。
お客さんへの物件の案内時や、
退去後の部屋確認やクレームの際の現場確認、
銀行や市役所に行ったりなどですね。
もちろん会社によっては完全に内勤のみで車運転が必要ないこともありますが、
応募時には必ず「勤務時間中に車の運転をすることはありますか?」
と確認しておくのが良いでしょう。
2. 土日を確実に休みたい人はやめとけ
土日を確実に休みたい人はやめておいたほうがいいです。
不動産業界は水曜日を定休日にしている店舗が多いです。
シフト制のところがほとんどですが、
土日は来客も多いため休みがなかなかとれません。
土日が休みの友人や家族と休みが合わず
一緒に出かける機会が減ってしまうのが嫌な人は、
不動産事務は避けた方が良いでしょう。
(もちろん、休日は会社によってルールが違うので土日休みの不動産会社もありますが)
3. 忙しいのが嫌な人はやめとけ(ざっくりしてるけどマジです)
かなりざっくりしてますがこれはマジです。
まったりと働きたい人は不動産事務はやめておきましょう。
特に小規模な不動産会社だと担当業務が明確に決まっていないことが多いため、
非常に多くの業務をこなすことが求められます。
↓例えば、以下のような感じですね。
- 接客
- 物件の案内
- 契約説明
- クレーム対応
- 督促
- 更新業務
- 退去後の立ち会いや敷金清算
- 入居前の部屋確認
- オーナー様への収支報告書作成
逆に言えば、いろんな業務が経験できるので、
- 不動産業界でずっとやっていくつもりの方や、
- 事務職でもしっかり給料を稼ぎたい人
↑は不動産事務に向いてると思います。
業界的にお給料は高めなので、
事務職でもバリバリ働いてお給料を上げていきたい人は不動産事務はおすすめですよ。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
こういう不動産事務求人はやめとけ!ブラック職場の見分け方
不動産業界は、入社する会社によって職場環境がかなり違うのも特徴です。
実際に応募する会社をしぼりこむときには、
↓以下のようなポイントを知っておくと良いと思いますよ。
1. いつ転職サイトを見ても求人募集している会社はやめとけ
これは転職サイトあるあるですが、
いつみても常に求人が出ている会社はやめておいた方が良いです。
企業が転職サイトに広告を出すのにはお金がかかっています。
なので、わざわざお金をかけてまで求人広告を出している会社というのは、
新人が入社してもすぐに辞めてしまっている可能性が高いです。
こういう人手不足になっている会社では、
従業員1人あたりの仕事量が大い傾向があります、
忙しいわりに給料が安い…
みたいなしんどい状態になっていることが多いんですね。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
2. 残業時間や有休消化率など「具体的な数字」がない会社はやめとけ
転職サイトやハローワークのサイトを見ると、
「アットホームな職場です!」とか
「働きやすい職場環境です!」
みたいな表現をよく見かけますよね。
ただ、こういうざっくりした書き方しかしていない会社の求人は危険です。
どんなに立派なことが書かれていても、
具体的な数字で書かれていないなら信頼性は低いと考えましょう。
- 残業時間月◎時間(令和3年の実績値)
- 年収580万円(入社3年目・28歳女性)
- 有休消化率◎%(令和3年度)
↑など、具体的な数値でアピールポイントが書かれている求人を狙うようにしてください。
特に、残業に関する数字表記がない求人は危険です。
日中はお客様対応や電話対応に手をとられ、
事務仕事は閉店してからやり始めるみたいな会社は多いです。
不動産業界は繁忙期は忙しいので夜遅くまで残業…なんてことも多いです。
就業規則では「残業は3時間まで」など時間が決められていることも多いため、
それを超える部分についてはサービス残業をさせられるなんてひどい会社もあります。
求人には「有給10日」と記載があってもほとんど有給が使えなかったり、
有給を使った分ボーナスから差し引かれることもあります。
また産休や育休が取りにくい会社もあるため事前に確認するようにしましょう。
就業規則は求人票に記載されていないことも多いため、
面接時にできれば確認するのが大切ですね。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
これから不動産業界を目指す人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「不動産業界の求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、
特定の業種業界の求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
転職サイトってものすごくたくさん種類がありますが、
それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。
実際に求人リサーチしてみました。
この記事を書いている現在ですが、
↓例えば以下のような求人が登録されています。
(なお、無料アカウント登録だけで使えるサイトなので、お金がかかるようなことはいっさいありません)
不動産業界「営業職」の求人例
不動産業界「事務職」の求人例
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。
こちらの求人サイトでは、
↓他にも以下のような求人を見つけることができましたよ。
- 20代で年収1000万円を狙える不動産売買営業の求人
- 宅建士などの不動産資格が高く評価される求人
- 在宅もOK、ワークライフバランス重視で働ける不動産事務の求人
- だれもが名前を聞いたことのある大手不動産企業の求人
- 最初から幹部候補で入社できる経験者むけ求人
- フリーターやニートから挑戦できる未経験OK求人
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今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。
今すぐは転職活動を始められない人も、
まずは情報リサーチから始めましょう。
↓下記の転職サイトは誰でも無料で使うことができますよ。
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