退職までの流れって実際どんな感じ? 本当に簡単に辞められる?
私が初めて退職代行を利用して会社を退職したのは2019年の4月某日の事です。
私が勤めていたのは従業員40名程度の小さな化粧品の製造会社でした。
毎日残業が常でしたし、仕事内容も心身共に非常に過酷なものだったのです。
ある日、いつものように作業していた時にうっかり機械操作を間違えて、腕を火傷してしまいました。
火傷した事を上司に報告するも全く相手にされず、「お前が悪い」の一点張りでした。
他の同僚に対しても同じような態度でしたし、社内全体がこんな社風だったのです。
「もう、限界だ」とこの件で悟った私は、当時流行り出していた退職代行に依頼する事を決断しました。
退職代行業者を選ぶときに気をつけたポイントや、 私が退職した時の体験談を詳しく紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
私が退職代行を選ぶときに気をつけたポイント
1. 料金
退職代行サービスを選ぶ際に一番気になるのが料金です。
退職代行サービスは運営元の種類によって料金相場がかなり変わります。
↓それぞれの料金相場は以下の通りです。
労働組合:30000円〜50000円 弁護士事務所:50000円〜100000円
民間の退職代行業者は低価格のところが多く、
弁護士が運営する退職代行は高額になるのが一般的です。
会社を辞めるわけですし、費用はなるべく安く済ませたいですよね。
しかし、安すぎる値段の退職代行サービスを選ぶ際には注意が必要です。
基本料金は安いけれど、後から追加料金がかかって結局割高になる場合もあります。
安いから質が悪いというわけではありませんが、
料金体系については最初によく確認しておきましょう。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
2. サービス内容
次に、退職代行は運営元の種類によって、サービス内容が大きく変わります。
先ほどお伝えした通り、退職代行は運営元の違いによって以下の3種類に分けられます。
この中で、民間企業が運営する退職代行のサービス内容は、
基本的に会社に「退職する意思を伝える」ことのみです。
つまり、「退職します」と自分の代わりに会社に伝えてもらえるだけで、
それ以外の手続きや交渉などは自分でしなければいけません。
未払い賃金やサービス残業代の請求、有給休暇の消化についての交渉などは、
労働組合と弁護士が運営する退職代行サービスなら依頼できます。
ひとつ注意点なのですが、
弁護士にしか対応できないことを覚えておいてください。
これらを踏まえて、自分が退職代行サービスにどこまで代行してもらいたいのかを明確にし、
それに合った退職代行サービスを選びましょう。
3. アフターフォロー
そして、アフターフォローについても事前に調べておく事が大切です。
無事に退職できたとしても、その後も手続きや会社とのやり取りが必要な場合が多いです。
退職代行業者によってアフターフォローの内容も様々な物があります。
これらのアフターフォローは全て無料の業者もありますが、
追加料金がかかる場合もあります。
どのようなアフターフォローがあるのか、
追加料金はあるのか、無料の場合はどのくらいの期間無料なのかははじめに確認しておきましょう。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
退職代行へ依頼!担当者とのやりとりはこんな感じ
無料相談
私が依頼したのは弁護士運営の退職代行でした。
電話で依頼し、勤続年数や雇用形態、氏名、年齢等の基本的な説明をして、
対面での相談の予約を取りました。
中に通されて席に着くと事務員らしき女性がお茶を持ってきてくれました。 そしてしばらくすると、担当の弁護士がやってきて相談が始まりました。
まず、電話で伝えていた基本的な状況の確認と自分の意向を伝えました。
意向というのはいつ退職したいかや有給の有無、未払いの給与や退職金が発生する場合に請求したいかどうかといった内容です。
それらを伝えると弁護士から具体的な退職手続きの流れの説明を受け、
これらの内容についてお互いに了承した上で、契約に至りました。
退職代行サービス開始
私が退職代行に依頼の電話したのはとある木曜日の仕事終わりでした。
そして、日曜日に面談をして契約し、
翌月曜の朝に退職代行サービスが勤務先へ退職する旨のFAXを送信しました。
そこから、私は全く出社する事なく2週間後に退職日を迎えて晴れて退職出来たのです。
また、健康保険証は自らすぐに勤務先へ郵送で返却し、
離職票や雇用保険被保険者証、年金手帳等は2週間程で弁護士事務所に返送され、後日弁護士から受け渡されました。
勤務先の上司や先輩とのやりとりについて
実際、私が退職代行に依頼してから勤務先の上司や先輩とは一切連絡を取らずに退職する事が出来ました。
普通に退職しようとすれば、会社や上司とのやり取りは避けて通れません。
特に職場の人間関係が悪かったり、勤務先がブラック企業だった場合はとても言い出しにくいでしょう。
しかし、退職代行に依頼すれば退職手続きだけでなく、
退職の意思表示という退職する際に避けて通れない最初のハードルも簡単にクリアできます。
>>2024年に転職活動を始める人が注意すべきたった1つのこと
退職代行を使ったその後
退職代行に依頼してから約2週間程で保険証の返却や離職票の受領など必要書類の受け渡しも完了し、無事に退職する事が出来ました。
そうして全ての手続きが完了してからお世話になった弁護士事務所へ退職代行の依頼料を振り込みました。
本当に思ったよりスムーズに退職出来るという事です。 契約してから一度も会社に行かずに辞められるのは大きな魅力ですよね。
勤務先からの連絡は一切ありませんでしたし、手続きにも何も漏れはありませんでした。
今、退職代行の利用を考えている方は不安に感じる事も多くあるでしょう。
ですが、料金やサービス内容を事前にちゃんと調べて、
ご自身の状況を退職代行の担当者にしっかり伝えれば安心して今の職場を退職する事が出来ます。
退職したいがなかなか言い出せない厳しい状況に置かれている方こそ、
退職代行を使って困難な現状を打破しましょう。
2024年に転職活動を始めるが注意すべきたった1つのこと
2024年現在、コロナも明けてブラック企業とホワイト企業の労働環境の差はますます広がっています。
これから転職活動を始める人は、
ブラック企業の求人にまちがえて応募しないように注意して下さい。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラック企業で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイト企業で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。
これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社は、そう簡単には辞められない(数ヶ月〜1年は拘束される)
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
少なくとも数ヶ月〜1年間は気まずい職場でがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
自分の履歴書が汚れることになるので、これも簡単にはできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
本当に貴重な人生の時間をドブに捨てて、無意味な時間を過ごすことになります。
めちゃくちゃ後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「ホワイト求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ
最初から年収高めで、しかも働きやすい職場で働きたい人は、
ホワイト求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
ブラック企業の求人は最初から排除されているサイトなので、
リクナビやハロワより圧倒的に好条件な求人を見つけることができますよ。
↓例えば、以下のような優良ホワイト求人もたくさんあります。
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さいね。
(ハロワとかで探すとブラックに入ってしまう可能性大です)
- 20代未経験で年収450万円〜の求人
- 最短1週間〜2週間で入社の急募求人
- 年収1000万円も狙える高年収求人
- 人事や経営企画など人気職種になれる未経験OK求人
- 誰もが名前を知っているプライム上場大手求人
- 新規立ち上げメンバー募集など入りやすい職場の求人
- 第二新卒・フリーター歓迎の正社員求人
- 将来の幹部候補として入社できる求人
- 在宅OK・残業なし等ワークライフバランス型の求人
- 営業マン経験者なら年収650万円〜の求人
>>現在募集中のホワイト求人を見てみる
(無料登録で実際の年収を見られます)
今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。
転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
↓ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
マイナビエージェント(おすすめの無料転職サイト)
20代がホワイト求人探すならここ!
マイナビエージェントはホワイト求人が非常に見つかりやすい転職サイトです。
20代未経験で年収400万円〜の求人や、
在宅勤務OKのリモートワーク求人、
将来の幹部候補として入社できる求人など好条件な求人が多数ありますよ。
↑こちらはホワイト企業の求人に強い転職サイトです。
無料で使えるサイトですので、情報リサーチに活用しましょう。
転職活動を「すべて自力でやろうとする」のは完全に無理ゲー
この記事を書いている2023年現在、
転職活動をすべて自力でやる…というのは、
完全に無理ゲーになっています(難易度が高すぎるという意味です)
もちろん、ルール的には自力でやってもいいんですよ。
ですが、現在はほとんどの人が転職エージェントを使って転職活動してますから、
自力で頑張ってもまず勝てない状態なのが現実なんですよね…。
受験や資格の勉強でみんなが予備校や資格スクールに通って
高確率で受かるテクニックみたいなものを知っているのに、
自分だけが手探りで独学でやってる…みたいな感じです。
これだと、書類選考すら通らない可能性が高いので注意して下さい。
今どきないとは思いますが、
自分で考えた手書きの履歴書や職歴書…とかは、
どんなに一生懸命書いても見づらくて、
採用担当者にうざがられるだけなんで注意して下さいね。
書類選考は転職エージェント経由で応募するのがごく普通になっています。
転職活動では、独学や自力でがんばろうとするタイプの人って絶対に損しちゃうんで注意して下さい。
大学入試や資格の勉強とかでもときどきみかけますが、
自分で成功法則を見つけよう!
…みたいに頑張っちゃうタイプの人ってだいたい落ちるんですよね。
(集中すべきなのはそこじゃない)
受験も転職も、一番大事なのは合格することです。
それ以外のことは、転職活動が終わってしまえば二度とかえりみることもありません。
そもそも、転職活動なんて人生でそう何度もやることではないんで、
成功法則やテクニックなんて見つけても、あとで使う場所がありませんしね…。
成功法則やテクニック!とかは転職のプロに任せて、
採用を勝ち取ることだけに集中しましょう。
次はこういう仕事やってみたい!って、
進路がなんとなく決まってる人はなおさらですね。
採用確率を確実にアップさせるためにも、
とりあえず転職エージェントの無料相談を受けることから始めましょう。
(リモートでもできますよ)
↓転職エージェントは以下のようなことを代わりにやってくれます。
なお、転職エージェントに報酬を払っているのは採用側だけですから、
私たち転職活動する側は完全無料で使うことができますよ。
- 書類選考対策(履歴書や職歴書などの添削)
- 面接のアポイント取りや日程調整の代行
- 希望する年収や勤務地に合わせた求人候補の提案
- 年収交渉の代行(面接への同席を含む)
↑特に最後の「年収交渉」は、やるかやらないか?で、
年収が100万円単位で変わってくることもあるので絶対利用した方が良いです。
むずかしい年収交渉を自力でできる人なんてほぼいません。
ただでさえ緊張する採用面接の場で、
給料これだけ下さい…!とか交渉するなんて現実的ではないですしね。
転職エージェントは完全無料なので、使わない理由はありません。
↓個人的におすすめの転職エージェント会社はこちらです。
私も転職活動がうまくいかず苦しんでいた時に相談し、
無事に現在の仕事に転職することができました。
とても親身に相談に乗ってくれますのでおすすめです。
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