
(退職代行を使ったことが、まわりや転職先にバレるリスクは?)
- 退職代行を使うと転職先にバレる?
- 次の会社で働くときにデメリットになったりしない?
- 親などまわりにバレることもある?
退職代行サービスもだいぶメジャーになってきた印象がありますが、
実際に利用するとなると「まわりにバレるかも…」と不安に思う人は多いでしょう。
特に、今の仕事を辞めた後に転職先で退職代行を使ったことがバレるのは絶対に避けたいですよね。
以下では、退職代行を使ったことがまわりにバレるリスクについて解説します。
参考にしてみてください。
退職代行を利用したら転職先にバレる?
結論から言ってしまうと、
退職代行を利用して退職したことが、転職先などにバレることはほぼありえません。
もちろん、世の中に「絶対」はないですから、
100%バレないというわけではありません。
自分でまわりにバラすなど、
よほど愚かな自滅をしない限りは大丈夫という感じですかね。
雇用保険の加入記録からバレる?
結論から申し上げると、雇用保険の加入記録から退職代行を利用していたことはバレません。
理由としては、退職代行を利用して退職したときに、前職の会社から雇用保険被保険者証が自宅に郵送されます。
雇用保険の加入記録は、雇用保険被保険者証からどれだけの期間、
雇用保険に加入していたかが確認できます。
雇用保険被保険者証には、
↓以下のような情報が記載されているんです。
- 被保険者の本名
- 被保険者の生年月日
- 前職の会社名
- 前の会社の退職年月日
- 雇用保険被保険者番号
- 雇用保険被保険者証の交付年月
前職の退職年月日こそ記載されていますが、
退職代行を利用したかどうかまでは記載されていません。
なので、雇用保険の加入記録から転職先に退職代行の利用がバレることはあり得ません。
退職代行の利用が親や友人にバレることはある?
退職代行を利用して親にバレることはほとんどの場合でバレませんが、100%バレないとは限りません。
退職代行は退職代行担当者と会社の間で話が完結するため、多くの場合で親にバレることはないといえます。
しかし、以下の場合などによっては親にバレてしまう可能性があります。
会社が緊急連絡先(実家あるいは緊急連絡先を親にしていた場合)に連絡した場合
退職したときに受け取る書類の郵送先が実家の場合
国民保険証の請求が実家に郵送された場合
絶対に親にバレたくないという方は、緊急連絡先を変更することはできませんが、郵送先をすべて変更しておくと良いでしょう。
退職代行を利用したことが転職先にバレるケース

(退職代行の利用がバレるケースの具体例)
1. 前職と転職先に人間的なつながりがあってバレる
まず1つ目に前職が転職先と同じような業種であった場合、人間的なつながりでバレるケースです。
例えば前職が営業職だったとして、同僚が同業他社の人に会社内で退職代行を利用した人がいるという話を社外で話してしまうことも可能性としては考えられます。
そして、その話が転職先まで伝わってしまうことも可能性としてはゼロではありません。
特に技術職や特殊な業界の場合は注意が必要です。
2. 自分で退職代行を利用したことを申告してバレる
2つ目に自身から退職代行を利用して退職したことを申告した場合です。
こちらは言うまでもありませんが、自身の口から申告すると退職代行を利用したことがバレてしまいます。
よく転職活動中の面接で、前職の退職理由を聞かれる場合があります。
しかし、退職代行を利用したことを申告しなければ、転職先にバレることはありません。
また、退職代行を利用したことを周りの誰にも明かさないと必然的にバレないでしょう。
いいたくなる気持ちになってしまうかもしれませんが、バレたくないときはグッとこらえて、話さないでおいたほうが得策です。
3. SNS上の発信等でバレる
最後にSNS上で発信することでバレてしまうケースです。
SNSは知らないところで誰が見ているかわかりません。
もしかしたら、転職先の人が自分が知らないうちにSNSで見ている可能性はゼロではありません。
さらに、SNSのアカウント名を本名で登録している場合や自分の顔が写っている場合などでは特定されてしまう可能性が高くなります。
そこで退職代行を利用して会社を退職したことをつぶやいてしまうと、当然ですがバレてしまいます。
バレるのが心配という人は安易につぶやかないようにしましょう。