
社会人でも働きながら宅建合格を目指せる?
- 宅建の資格は働きながらでも取れる?
- 不動産実務をこなしながらの勉強が効率的って本当?
- 忙しくても合格を目指せる効率的な勉強方法って?
宅建士の資格を取りたい…でも仕事が忙しくてむずかしそう…
そんな風にあきらめてはいませんか?
社会人でも、宅建士の資格取得を目指すことは充分に可能です。
ただし、最短で合格を目指すには、身を置くべき環境や勉強方法を意識する必要があるでしょう。
この記事では、社会人が働きながら宅建の資格を取得するコツについて解説します。
宅建の資格取得を目指す社会人の方は、目を通してみてください。
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この記事の目次
宅建に働きながら合格するには?社会人が最短で資格取得するコツ

働きながら宅建に合格するコツって?
1. 社会人は「不動産実務を学べる環境」で働くことが鉄則
なぜなら、勉強している内容を実際にイメージしやすいからです。
全ての試験勉強にいえることですが、勉強をしている内容がイメージできなければ、「今、何の勉強をしているのかわからない…」といった状態になってしまいます。
私は、学生時代に有利に就活を進めるため、宅建の取得を目指して勉強しました。
しかし、結果は不合格。
原因として、宅建業法など実務に近い分野で点を落としてしまったことが挙げられます。
まさに、勉強している内容がイメージできず、勉強しても頭に入っていなかったのです。
例えば、重要事項説明書(35条書面)などは高頻度で問題が出題されます。
不動産会社の実務では、35条書面・37条書面を頻繁に扱い、また現役宅建士の重説を実演で見ることができるので、かなりイメージしやすくなるんです。
そして、実務を学べる不動産業界は具体的に
- 賃貸仲介
- 売買仲介
の2種類になります。
最短ルートで宅建士の合格を目指すなら、これら2つの業界への転職をおすすめします。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
宅建取得は不動産会社でないと基本的に評価されない
宅建士は公認会計士や税理士などと異なり、名前だけで食べていける資格ではないからです。
不動産業界で働くつもりがないのなら、自己啓発で勉強する場合を除き、宅建の資格を取る意味は薄いでしょう。
宅建の合格を目指し将来的に活かしたいのであれば、ぜひ不動産業界に入ることを検討しましょう。
不動産会社では「宅建の勉強を自主的にしていること」が評価される
不動産会社に転職をする場合、宅建を取得していなくても、宅建の勉強をしていることは大いに評価されます。
私は、不動産業界に入社する際、宅建の勉強をしていることを自己PRとして伝えました。
もちろん不動産の実務経験のない新人です。
しかし、当時の採用担当者から評価され、2次面接をスルーしていきなり最終面接まで行けたことが印象に残っています。
なぜそこまで評価されたかというと、不動産会社で働いている人でも、宅建取得に興味がない人が多いからです。
宅建士は店舗の人数5人に対し1人以上の設置義務がありますが、考え方を変えるとすでに宅建士がいればあえて資格を取る必要はないともいえます。
そのため、出世欲のない人や、最初からあきらめて宅建の勉強をしない人が一定数いるんですね。
そのような人たちの中で、宅建の資格取得を目指して勉強していることはとても好印象になるんです。
宅建取得に向けて勉強していることも大きなアドバンテージになるので、不動産業界への転職に有利に働くことでしょう。
不動産会社は未経験・無資格でも転職できる
前述では、宅建合格の最短ルートは勉強と実務どちらも学べる環境が最適とお伝えしました。
しかし、不動産会社未経験で無資格だからとあきらめていませんか?
入社時点で特別な資格やスキルは必須ではないため、やる気と覚悟があれば評価してもらえるのです。
不動産業は飲食業などと違い、顧客の都合に合わせる仕事です。
そのため、休憩時間や自分の休みの日でも誰かしらが働いて対応しています。
「休憩時間が好きな時間に取れる」→「1人の休憩時間をフォローする体制がない」
「フレックスタイム制度」→「好きな時間で仕事ができる」→「休日は業務時間外でも他の人に合わせて出勤しなければならない場合がある」
求人にはこのようなデメリットを逆手に取り、良いように見せているものがあるので、よく確認するようにしてください。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
2. 朝は新分野の勉強・夜は暗記!
忙しい社会人が働きながら宅建に合格するためには、勉強時間の確保が必要です。
効率よく資格取得を目指すには、
- 朝に新分野の勉強
- 夜に暗記
といったスタイルをおすすめします。
これは、実際に私が合格までに行った勉強方法です。
当時の勤務時間は平均して8時〜20時でした。
朝は6時に起きて勉強時間を2時間確保し、夜は帰宅後、必ず1時間は確保するようにしました。
朝の勉強でおすすめしたいのは、民法や新しい分野の勉強です。
仕事から帰ってきて、民法など複雑な読解を必要とする問題って頭が痛くなりませんか?
朝なら脳もすっきりしているため、余計なことを考えずにスムーズに勉強を進めることができます。
夜の勉強は一度やったことのある分野や暗記分野を徹底して復習しましょう。
皆さんもご存じかもしれせんが、睡眠中に脳はその日の出来事を整理して暗記します。
そのため、夜に暗記分野の勉強を行えば効率的に覚えていけるんです。
宅建の勉強方法が定まっていない方はぜひ、私のやり方を実践してみてください。
3. すべてを理解しようとしないこと
宅建の勉強では、全ての内容を理解しようとしないで、出題頻度の高い重要な論点を絞って勉強することがおすすめです。
一度、宅建に合格してしまえば合格証書は一生有効になるので、勉強範囲について参考にしてみてください。
民法・権利関係 | 80時間~ |
宅建業法 | 100時間~ |
法令上の制限 | 80時間~ |
税・その他 | 40時間~ |
法律初学者であれば民法にはあまり時間をかけず、宅建業法・法令上の制限の範囲を重点的に勉強しましょう。
宅建業法・法令上の制限では、暗記項目が多いため、やればやっただけ得点を得ることが可能です。
民法や権利関係では時効や借地借家法など出題頻度が高い範囲を絞って重点的に勉強をすることが得点につながります。
私のおすすめしたい勉強方法は、以下のとおりです。
↓
②分野ごとの過去問を解く
↓
③テキストで問題を確認
↓
④分野ごとの過去問を解く
私はこの方法をひたすら繰り返して宅建に合格することができました。
時間配分や勉強のやり方が定まっていない方は、ぜひ私の方法を参考にしてみてください。
4. 実務とリンクさせながらなら独学でも合格は狙える
実務と勉強を組み合わせれば、独学でも宅建合格を狙うことは充分に可能です。
宅建試験は合格率15%ほどの難関資格です。
法律初学者が独学で合格するのは、なかなか困難といえます。
そのため、一般的には資格スクールを利用しますが、資格スクールの勉強では「実務ではこのように使います」といった表現になってしまい、イメージしづらいことも少なくありません。
そして、勉強したことをすぐに実務で活かすことができるので即戦力としての活躍も期待できます。
実務と勉強をリンクすることができれば、スクールに頼ることなく合格を目指せるのです。
【ブラックに入社すると地獄…】不動産業界への転職で注意すべき1つのこと
これから不動産業界を目指す人は、
応募する求人をまちがえないように注意してください。
↓まったく同じ職歴や年齢でも、
- ブラックな職場で働く人たち
安い給料で誰からも感謝されず、しんどい働き方をしている人たち。
新人は「利益を生み出さないお荷物」みたいな扱いで放置され、ひたすらに搾取の対象として酷使され、遅かれ早かれ退職を余儀なくされキャリア(職歴書や履歴書)にも傷がついてしまう…。 - ホワイトな職場で働く人たち
最初から平均より高い給料が設定され、職場の仲間と協力しながらやりがいを持って働ける環境で、残業も少ないのでワークライフバランスを実現できる人たち。
↑この2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
職歴もスキルも年齢も同じなのに、なんでこんな差がついてしまうのか?ですが、
これはあなたがこれから働く会社が、
ちゃんともうかっている会社かどうか?
(ちゃんと利益を出せている会社か?)によって生まれる違いなんです。
利益の出ていない会社は常に人手不足で余裕がありません。
利益が出ていませんから当然お給料も安くなりますし、
みんなイライラと不満を持ちながら働くことになるので、
必然的に職場環境が劣悪になりがちなんです。
(これがブラック企業が生まれる仕組み)
どんなに優秀で、やる気のある人であったとしても、
入社する会社をまちがえるとブラックな働き方になってしまうということですね。
なので転職活動のやり方ってたいせつなんです。
- 「採用される可能性が高そうな求人なら、とりあえずどこでもいい」
- 「とりあえず希望職種や希望業界に入れるならどこでもいい…」
- 「入社時はお給料が安くても、がんばって結果を出せばアップしていくはず…」
↑みたいな感じではなく、
最初からしっかりとホワイト企業の求人だけにしぼりこんで応募することが大切になります。
ここだけはきちんとやっておかないと、
入社後になってからものすごく後悔することになってしまいますよ。
会社って、入社後にはお給料や残業時間の交渉とかしてくれませんからね。
こちらの希望を伝えられるのって、基本的に入社前だけです。

これ、実は私もやってしまったミスなんですが、
当時無職ニートだった私は、
「とりあえず採用してもらえるなら、どこでもいいや…」
↑みたいな感じで適当に転職活動していました。
(ハローワークやリクナビの「おすすめ求人」みたいなやつに、
内容も見ずにかたっぱしから応募してました)
今から考えたらアホだったなあ…という感じなんですが、
これやってしまうと、本当に地獄を見ることになります。
一度入った会社って、そう簡単には辞められないんです。
いろいろ理由をつけて退職日って引き延ばされますし、
たとえ正式に退職願いを出しても、
そこから1ヶ月間は働き続けないといけないのが法律のルールです。
入社後に「思ってたのと違うんだけど…」って思っても、
少なくとも数ヶ月〜数年間はがまんすることになってしまいます。
どうせ辞めることを決めているどうでもいい会社のために、
自分の人生の貴重な時間をささげるとか最悪ですよね…。
でも、もう嫌だから明日でいきなり仕事辞める!とかやってしまうと、
職歴書(履歴書)が汚れることになるので、これもできません。
私もまちがえてブラック企業の求人に応募してしまい、
最悪な労働環境の職場に入ってしまったことがあります。
結局、その後に別の職場に転職したんですが、
今から思うと、本当に人生で無駄な時間でした…。
(最初からホワイト企業にしぼって転職活動すればよかった)

特に、未経験で新しい仕事を始める人は注意して下さい。
ブラックな職場って「新人は使い捨て」みたいな感じなので、
徹底的に搾取されてしまう可能性があります。
せっかく転職するなら、
ワークライフバランスが良くお給料も平均より高い職場で働きましょう。
これから転職活動を始める人は、ここだけは絶対にこだわってください。
くりかえしになりますが、
ブラックな職場にまちがえて入ってしまうと、
あなたの貴重な人生の時間をドブに捨てることになりますよ。
本当に本当に後悔することになりますから、くれぐれも注意して下さいね。
「不動産業界の求人に強い転職サイト」で求人を探すのがコツ

(ホワイト求人だけにしぼりこんで応募しましょう)
年収高めで、しかも働きやすいホワイト職場で働きたい人は、
特定の業種業界の求人に強い転職サイトを使って求人を探すようにして下さい。
転職サイトってものすごくたくさん種類がありますが、
それぞれ得意分野が違うので注意しておきましょう。
実際に求人リサーチしてみました。
この記事を書いている現在ですが、
↓例えば以下のような求人が登録されています。
(なお、無料アカウント登録だけで使えるサイトなので、お金がかかるようなことはいっさいありません)

不動産業界「営業職」の求人例
不動産業界「事務職」の求人例
転職活動ってどこで求人を探すか?によって、
結果がかなり変わってくるので、くれぐれも注意して下さい。
こちらの求人サイトでは、
↓他にも以下のような求人を見つけることができましたよ。

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今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと

(今すぐ転職活動できない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておきましょう)
いろいろ事情があって、今すぐは転職活動を始められない…という人も、
転職サイトの無料アカウントは精神的に余裕のあるうちに作っておきましょう。
日々の疲労やストレスが限界になると、
転職サイトに登録するという作業すらやる気がなくなるものです。
疲れて仕事から帰ってきたら、
転職サイト見るのすらめんどくさい…ってなるのが自然ですからね。

転職サイトで無料アカウントを作り、
希望年収や志望職種などを入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
(優良求人が出てきた時に見落としがなくなります)
良さげな求人が見つかったら、ブックマーク保存して情報としてストックしておきましょう。
普段から転職サイトから送られてくる求人情報をこまめにチェックするくせをつけておくと、
この業界の年収や福利厚生の相場が自然にわかってきます。
(「ここはちょっとやばいかも…」みたいにブラック求人を自然に見分けられるようになります)
あと、普段からいろんな選択肢を見ておくと、
今の環境がどうしてもしんどくなったら転職もあると気づけるのも重要ですね。
いい意味での「逃げ道」を余裕のあるうちに確保しておくのが大事ですよ。
転職サイトっていろんなところがありますが、
絶対にブラックな職場に入りたくない人は、
ホワイト求人に強い転職サイトで求人を探すようにしてください。
特に未経験で転職する人は要注意です。
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
地獄のような環境のブラック職場で搾取されることになります。
私も経験ありますが、まじで寿命がちぢまりますからね…。

今すぐは転職活動を始められない人も、
まずは情報リサーチから始めましょう。
↓下記の転職サイトは誰でも無料で使うことができますよ。
(無料アカウント登録で実際の年収もみられます)
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