- 転職サイトからスカウトがきたので応募したのに、不採用になってしまった…。
- これって自分が何か大きなミスをしたから?それともよくあること?
- スカウトメールからの応募で採用確率を上げるにはどうしたらいい?
転職サイトに登録すると、企業側や転職サイトの中の人からスカウトメールが来ることがありますよね。
この記事では、スカウトメールが来た時の正しい対処方法(最短で採用までつなげる方法)を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトのスカウト応募で不採用になることはある?

(転職サイトのスカウトに応募したのに不採用…なぜ?)
結論からいうと、スカウトメールに応募しても、不採用になってしまうことはあり得ます。
転職サイトでスカウトが来ると、なんだかヘッドハンティングをされたような感じがしますよね。
しかし、実際のところは、
「あなたのこれまでの経験と希望条件が、企業側の採用条件と合っています。受けてみませんか?」
というように、転職エージェントが「様子見(ようすみ)」で求職者にメールを送っているケースが少なくありません。
この時点ではあくまでも様子見ですので、スカウトメール経由で応募をしても不採用になってしまうことは多々あるのです。
スカウトからの応募で不採用になってしまう理由は?
スカウトからの応募で不採用になる理由の多くは、
あなたの他にも応募者が複数いて、今回は採用から漏れてしまったというケースですね。
スカウトメールだから採用の確率が高いということではなく、
あくまでも「あなたはこの求人に応募する資格がありますよ」といわれたぐらいのことだと思っておいてください。
転職エージェントは日々何通もスカウトメールを送ります。
転職エージェントによっては、ざっくりと経歴を見て一括メールのような形でスカウトを送っていることもあります。
転職サイトのスカウトから最短で内定につなげる方法
このように、「スカウトメールには過度の期待をすべきではない」というのが実際のところです。
しかし、スカウトメールが採用のきっかけになるケースがあることも事実です。
重要なことは、スカウトというチャンスを上手に採用につなげるためのポイントを知っておくことです。
↓スカウトメールから内定につなげる可能性を高めるには、以下の3つのポイントを押さえて選考に進むと良いでしょう。
スカウトを内定につなげるには?
- 採用可能性の高いスカウトを見極める
- 会社側の「求めている人物像」を理解する
- 志望動機は1社ずつオリジナルで作成する
1.採用可能性の高いスカウトを見極める
第一に重要なことは、
- 「採用可能性の高いスカウトメール」と、
- 「採用可能性が低いスカウトメール」
の2つをきっちりと見分けることです。
↓それぞれのスカウトメールの例文を紹介しましょう。
採用可能性の高いスカウトメールの例文
鈴木様(あなたの名前)のご経歴を拝見いたしました。
本案件は、特にA社で経験された○○の業務経験を強みとして活かすことができる案件でございます。
弊社からのご紹介による入社実績もありますので、求人票に記載されていない情報もお伝えすることができます。
応募期限は4月13日17時までとなっております。ぜひ検討くださいませ。
↑このように、あなたの過去の具体的な職歴に言及されているメールは採用可能性がかなり高いと言えます。
担当のエージェントが、かなりしっかりと情報を吟味(ぎんみ)してスカウトを送っていることがうかがえるからです。
わざわざこのような手間をかけてエージェントがスカウトを送るのは、採用につながる可能性がとても高いです。
このようなかたちでのスカウトの場合は、書類選考の通過率も高いといえるでしょう。
採用可能性の低いスカウトメールの例文
ご経歴を細かく拝見し、○○社のスカウトをさせて頂きました。
貴方様にピッタリな案件だと思います。
業務好調で優秀な方の増員を考えている企業です。
一度ご検討頂けると幸いです。
1つ目の「可能性の高いスカウト例文」と比較すると一目瞭然ですが、
こちらは誰にでもあてはまるような抽象的な内容しか書かれていません。
この手のメールはテンプレートで一括送信されているケースがほとんどなので、
スカウトだからといって特別扱いされることはないと思っておくのが無難です。
自分の経歴をすみずみまでしっかり見て送ってくれているか?をポイントに、採用可能性の高いスカウトメールを見極めるようにしてみてください。
2.会社側の「求めている人物像」を理解する
「採用可能性が高いスカウト」と思われるものを見つけたら、
次に会社側の求めている人物像を理解しましょう。
具体的には、求人票の「求める条件」のところにある、
「必須項目」と「歓迎項目(あればなお可)」をチェックしてください。
必須項目はすべて当てはまっていることが基本になりますが、歓迎条件も最低1つは満たしている方が良いでしょう。
必須項目であてはまっていないものがある、あるいは、歓迎条件で当てはまるものが1つもない…。という場合には、見送りも検討した方が良いかもしれません。
というのも、中途採用は基本的に即戦力採用になるからです。
簡単にいえば、採用された後、比較的短期間で結果を出す必要があると言うことですね。
入社してから「思ったよりハードルが高い」となると非常に辛い転職になります。
「ここなら活躍できそう」というイメージが持てる企業に優先的に応募することが、良い転職を実現するためのポイントです。
3.志望動機は1社ずつオリジナルで作成する
志望動機はテンプレで作るのではなく、1社1社カスタマイズして作成しましょう。
あなたが転職サイトにログインしていろんな企業の求人を見ているように、
企業側の採用担当者も転職サイトを見て、いろんな求職者の志望動機を読んでいます。
転職サイトが用意しているテンプレの内容しか書いていないことは採用担当者も見抜きますので、当然ながら書類審査の通過率は低くなってしまいます。
企業は「他の人ではなく、この人」と思えるような人材でなければなかなか内定を出しません。
また、職歴や希望条件がマッチしていたとしても、
入社意欲が低い人に対しては、「すぐに辞めてしまうかも」という懸念を持ちます。
これを避けるためにも、「他社ではなく、なぜその企業を志望するのか」をオリジナルの志望動機で書くことが大切です。
具体的であればあるほど志望度が高いと企業は感じますので、志望動機は熱い想いを持って語るようにしてください。