- コールセンターのSVに向いてる人ってどんな人?
- リーダーシップがないとダメ?
- オペレーターと役割はどう違う?
コールセンターのSVに向いてる人ってどんな人でしょうか?
オペレーターとして優秀な人が、
必ずしもSVとして優秀とは限らないのが難しいところですね。
この記事では、コールセンターのSVに向いてる人の性格的な特徴を解説します。
これからスーパーバイザーの仕事に挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
中途採用でコールセンター勤務10年目。
現場のオペレーターを経てSV業務を担当しています。
現場の全員がワークライフバランス重視で働けるよう奮闘中。
コールセンターSVに向いている人の性格的特徴5個

(コールセンターSVに向いてる人の性格的特徴5つ)
↓以下のような適性を持っている人は、
コールセンターのSVに向いてる人で可能性が高いでしょう。
1. 面倒見が良い人
仕事以外の場面でも「面倒見がいい」と言われるタイプの人は、
コールセンターのSVにも向いてると思います。
コールセンターは人の入れ替わりがかなり多い現場です。
新人オペレーターさんにはこまめな教育が必要ですし、
フォローをしてあげないとすぐに辞めてしまうことも多いですね。
面倒見の良いSVがついているかどうか?
で、コールセンターの現場の雰囲気はかなり違ってきます。

特に、アルバイトオペレーターの方は、
困った事があってもなかなか先輩に相談がしにくいものです。
SVの側からコミュニケーションを普段から取れば、
仕事がやりやすく結果として長く働いてくれます。
コールセンターでは、お客様との応対を毎日何件もこなすので、
オペレーターはクレームを受けたり、困った質問をされたりする事も多々あります。
その時に個々のオペレーターの技量に合わせた
臨機応変なフォローがサラッと出来る人はコールセンターのSVに向いています。
2. リーダーシップのある人
リーダーシップのある人はコールセンターのSVに向いている人です。
リーダーシップとは、現場の各メンバーの役割を明確にし、
厳しさと優しさを持って接することが出来る能力のことですね。
SVはオペレーターに対して目標値を達成させる事や、
応対品質を向上させる為のモニタリングや育成など、
マネジメント業務をする役割があります。

決められたルールを破るオペレーターには、
きちんと注意をしないといけません。
現場のみんなを同じ目標に向けて導く事が必要だからです。
また、ミスをして落ち込んでいるオペレーターに優しくフォローをし、
再発防止策を一緒に考えることもSVの重要な役割ですね。
厳しさと優しさを持ったスタイルを貫く人がSVに向いてる人と言えます。
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3. 冷静かつ論理的思考力をもって対応できる人
SVは常に冷静な対応が必要です。
コールセンターでは、クレームやトラブルがつきもの。
オペレーターは直接トラブルを受けて動揺しています。
そんな時に、SVが一緒になって慌てていては現場は混乱します。
(頼りないSVと酷評されるでしょう)
オペレーターだけで対処が出来ない場合には、代わりにSVが対応します。
冷静に対応すれば事態が早く収束しお客様もオペレーターも安心します。
常に冷静で的確な判断をする為には、論理的思考が必要になります。
というか、そもそも冷静に対処が出来ないSVは、見た事が無いです。
SVだけで対処が出来ない場合は、さらに上の上司につなぐという判断も必要になります。
こうした対処を冷静かつ的確に行うためには、論理的思考力がたいせつになるのです。
4. 素直でまじめな人
これは特に発信業務のコールセンターで、売上という「目に見える成果」を出す必要がある現場で重要な適性です。
会社の目標や、上司の指示を素直に聞き入れてコツコツ真面目にこなす事で、成績は上がります。
また、周囲の仕事ができる人の良いやり方を真似る事で、成果が早く出せますよね。
目標達成にはスピードが何より大切なので、効率的に行うことも必須で、オペレーターも周りくどい説明をしていては、応対時間が長くなり非効率です。
応対履歴を残す際も、長々と入れず簡潔に入力する事で、作業効率は格段に上がりますよね。
簡単な事ですが、それが出来ない人は意外に多いものです。
目標値を早くクリアし、効率的に時間を意識する事で、人より多くの業務をこなす事が出来ます。
その結果として、経験値が人より増えるのでスキルが上がります。
身近にそういうお手本になるSVがいる事で、職場内の雰囲気が良い方向になりますよね。
サボってばかりのSVには、誰もついて行こうと思う人はいません。
その様な積み重ねで、お客様やクライアントだけで無く、職場の人からも徐々に評価されます。
結果として、真面目で素直な人はSVに向いてる人と言えます。
5. 人を育てることに興味がある人
人材育成が上手く出来る人は、SVは向いてる人と言えます。
コールセンターで、仕事が出来るオペレーターを早く育成する事が出来ると、会社の発展に繋がり、貢献できます。
人材育成はどの会社でも必須で、特にSVは新人や中堅社員の育成をしたり、社内研修の講師をする事もあり、人を育てる側の人材です。
どうしたら理解しやすく、作業や応対が自己完結が出来るようになるか?
不足しているマニュアルが無いか?
もっと効率化する余地は無いか?
常に試行錯誤する事に興味がある人は、
部下を一人前にし次世代のSV候補までも育成していく素質があります。
ただし、部下に任せずに、何でもSVが代わりにやってしまうと部下は育ちませんので、バランスが大切です。